敗軍の将 敗北を認めて支持者にあいさつするロムニー夫妻(7日、ボストン) Eric Thayer-Reuters 結局、共和党のロムニーに「人種バブル」は起きなかった。6日に投開票された米大統領選の出口調査結果によれば、ロムニーは白人票の59%を獲得した。目標とした60%に若干届かなかったものの、上々の出来だ。ただ白人票を60%獲得したとしても、一般投票数で勝利はできなかっただろう。 その理由はこれまで通り、共和党支持者に人種的な広がりがなかったからだ。極論すれば、ロムニーに投票したのは白人だけだった。 もちろん、すべてが白人だったというわけではない。ただロムニーの得票率は48・1%で、そのうち白人は42・5%。つまり、彼に投票した人の88%は白人だった。ちなみに黒人は2%、ラテン系は6%、アジア系は2%、そしてほかの人種はすべて合わせても2%だ。 一方、オバマに投票した有権者の内訳は白人
(CNN) 米大統領選で民主党のオバマ大統領に敗れた共和党のロムニー候補は米東部時間7日午前1時前(日本時間同日午後3時前)、ボストン市内で敗北を宣言した。 オバマ氏再選確実の報道が流れてから約1時間半の沈黙を破り、ステージに現れたロムニー氏。支持者らの拍手に笑顔で答え、オバマ大統領に電話で祝意を伝えたことを明らかにした。 ロムニー氏は続いて、副大統領候補のライアン下院議員やアン夫人ら家族、陣営幹部、さらに全米の支持者へ感謝の言葉を贈った。「私は米国を信じる。米国の人々を信じる」との言葉に、大きな拍手がわき起こった。 「私たちは精一杯闘った」と選挙戦を振り返り、「大統領として米国を率いることを強く望んでいたが、国民は別の指導者を選んだ。今は皆さんとともに、大統領と米国のために祈りたい。米国に神のご加護を」と、短いスピーチを結んだ。
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