大気中の熱を取り入れるヒートポンプ技術を活用したパナソニック(大阪府門真市)の家庭用高効率給湯機「エコキュート」の圧縮機が破裂し、部品などが飛び散る事故が相次いでいたことが24日、関係者への取材で分かった。同社は経済産業省に約103万台に上るリコール(回収・無償修理)をすでに報告しており、25日に公表する。 エコキュートは高い経済性と環境性が支持され、関西電力や補助金制度の後押しなどもあり急速に普及した。トップシェアを誇る同社製品の大規模リコールが市場に与える影響は少なくないとみられる。 リコールの対象となるのは、松下電器産業(現パナソニック)などが平成15年11月から昨年1月までに製造したエコキュートのヒートポンプユニット計208機種103万1587台。 関係者によると、昨年1月、兵庫県内でヒートポンプユニットの圧縮機が破裂し、圧縮機が収められた鉄製のカバーを突き破り、部品やカバーの一部
パナソニックは10月24日、地図情報を基に病院内を自動走行し、薬剤や検体を搬送する病院内自動搬送ロボット「HOSIPI」(ホスピー)を、10月に発売すると発表した。薬剤の検体や搬送に看護師の手をわずらわせる必要がなく、病院運営を効率化できるとしている。 目的地を指定すると、事前に入力された病院建物の地図情報を基に適切な走行経路を自分で計画・走行する。途中で患者や車椅子などに遭遇しても、障害物検知センサーシステムにより安全に回避できるという。自動ロック扉付きで、IDカードで解錠できる。 従来の自動搬送装置は、走行経路を決めるために床面にテープなどでガイドを設置する必要があったが、HOSPIは地図情報と環境認識で自動走行できるため、ガイドは不要。導入費用低減や導入工期の短縮が可能としている。エレベータの自動呼び出し・乗降機能も備えた。 安定した姿勢で搬送するため液体の泡立ちを少なく抑えられ、一
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