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とりわけ平成30年発売の最終作『X』で完結となったこの『ランス』シリーズは、第1作『Rance −光をもとめて−』が平成元(1989)年に発売されており、まさに平成という時代のパソコンブーム、PCゲーム業界の変化そのものを色濃く映している作品だと言えるだろう。 そして何より特筆すべき部分は、この『ランス』をはじめ、これらの人気シリーズすべての産みの親が、30年間ずっと開発チームのリーダーであり続けたことにある。 彼の名はTADA。コンシューマー市場にも、30年を超えて続く息の長い人気シリーズはあまり見ない。 TADA氏 それどころか30年売れ続けたシリーズを、ひとりの人物がずっと現場でコントロールし続けていた例はほかに類を見ない。個性的な世界観と、だれにも真似できなかった独自のゲームシステムの数々。 TADA氏の作品はいつも、遊び尽くせぬボリュームと中毒性の高いゲーム性を誇っていた。 たと
2000年代前半、株式会社アトラスは岐路に立たされていた。 『真・女神転生』シリーズでコアなファンがついていた同社だが、『真・女神転生』シリーズをもとにさらなるユーザーの獲得のため展開した『ペルソナ』シリーズと『デビルサマナー』シリーズは、コアな人気を得たものの、幅広いユーザーの獲得には苦戦していた。 ベテラン社員たちも次々と去っていき、同社のコンシューマーゲーム事業は大きな選択を迫られていた。 ※『ペルソナ3』……2006年7月にプレイステーション2向けに発売されたアトラスの『ペルソナ』シリーズ第3弾。学園都市を舞台に特殊能力「ペルソナ」を使う少年・少女たちの物語が描かれていく。 そんな中、2006年7月に発売されたジュブナイルRPG『ペルソナ3』は、発売当時から異質な雰囲気を放っていた。 色味を抑えられたアニメーションに、ラップ入りのクールなBGM。 ポップで軽やかでありながらも、底知
2001年12月6日、PlayStation2用ソフトとして発売された『ICO(イコ)』というゲームは、そのいまだかつてないほどに卓越したセンスでもって、多くのプレイヤーのみならず、国内外のゲームクリエイターにも多大な影響を与えたタイトルだ。 その後『ワンダと巨像』、『人喰いの大鷲トリコ』を手がけ、いまや日本を代表するゲームクリエイターのひとりである上田文人氏の才名を広く世に知らしめた傑作である。 上田文人氏 しかし、『ICO』の「どこがどう良いの?」と聞かれると、答えに窮してしまう方も少なくないはずだ。 「手をつなぐ行為がいい」「世界観がいい」「少年と少女の物語がいい」といった答えは、たしかに『ICO』の良さの一部ではある。けれど、そうした「要素」を数え上げていけば『ICO』の魅力をすべて語り尽くせるかと言われたら、そういうわけでもない。 こうして結局のところ、『ICO』の魅力を語ろうと
※この記事は2020年5月の遠隔取材をもとに構成しています。 また、一部写真は2019年に撮影されたものを使用しています。 「“楽しむ”んじゃなく、“楽しめる”ようにする。それが仕事」 そう不敵に笑うのは、北海道テレビ放送株式会社(HTB)クリエイティブフェローの藤村忠寿(ふじむら・ただひさ/@fujiyansuidou )さん。人気番組『水曜どうでしょう』(以下、どうでしょう)チーフディレクターとして、「藤やん」の愛称で番組ファンから絶大な支持を得ています。 『どうでしょう』は北海道のローカル番組ながら日本全国、ときに海外でもロケを敢行し、「サイコロの旅」「ヨーロッパ20ヵ国完全制覇」など名企画を連発。全国放送されただけでなく、DVDやオリジナルグッズの販売、イベント開催など、番組のコンテンツビジネス化にも先鞭をつけました。そして、大泉洋さんはじめとした「TEAM NACS※1」のメンバ
東京・立川を拠点に起業に関連したさまざまなイベントを開催しているStartup Hub Tokyo TAMA。本記事では、『秒で使えるパワポ術』『秒で伝わるパワポ術』の著者で、シリョサク株式会社代表の豊間根青地氏が登壇したイベントの様子をお届けします。今回は、資料作成で重要な「問いの立て方」が語られました。 前回の記事はこちら 「プレゼンテーションはプレゼント」 豊間根青地氏(以下、豊間根):今から3つのステップを6つに分解して、具体的にお話ししていきます。①「問いの立てる」と②「答えを整理する」と③「伝わりやすくする」ですね。問いを立てるを2つに分解して、答えを整理するは1個でシンプルにして、伝わりやすくするを3つにしています。 問いの立て方や答えの整理も、突き詰めるとめちゃくちゃ長い話になるんですけど、今日はけっこうさらっといきます。どっちかというと、伝わりやすくするに主眼を置いた時間
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SF作家・樋口恭介さんに聞く、SFプロトタイピングのいま 「パワポで企画書を作る」が「SFを書いて見せる」になる?:「SFプロトタイピング」で“未来のイノベーション”を起こせ!(1/3 ページ) こんにちは。SFプロトタイパーの大橋博之です。 この連載では、僕が取り組んでいる「SFプロトタイピング」について語ります。SFプロトタイピングは、SF的な思考で未来を考え、実際にSF作品を創作して企業のビジネスに活用することです。 今回は、早くからSFプロトタイピングに着目し、SFプロトタイピングの解説書「未来は予測するものではなく創造するものである」(筑摩書房)を刊行したSF作家の樋口恭介さんに、SFプロトタイピングの現在地についてお伺いしました。 樋口恭介(SF作家) 1989年、岐阜県に生まれる。早稲田大学文学部卒。卒業後、ITコンサルタントとして外資系企業に勤務。17年に発表した「構造素子
――まずは『エルシャダイ』をNintendo Switchに移植することにした経緯を教えてください。 竹安2021年にPC(Steam)版にて、HDリマスター版を発売しました。正直、そこそこの売り上げを記録することができました。その上で、ユーザーから「Nintendo Switch版は発売しないんですか?」、「家庭用ハードでも遊びたい」という声を強くいただいたのが発端です。 Nintendo Switchでのゲーム開発は昔少しだけ関わったことがありますが、それは会社に在籍していたころの話でして。会社の中で開発するのと、個人で開発するのは、話が大きく違います。本当にゼロからNintendo Switch向けにゲームを開発できる環境を作る必要があったので、「どうすればいいんだろう?」と考えていました。 ――そこからどのようにして、移植につながったのでしょうか。 竹安今回メインプログラマーを担当
それは、ひとりの若者の熱い思いから始まった。 彼が憧れた男の名は野村哲也。『キングダム ハーツ』をはじめ、数多くのゲーム開発に携わるゲームクリエイターだ。 その若者は、野村氏がこれまで手がけた作品に影響を受け、リスペクトを抱き、ついには野村氏が手がけた作品と彼自身が手がける作品とでゲーム内コラボを実現した。 若きクリエイターの名は礒部たくみ。2024年7月24日発売予定の渋谷を舞台としたフリューのアクションRPG『REYNATIS/レナティス』の企画原案・プロデュース・ディレクションを務める。 コラボするタイトルは、同じ渋谷を舞台とする2021年7月27日に発売されたスクウェア・エニックス制作のアクションRPG『新すばらしきこのせかい』。 画像は「『REYNATIS/レナティス』×『新すばらしきこのせかい』コラボ Trailer」よりフリューとスクエニ。今回のコラボは、家庭用ゲーム同士では
第3回「日本格ゲーメーカー連合会」レポート。F2Pや“2Dと3Dの違い”に関する議論,鉄拳の企画書が蔵出しなど濃密な2時間に ライター:箭本進一 格闘ゲームメーカーからキーマンが集うトーク番組「日本格ゲーメーカー連合会」の第3回が,2022年3月21日にオンライン配信された。この日は「F2Pについて」「2Dと3Dの良さと苦労」「他社から見た格闘ゲームの看板タイトル」といったテーマについてのトークを展開。加えて,メーカー各社のお宝対決では,「鉄拳」が現在の形になる前の,セイウチ男やヨガの美少女が登場していた企画書などが披露された。 「第3回 日本格ゲーメーカー連合会」出演者一覧 ・セガ 青木盛治氏(「Virtua Fighter esports」チーフプロデューサー) ・アークシステムワークス 石渡太輔氏(「ギルティギア」シリーズゼネラルディレクター) 片野アキラ氏(「ギルティギア ストライ
僕は先輩の教えで成り立っている 企画書は『結起補補(けっきほほ)』 仕事は早くなったけど人間味に欠ける 会社の看板で話をするんじゃないよ! その頃の思い出文房具はこの3点です あわせて読んで欲しい文房具ブログ 僕は先輩の教えで成り立っている 今年の夏も真っ盛りです。体力のない僕はとてもではないですが、外に出られない状態です。僕は日差しに弱いので、日焼け止めクリームと日傘を持ち歩いて対策してます。なんとか今年もこの夏の日差しと暑さをやり過ごせると良いなぁと思ってます。 息子が最近「読んでおくと良い本はない?」と、僕に聞いてきます。なかなか一冊に絞れないのですが、今まで読んだ本の中からオススメしたい本をチョイスして渡しているのですが、僕にもこういう父親や先輩がいたら楽しかっただろうなぁと羨ましいです。 でも、今までのことを振り返ってみると、ずいぶんと先輩方に教えられたり助けたれたりしました。今
◆同人誌名◆ 「80年代アニメを観てください!! ~80年代アニメを無理やり観せて感想を聞いてみた~」 ◆趣旨◆ 80年代アニメを当時の価値観や流行、センスを「共有していない」と思われる10代から20代に鑑賞してもらい感想を聞く。もちろん現在様々な手段で80年代アニメを視聴可能である中10代から20代と言っても80年代アニメについての知識や関心にはグラデーションがあると思われる。そうした状況の中で30年以上前のコンテンツが「刺さる」ものなのかどうか実際にコンテンツを鑑賞してもらい感想を確認してみたい。また80年代コンテンツに対する関心についても感想を聞きたい。 ◆方法◆ 調査対象者をネットなどで募ることとしたい。 調査対象者には当方から提示したアニメについて感想を聞く。提示するアニメの選定は完全に自分の趣味にて行う。歴史的価値や文化的な位置づけについては考慮しない。また「調査票」をこちらで
【Ayaseの "要約能力" のすごさ】「勇者」「アイドル」「祝福」……企画書や読書感想文が苦手な人はYOASOBIを聴け! 【Ayaseの "要約能力" のすごさ】「勇者」「アイドル」「祝福」……企画書や読書感想文が苦手な人はYOASOBIを聴け! YOASOBI 「勇者」「アイドル」「祝福」……曲名なぜ短い? AyaseがYOASOBIの楽曲で発揮する稀有な才能 「勇者」「アイドル」「祝福」…企画書や読書感想文が苦手な人はYOASOBIを聴け! 『葬送のフリーレン』第1期OPテーマ「勇者」 『推しの子』第1期OPテーマ「アイドル」 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第1期OPテーマ「祝福」 YOASOBI・Ayaseの "要約能力" のすごさ YOASOBI 「勇者」「アイドル」「祝福」……曲名なぜ短い? 2023年は、YOASOBIにとってまさに大躍進の年だった。 2019年にリリース
まえがき上場企業などの成熟した大組織において、「新規事業」の重要性が叫ばれ始めて、もう数年が経つ。米中のテクノロジー企業のマーケットキャップが急激な上昇を続ける一方で、日本企業は平成の30年間でその勢いと存在感を失いつつある。 「このままではいけない!」 こうした経営層の危機感のもと、数年前から「イノベーション推進室」「新規事業企画室」「デジタル事業推進室」といった名称の部門が相次いで立ち上がった。スタートアップイベントや展示会に参加したり、オープンイノベーションを開催してベンチャー企業からの事業提案を募集したり、シリコンバレーや深センに訪問したり... こうした部門は日々、情報収集に明け暮れている。 しかし、これももう限界だろう。当然だが、情報収集ばかりしていても何も生まれない。自らの進むべき方向性や事業仮説を定義しない限り、自社における事業開発はおろか、業務提携やM&Aも十分に機能しな
アイデアを出したり、書類のたたき台を作成したりする工程は、ChatGPTの得意とする作業だ。もちろん企画の独自性を追求するには、生成AIを頼らず自力で練りあげる方がベターだろうが、急ぎでたくさんの企画を出さなければならないときには、ChatGPTでひな型を作成する工程が作業能率アップの助けになるかもしれない。 ここでは仮想の企画案を作ることを目的に、ChatGPTを使う流れを3つのステップでチェックしていこう。 STEP1:企画のネタを出してもらう まず、企画の元になるネタが思い浮かばない場合には、ChatGPTに直接聞いてみるのが良いだろう。例えば、「2024年後半に売れそうなムックの企画を3つ考えて」と質問すると、ChatGPTが具体例を考えてくれる。 もちろん、ChatGPTはあり得そうなテキストを並べているだけで、これらの回答に「2024年に売れそう」という根拠はさほど期待できない
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