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出版・書籍の検索結果1 - 40 件 / 229件

  • 出版業界事情:2大取次が本業で赤字 出版流通の危機が深刻化 永江朗 | 週刊エコノミスト Online

    2大取次の日販(日本出版販売)とトーハンの2023年度決算が発表された。日販は減収減益の赤字決算、トーハンは減収増益の黒字決算ではあるが、両社ともに本業である取次事業は赤字だ。 日販は「課題とその背景」として、①書店売り上げの減少、②コスト効率の悪化、③運賃の上昇を挙げている。なかでも書店売り上げの減少の背景には、店頭売り上げの減少や書店閉店の加速だけでなく、客数の減少がある。同社のPOSシステム導入店舗約300店の実績で見ると、新型コロナウイルス流行前の2019年を100とした場合、23年は75.6%と大きく減少している。客単価は107.7%に上昇しているものの、到底客数減をカバーできるものではない。消費者の書店離れが急速に進んでいる。 日本の近代出版流通は取次を中心に動いてきた。毎日発行される雑誌も書籍もコミックも、そのほとんどは出版社から取次を経由して書店に運ばれ、売れ残ったものも取

      出版業界事情:2大取次が本業で赤字 出版流通の危機が深刻化 永江朗 | 週刊エコノミスト Online
    • 特別調査委員会による調査報告書公表および映像化指針策定のお知らせ | 小学館

      2024年1月、漫画家・芦原妃名子先生が逝去された事につきまして、改めてお悔やみを申し上げます。また、ご遺族にも深く哀悼の意を表します。 当社は、芦原妃名子先生に関する一連の事案について、事実関係の調査、問題点の洗い出し、必要な改善策提案を目的として、弁護士を含む特別調査委員会を設置し、調査を行ってまいりました。 この度、特別調査委員会より報告書を受領いたしましたので、その概要と、報告書を受けて当社が作成した映像化指針を下記のとおりお知らせします。調査にご協力をいただいた日本テレビの皆様はじめ関係者の皆様には、厚く感謝申し上げます。 報告書の公表は、当該事案関係者への批判を意図しておりません。関係者個人への誹謗中傷は、厳に慎んでいただきますようお願い申し上げます。 なお、公表する報告書は、関係者のプライバシー配慮及びその保護、機密情報保護のため、部分的な非開示措置をとっています。 PDF1

      • もっと調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス2 | 皓星社(こうせいしゃ) 図書出版とデータベース

        本書の使い方 第1講 NDLデジタルコレクションは国会図書館のDXである 第2講 国会図書館にない本を探す法 第3講 リニューアルされたNDL サーチを使ってみる 第4講 デジコレの2022 年末リニューアルをチェック! ファミリーヒストリー編 第5講 デジコレの2022 年末リニューアルをチェック! 官報編 第6講 ネット上で確からしい人物情報を探すワザ 現代人編 第7講 推し活! アイドルを調べる 第8講 小さなお店の歴史を調べる ある模型店を事例とした生活史 第9講 分類記号(NDC)を使って戦前の未知文献を見つける 第10講 予算無限大の理想のコレクションから、現役のレファ本を見つけるワザ 第11講 洋書はCiNii。それって常識? 出たはずの本を見つける 第12講 風俗本(成人向け図書)を調べるには 国会図書館の蔵書を中心に 第13講 「ナウい」言葉が死語になる時 第14講 言葉

          もっと調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス2 | 皓星社(こうせいしゃ) 図書出版とデータベース
        • 中年以降の人生を考えるための5冊 - phaの日記

          今までずっと、ひたすらラクなことや楽しいことだけをやって生きていきたいと思っていたのだけど、40歳を過ぎた頃から、今までのやり方ではいろいろと行き詰まってくるようになってきました。何をやってもそんなに楽しくない。これからの人生はずっと下り坂が続いていくのだろうか。人生、長過ぎるな……。 そんな感じの中年で思ったあれこれについて書いた新刊が6月5日に出ます。僕の今までの人生を総括するような本になったと思います。 パーティーが終わって、中年が始まる 作者:pha幻冬舎Amazon 目次 本の発売にともなって、「中年以降の人生を考えるための選書フェア」として、僕が好きな本を5冊を選んでみました。初めての中年や老年を、先人たちの知恵を参照しながらなんとか生き抜いていきたいと思っています。 この選書は、僕がスタッフをやっている東京・高円寺の蟹ブックスという書店で展示する予定です。この内容(選書・コメ

            中年以降の人生を考えるための5冊 - phaの日記
          • V林田『麻雀漫画50年史』(文学通信)

            文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社 日本語・日本文学の研究書を中心に、人文学書全般を刊行する出版社、文学通信のブログ。 文学だけにこだわらず周辺領域も含め、意欲的に刊行していきます。 出版活動と同様に、webでも積極的に活動することで、多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出していきたいと思います。 〒113-0022 東京都文京区千駄木2-31-3 サンウッド文京千駄木フラッツ1階101 電話03-5939-9027 FAX03-5939-9094 info@bungaku-report.com インボイス登録番号:T4011501023591 Tweet Share on Tumblr 5月下旬刊行予定です。 V林田『麻雀漫画50年史』(文学通信) ISBN978-4-86766-049-2 C0076 四六判・並製・564頁 定価:本体2,400円

              V林田『麻雀漫画50年史』(文学通信)
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              • Xユーザーの八木沢里志さん: 「初めまして、の方もいるかもしれません。小説家の八木沢里志と申します。 地味な作風のせいか、日本ではあまり知名度も人気もない(と自分で言うのも悲しいけど)けれど、欧米ではけっこう作品が愛されていて、イギリスの本のアカデミー賞と言われるBritishBookAwardsに現在ノミネートされています。…」 / X

                • 全社会人が読みたい「面倒なことはChatGPTにやらせよう」|asano

                  これは全社会人が読んで得をする書籍ですが、特に「パソコンが得意ではない社会人の方」が読むと一番効用が大きいように思いました。 また、私自身IT業界で働いていて世間一般的には「パソコンが得意な人」だと思いますが、それでも知らなかった使い方もたくさんあり学びが多かったです。 この書籍の推しポイントやりたいことベースで書いてある 日常のあらゆる面倒なことに手が届く パソコン触りたての人がつまづきそうなポイントへのフォローが丁寧 (例:ChatGPTはShift Enterで改行できる、など) 試行錯誤のうえのプロンプト(=AIに対しての指示)が載っているので出力が安定している (※ ChatGPTをはじめとしたLLMは同じ入力でも毎回出力変わります。また、ちょっと言葉が足りなかったりするだけで意図しない出力が返ってきますがそのあたりへの気配りが非常に丁寧です) 著書の専門性が高い(Kaggle

                    全社会人が読みたい「面倒なことはChatGPTにやらせよう」|asano
                  • 漫画家が出版社に搾取される時代が始まっている|新條まゆ@『虹色の龍は女神を抱く』連載中!

                    「搾取」この言葉を使うことに抵抗がなくはないですが やはりそうとしか考えられない現状です… もちろん現場の人は誰も悪くないのですが 悪しき慣習が漫画家の首を締めています。 普通の方々でも結構知ってる数字かとはと思いますが 漫画家が貰える印税率は10%です。 これは紙の漫画の印税率です。 まだ漫画がデジタルじゃなかった頃 漫画家は漫画を読者に届けるにあたって 写植も打てなければ、印刷もできない。 書店との交渉事や販売数も把握できないし 在庫管理もできなかった。 つまり、漫画が漫画本として世に出るために 漫画家 編集者 写植屋 印刷会社 書店取次業者 書店 倉庫管理業者 少なくともこれだけの業者が関わらんないと 本が出せなかったのです。 その、漫画家ができない仕事を 各業者に振り分けて仕事を依頼し かつ、円滑に進め、さらに販売促進、売上の分配などを 一手に担っていたのが 出版社という存在です。

                      漫画家が出版社に搾取される時代が始まっている|新條まゆ@『虹色の龍は女神を抱く』連載中!
                    • 河出書房 『DJプレミア完全版』 とWikipediaの不可解な相似について|Gen

                      ※ 2/10 更新、引用画像のページ番号など追加、直接本稿で言及している部分と関係のない箇所はトリミングしました。 ※2/25 更新、追記を追加しました。 はじめに先月26日に『DJプレミア完全版』(DAWN編)という書籍が河出書房新社より発表された。あいにく筆者は現在米国在住のため、入手が難しい和書にあまり興味を抱いていなかったのだが、ネット上の反応を見聞きするとなかなか厳しい内容になっているようだ。特にDJたちの評判が芳しくないようで、今回とある義憤に駆られたDJの方に本書を送付していただいたので、なにが問題なのか実際の紙面を踏まえて確認してみることにした。なお、本稿では各リヴューの内容や是非といった原稿の評価はしていない。 前提そもそも一般的なディスクガイドでは、掲載音源は初出となる作品から紹介するのが通例だと思われる。つまり、再発や再録より、発表時期の早いオリジナルの作品をなるべく

                        河出書房 『DJプレミア完全版』 とWikipediaの不可解な相似について|Gen
                      • The biggest sci-fi/fantasy award has been accused of censorship, and the situation is a mess

                        Graphic: Matt Patches/Polygon | Source images: Chengdu Worldcon; HarperCollins Publishers; Penguin Random House; Netflix; Getty Images Hugo Awards under fire over censorship accusations, and SFF writers want answers The 2023 awards, held in China, saw several nominees mysteriously declared ineligible The science fiction and fantasy literature community is in uproar this week after the release of t

                          The biggest sci-fi/fantasy award has been accused of censorship, and the situation is a mess
                        • 新再刊『映画秘宝』における2021年DM問題の件についての不祥事謝罪ならびに今後の活動につきまして改めてのご報告(一部訂正) – オフィス秘宝 公式ブログ

                          雑誌「映画秘宝」の編集を担当しておりました、合同会社オフィス秘宝(以下「弊社」とします)代表の田野辺尚人です。 2021年1月末に発覚した弊社前代表社員Iによる悪質ダイレクトメッセージ送付行為につき、これを受信された方に多大なご迷惑をおかけしたことを、改めてお詫び申し上げます。 また「映画秘宝」誌(以下、「小誌」とします)をご愛読いただいていた皆様にも、今回の不祥事についてお詫びいたします。 ダイレクトメッセージを受信された方(以下、「DM受信者の方」とします)とは不祥事の発覚以来、弊社および小誌発行元の株式会社双葉社が、各々の代理人を通して協議を行っておりました。経緯説明とお詫び、再発防止のお約束をもって、弊社は21年8月、双葉社は22年12月に、DM受信者の方とは合意文をかわし、弊社は謝罪を行い慰謝料を支払いました。とはいえ、この合意によって弊社の謝罪が終わったわけではありません。二度

                          • 一介の漫画オタクが月刊誌で連載してみた打ち切り考察|日高十三男

                            はじめに ジャンプSQ.という月刊誌で『有限世界のアインソフ』という漫画を描いていた、日高十三男という者です。これが初めての連載で、世の多くの漫画がそうなるように、打ち切りになりました。全11話なので、まあ短かったですね。商業作品である以上、仕方のないことですし、総じて自分の力量不足だったなぁとも思うので、めっちゃ悔しいですが、特に恨みはないです。 こんな漫画を描いていたよ(^ω^) (画像クリックでAmazonに飛びます) ただ、連載を始めるまでにやっておけば良かったなぁと思うこともあったので、漫画家志望の方(特にジャンプSQ.という雑誌で連載を目指している方)に、私の経験が少しでも参考になればと思ってこの文章を打っています。あと、別に漫画を描かない方にも、打ち切りを食らうタイミングとか知ってもらえたらいいかなぁと思って……(ツイッターなどでは既出の情報ですが)。 それから、『アインソフ

                              一介の漫画オタクが月刊誌で連載してみた打ち切り考察|日高十三男
                            • ジャンプにつづき、ヤングマガジンが原稿料を公開…その意図と「衝撃の経緯」(現代ビジネス編集部) @moneygendai

                              講談社が週刊で発行する青年漫画雑誌「週刊ヤングマガジン」が新連載・初掲載された場合の原稿料や連載に関する流れなどを1月5日発売の同誌に掲載した。 公開された原稿料はモノクロ1ページあたりで14300円(税込)以上、カラーページでは1ページあたり28800円(税込)以上として、他にも同誌が手がけるWebコミック配信サイト「ヤンマガWeb」や「月刊ヤングマガジン」、講談社発のWebコミック配信サイト「コミックDAYS」の原稿料もあわせて公開した。 漫画業界で出版社が原稿料を公開することは異例のことで、昨年11月にも大手出版社である集英社「週刊少年ジャンプ」が他雑誌連載経験者を対象とした連載・掲載説明会で原稿料や連載までの過程を公開し、話題を集めた。 今回の発表に関してヤングマガジンの編集者は 「作家の皆さんがヤングマガジンに興味を持つきっかけになればと思い、原稿料を公開することを決定いたしまし

                                ジャンプにつづき、ヤングマガジンが原稿料を公開…その意図と「衝撃の経緯」(現代ビジネス編集部) @moneygendai
                              • 今年(2023年)おもしろかった本を一気に紹介する。 - 基本読書

                                今年おもしろかった本を一気に紹介します。大きめの書店が次々閉店し、人手不足や配送の問題もあって出版的には厳しい時期が続くがおもしろい本は依然として絶えない。あとゲームもいっぱいやったので、本だけでなくゲームも合わせて振り返っていこう。いつもは長くても5000文字ぐらいだが、今回は試しに合計1万文字以上書いてみたので、よかったら目次から興味あるやつにとんで読んでみてください。 SFを紹介する キム・スタンリー・ロビンスン『未来省』 N・K・ジェミシン『輝石の空』 ローラン・ビネ『文明交錯』 シーラン・ジェイ・ジャオ『鋼鉄紅女』 ジョン・スコルジー『怪獣保護協会』 『宇宙の果ての本屋』 ジョン・スラデック『チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク』 酉島伝法『奏で手のヌフレツン』 川端裕人『ドードー鳥と孤独鳥』 斜線

                                  今年(2023年)おもしろかった本を一気に紹介する。 - 基本読書
                                • 藤沢製本は「製本」をやめます──60年続けた本業を撤退した話(1)|藤沢製本

                                  京都での創業から、今年で60年。“強くて、美しくて、使いやすい”本作りを出版社と一緒に追い求めてきた『株式会社藤沢製本』は、2023年11月末をもって、工場の製本ラインをすべて停止しました。 紙の出版物の市場が年々縮小していくなか、6年ほど前に経営危機を迎えた藤沢製本。そこから「従来の受注・生産体制を見直す」「拠点を滋賀に集約する」など、できる限りの業務改革を行ったつもりでしたが、本業で未来が開けるほどの状況には至らず、製本屋でありながら祖業でもあり本業でもある「本作りから撤退する」という結論を出すことになりました。 今までお世話になった方、たくさん相談に乗ってくださったみなさまに、まずは感謝をお伝えします。その上でこのnoteでは、製本事業を退く経緯や感じていた構造的な問題、ここ数年で見つめ直してきた「藤沢製本としてのアイデンティティ」のありか、私たちが今後何を引き継いでいくかなどを、数

                                    藤沢製本は「製本」をやめます──60年続けた本業を撤退した話(1)|藤沢製本
                                  • 面白かった本2023 - phaの日記

                                    今年もなんとか年末までたどり着きましたね。毎年書いている今年面白かった本を紹介する記事です。 今年は本屋(蟹ブックス)で働き始めたということもあって、今までよりも幅広い本を手に取った一年だったように思います。あと、去年はなぜか短歌くらいしか読めなくなっていたけど、今年はエッセイとかをまた楽しく読めるようになってきました。うれしい。エッセイを書く気力もわりと戻ってきたので、2024年はまたエッセイ本を出したいなと思っています。まあ、できる範囲でやっていきたいですね。無理せず、死なないように。 マンガ 鶴崎いづみ『私のアルバイト放浪記』(観察と編集) 大山海『令和元年のえずくろしい』(リイド社) 大白小蟹『うみべのストーブ』(リイド社) 坂上暁仁『神田ごくら町職人ばなし』(リイド社) 岩波れんじ『コーポ・ア・コーポ』(ジーオーティー) 新井英樹『SPUNK - スパンク!』(KADOKAWA)

                                      面白かった本2023 - phaの日記
                                    • 『土偶を読むを読む』出版後、四方山話|縄文ZINE_note

                                      今年(2023年)4月28日に出版された『土偶を読むを読む』。皆さんお手にとって頂けたでしょうか? 検証・批判する元本『土偶を読む』の存在を前提としているため、普通に考えると、非常に間口の狭い書籍であるにも関わらず、6月に2版、11月に2版2刷、実質3刷となり、部数も1万部を越えることができました。ひとえに読んでいただき楽しんでいただいた皆さんのおかげです。もちろん部数だけで言えば『土偶を読む』(現在9刷?)に今のところ全く歯が立ちませんしベストセラーとは言いませんが…。 この本の企画は簡単ではありませんでした、出版後に起こり得る状況がある程度想像できるだけに、何度も逡巡し、どう編集すればいいのか途方に暮れ、そもそも検証し反論するためにあらためて勉強しなければならないことの多さに、編集・執筆を始めてからも何度もイヤになっちゃったりしていました。 ですが、この年を振り返り、今となっては本当に

                                        『土偶を読むを読む』出版後、四方山話|縄文ZINE_note
                                      • 紀伊國屋じんぶん大賞2024 読者と選ぶ2023年の人文書ベスト30

                                        読者と選ぶ2023年の人文書ベスト30「紀伊國屋じんぶん大賞2024」 (2022年11月~2023年11月/第14回) 「読者の皆さまと共に優れた人文書を紹介し、魅力ある『書店空間』を作っていきたい」――との思いから立ち上げた「紀伊國屋じんぶん大賞」。おかげさまで、毎年たくさんのご応募と推薦コメントをお寄せいただいております。一般読者の方々からいただいたアンケートを元に、出版社、紀伊國屋書店社員による推薦を加味して事務局にて集計し、ベスト30を選定いたしました。 大賞『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』特別寄稿 小野寺拓也さん 「歴史研究者の仕事は、事実があったかなかったかを見極めて社会に提示すること。それ以降は人びとが各自で判断すればよい」。そう考える方は少なくないのではないでしょうか。確かに事実の確定は重要です。でもそれ以上に歴史研究者にとって重要な仕事は、その事実を「文脈の中

                                        • 学芸ノンフィクション編集部よりお詫びとお知らせ | KADOKAWA

                                          来年1月24日の発売を予定しておりました書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行を中止いたします。 刊行の告知直後から、多くの方々より本書の内容および刊行の是非について様々なご意見を賜りました。 本書は、ジェンダーに関する欧米での事象等を通じて国内読者で議論を深めていくきっかけになればと刊行を予定しておりましたが、タイトルやキャッチコピーの内容により結果的に当事者の方を傷つけることとなり、誠に申し訳ございません。 皆様よりいただいたご意見のひとつひとつを真摯に受け止め、編集部としてこのテーマについて知見を積み重ねてまいります。 この度の件につきまして、重ねてお詫び申し上げます。 2023年12月5日 株式会社KADOKAWA 学芸ノンフィクション編集部

                                            学芸ノンフィクション編集部よりお詫びとお知らせ | KADOKAWA
                                          • 【連載】中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第72回 日本最大の出版社KADOKAWA勃興秘話、編集人たちが創り上げたメディアミックス経営 | gamebiz

                                            【連載】中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第72回 日本最大の出版社KADOKAWA勃興秘話、編集人たちが創り上げたメディアミックス経営 角川書店とは捉えがたい会社である。国史国文の出版社として始まった国文学者角川源義の時代から、映画業界に旋風を巻き起こした長男:角川春樹の時代、そしてラノベやアニメ業界を創出していった次男:角川歴彦の時代。ここまでトップの経営ビジョンで大きく変化した出版社でありながら、2000年代にアニメ・ゲーム事業が広がり、2010年代にニコニコ動画のドワンゴまで経営統合し、その軌跡のなかで「メディアミックス」というマーケティング手法自体は学問の世界でも確立した一つのテーマにもなっている。その進化の過程を半世紀にわたって渦中でまわしてきた角川グループホールディングス(現KADOKAWA)元社長の佐藤辰男氏に話を伺った。 ■文芸・俳句短歌の中堅出版社角川が第二の雑誌ブ

                                              【連載】中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第72回 日本最大の出版社KADOKAWA勃興秘話、編集人たちが創り上げたメディアミックス経営 | gamebiz
                                            • 「ここをアジア文化のハブに」、中国独立系書店「単向街書店」が東京・銀座に海外1号店 | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

                                              中国の有名独立系書店「単向街書店」が8月26日、東京・銀座1丁目に海外初の店舗「One Way Street Tokyo」を正式に開業した。専門チームが丁寧にセレクトした中国語の書籍のほかに、日本語や英語の作品も取りそろえている。 単向街書店は、北京大学出身の知識人で作家やドキュメンタリー番組の司会者としても知られる許知遠氏が、志を同じくする十数人の友人とポケットマネーを出し合って設立し、2006年に北京市内に1号店をオープンした。当時の中国では、教育関連の本が並ぶ昔ながらの書店が依然として主流だった。そんな中、単向街書店は独自のセンスでセレクトした文化・美術・建築・都市関連の書籍を取りそろえて異彩を放っていた。当然、先進的なアイディアを追い求める若者たちから大きな支持を集めた。 2023年現在の単向街書店は、出版、オリジナルグッズの販売、ギャラリー、文化サロンなど複数の機能を備え、単なる

                                                「ここをアジア文化のハブに」、中国独立系書店「単向街書店」が東京・銀座に海外1号店 | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア
                                              • 出版業界は本当に斜陽? 本を“読む”ではなく“聴く”が若年層のスタイルに「このままいけば、電子書籍を猛追する可能性もある」

                                                ホーム 社会・経済 出版業界は本当に斜陽? 本を“読む”ではなく“聴く”が若年層のスタイルに「このままいけば、電子書籍を猛追する可能性もある」 出版業界に新たな風が吹き始めている。話題の電子書籍、電子コミックはもちろん、昨今では「音声で本を聴く」という形で本が読まれ始めているのだ。かつて目が悪くなった方やろうあ者向けのものが多かったが、現在では音声で読書を聴くことが新たな読書形態の一つになってきている。音声で本を楽しむことの反響とは実際どうなのか。オーディオブックの制作・配信元であるAmazonオーディブル(以後Audible)と刊行書籍を配信している早川書房それぞれに話を聞いた。 サブスクが起爆剤となって会員数が67%増 聴取時間は260%に Audibleが日本でサービスを開始したのは2015年。アメリカの本社を筆頭に、ドイツ・イギリス・フランス・オーストラリアに続いてのローンチとなっ

                                                  出版業界は本当に斜陽? 本を“読む”ではなく“聴く”が若年層のスタイルに「このままいけば、電子書籍を猛追する可能性もある」
                                                • AIによる「自動化」の背後に隠れて生み出された、大量の人間を必要とする仕事について──『ゴースト・ワーク』 - 基本読書

                                                  ゴースト・ワーク 作者:メアリー・L・グレイ,シッダールタ・スリ晶文社Amazon『ゴースト・ワーク』とまるでホラー小説のような書名だが、ノンフィクションである。「ゴースト・ワーク」とは本書の造語で、人工知能やウェブサイトの動作を支えている、見えづらい(あるいは、意図的に隠されている)裏側の人間の労働のことを指している。わかりやすい例でいえば、人工知能のモデルに学習をさせるために、猫の画像に猫のラベルを貼りつける、あるいはフェイスブックやインスタグラムやツイッターのようなSNSで、暴力的なコンテンツとAIが自動で判定したコンテンツが、本当にまずいものなのか、誤判定されたものなのかをチェックする仕事である。 GPT-3〜4の登場もあってAIの発展著しい昨今、AIは多くの人間の仕事が奪われると恐怖と共に語られることが多いが、まだまだ完全に人間の仕事を置き換えることは難しい。それは逆にいえば、「

                                                    AIによる「自動化」の背後に隠れて生み出された、大量の人間を必要とする仕事について──『ゴースト・ワーク』 - 基本読書
                                                  • 若者のライトノベル離れ 約10年で市場半減のショック(らんた) - カクヨム

                                                    シャレになって無いよね。実は2016年がラノベ市場第二ピークでライトノベル市場が半減するそうです。 ※2023年11月に2022年の市場額が判明し……2026年頃にラノベ市場額のピークから半減することがほぼ確定しました。このため2020年データから2022年データに変更し、記述内容(主にデータ)も変更しました。ラノベ文庫本に限ると毎年15~20億円も市場額が下落し……ラノベ文庫本市場のピークである2012年のピークから実に-62%(2022年)という悲惨な結果になりました。 ※しかも2009年のラノベ市場第一ピーク時(301億円)から約3分2(-30%)まで下落しました。 ※『約10年』というタイトルは2016年のラノベ市場第二ピーク時(284億円)から約10年でラノベ市場が半減するという…続きを読む

                                                      若者のライトノベル離れ 約10年で市場半減のショック(らんた) - カクヨム
                                                    • 少子化でも、作品の劣化でもない…「ラノベ市場」が10年で半分以下に衰退した“意外すぎる理由” | 文春オンライン


                                                       調 19987001419371436142021967141493647710202214 KADOKAWA
                                                        少子化でも、作品の劣化でもない…「ラノベ市場」が10年で半分以下に衰退した“意外すぎる理由” | 文春オンライン
                                                      • 講談社『週刊現代』で“パワハラ騒動” 新編集長就任で部員4名が「出社拒否」に労働組合も動き始めた | デイリー新潮

                                                        「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。

                                                          講談社『週刊現代』で“パワハラ騒動” 新編集長就任で部員4名が「出社拒否」に労働組合も動き始めた | デイリー新潮
                                                        • 「本の翻訳がいつまでも魅力的な仕事であってほしい」

                                                          金原瑞人 (翻訳家) Fair Trade Interviews Vol.1 掲載日: 2023年5月31日 聞き手・文字起こし: 早川健治 ——出版翻訳を始めたきっかけを教えてください。 金原 大学4年生、就職試験に落ちたとき、知り合いの先生から「大学院に来ないか」というお誘いがありました。おかげで法政大学英文学科の大学院へ進みました。その先生が子ども向けの本の翻訳をされていて、月1回で翻訳の勉強会もやってらっしゃった。5人か6人くらいの集まりだったかな。それに参加しているうちに翻訳の道に入ったという感じです。子どもの本から始まり、ヤングアダルトから一般書へと翻訳のジャンルが広がっていきました。もうひとつは、34歳で法政大学の教員になって、それからは二足のわらじで現在に至ります。『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』というエッセイ集に詳しく書いてます。 ——それは出版翻訳の道へ足を

                                                            「本の翻訳がいつまでも魅力的な仕事であってほしい」
                                                          • ビッコミ(ビッグコミックス)

                                                            SzNSWqwXWYvQs6cE9Agg4ppGLF8yrcbo SzNSWqwXWYvQs6cE9Agg4ppGLF8yrcbo 6b28f9d61062ad9db6eb963ffaf54b6a bigcomics

                                                              ビッコミ(ビッグコミックス)
                                                            • アフタヌーン作品の映像化と多様性問題|アフタヌーン編集部

                                                              noteの更新が少々滞りました。理由がありまして、大仰に言うとアフタヌーン編集部の労務状況改善の余波です。僕はデジタル全般に弱く、noteに文章をアップするなんて自分じゃできません。なので、ワープロで文章を書いてアフタヌーン編集部のNという若手にメールで送って、アップする作業をお願いしていました。そのNの3月の総労働時間が少々長いという報告が来て、Nに「何が負担になってる?」と尋ねたところ、「●●が大変だけど、あとはnoteだよ!」とキレられました。も、申し訳ない。やり方を習うことにして、Nをnoteアップ係から外すということをしておりましたら更新が滞ったという次第です。 さて、早いものでゴールデンウィークです。お伝えしているように4月期はアフタヌーン作品の映像化ラッシュ! アニメ『天国大魔境』、アニメ『スキップとローファー』、ドラマ『おとなりに銀河』、アニメ『おとなりに銀河』、ドラマ『波

                                                                アフタヌーン作品の映像化と多様性問題|アフタヌーン編集部
                                                              • 取材情報などの無断利用に抗議しました | お知らせ | 朝日新聞社の会社案内

                                                                朝日新聞社(代表取締役社長:中村史郎)は、講談社が発行した書籍「悪党 潜入300日 ドバイ・ガーシー一味」(以下、本件書籍)について、本社が著作権を有する原稿や退職者による在職中の取材情報の無断利用、誤った認識や臆測に基づく不適切な記述などの問題が認められたことから、著者である弊社元ドバイ支局長 伊藤喜之氏と発行元の講談社に対し、厳重に抗議するとともに、相応の対応を求める書面を送付しました。 退職者が在職時に職務として執筆した記事などの著作物は、就業規則により、新聞などに掲載されたか未掲載かを問わず、本社に著作権が帰属する職務著作物となり、無断利用は認めていません。 また、本件書籍の記述には、伊藤氏が在職中に取材した情報が多数含まれます。これらの情報は、本社との雇用契約における守秘義務の対象です。就業規則により、本社従業員は業務上知り得た秘密を、在職中はもとより、退職後といえども正当な理由

                                                                  取材情報などの無断利用に抗議しました | お知らせ | 朝日新聞社の会社案内
                                                                • 「この品切れ重版未定本を重版してくれ、全部買い取ってウチで売り切るから」 書泉グランデが強気すぎる重版実施→すぐに完売して話題に

                                                                  東京都千代田区神保町の書店「書泉グランデ」が、復刻を望まれていた品切重版未定本を力技で再重版に持ち込み、さらには完売させてしまった、という出来事が話題となっています。 タワーのように積み重なった『中世への旅 騎士と城』 書泉グランデは、株式会社書泉が神保町に構える大型書店。同社が重版にこぎつけたのは、長らく品切重版未定となっていた『中世への旅 騎士と城(H.プレティヒャ・著/平尾浩三・訳/白水社)』という書籍です。元はドイツで書かれた本で、内容は「中世ヨーロッパの世界観の解説」という専門書。これを日本語訳したものが前述の『中世への旅 騎士と城』で、1982年に発売されました。 重版までの経緯をツイートした作家のSOW(@sow_LIBRA11)さんによれば「この書籍に書かれた情報を基礎として、数多くの日本産RPGやファンタジー作品が創られた。影響を受けていない作品はほぼないと言い切れる、い

                                                                    「この品切れ重版未定本を重版してくれ、全部買い取ってウチで売り切るから」 書泉グランデが強気すぎる重版実施→すぐに完売して話題に
                                                                  • やさしいEPUB入門 - Tech Do | メディアドゥの技術ブログ

                                                                    メディアドゥでは、エンジニア有志によって執筆された【Tech Do Book】という合同誌を発行しています。 本日はその中から、Tech Do Book vol.1 【2章 やさしいEPUB入門】を紹介します。 はじめに 「電子書籍業界にいるにも関わらず、EPUBについて知らないのは、本格的にやばいのでは?🤔」 そう強く感じるようになったのは、メディアドゥがW3Cに加入してからです。 W3CとEPUBのつながりについては後述しますが、国際標準規格となっているEPUBについて知ることで、 会社や、電子書籍業界の動きをより面白く感じられるのではないかと考えています。 しかし、インターネットで情報を調べても情報は少なく、欲しい情報がなかなか得られません。 今回は、メディアドゥに在籍しているというメリットを活かし、今までのEPUBの歴史や最新の情報について纏めてみました。 電子書籍とは まず初め

                                                                      やさしいEPUB入門 - Tech Do | メディアドゥの技術ブログ 
                                                                    • なぜ一見何の利益もない嫌がらせ行為を行う人間が存在するのか?──『悪意の科学: 意地悪な行動はなぜ進化し社会を動かしているのか?』 - 基本読書

                                                                      悪意の科学: 意地悪な行動はなぜ進化し社会を動かしているのか? 作者:サイモン・マッカーシー=ジョーンズインターシフトAmazon最近、仕事中のほとんどの時間は何らかのゲーム配信(最近はLeague of Legends)を垂れ流していることが多い。人気のストリーマーは数千、数万といった視聴者を集める。そうすると、一人用ゲームではない対戦系ゲームを配信で行っている配信者は、少なからぬ「嫌がらせ」行為に遭遇するものだ。 たとえば、配信者がゲームのマッチングを開始したのにタイミングを合わせてマッチング開始し、配信者とマッチングしたらその試合で通常ありえないえないゲームプレイをして負けに導いたり、挑発行為を繰り返したり、Apexのようなバトロワなら配信を見て位置を把握し集中攻撃をかけたりが行われるのである。 そうした悪意あるプレイヤーが、なぜ、自分にとってたいして利益があるようにも思えない悪意あ

                                                                        なぜ一見何の利益もない嫌がらせ行為を行う人間が存在するのか?──『悪意の科学: 意地悪な行動はなぜ進化し社会を動かしているのか?』 - 基本読書
                                                                      • 柔軟に変化していく、生物のような言語について──『言語はこうして生まれる―「即興する脳」とジェスチャーゲーム―』 - 基本読書

                                                                        言語はこうして生まれる―「即興する脳」とジェスチャーゲーム― 作者:モーテン・H・クリスチャンセン,ニック・チェイター新潮社Amazonこの『言語はこうして生まれる』は、その書名通りに言語がどのようにして生まれたのか。そして、一度生まれた言語はどのように変化していくのかについて、言語研究の歴史も辿り直しながら、最新の知見について語っていく一冊になる。 話し言葉は化石に残らないから、具体的にいつ人間が言葉を喋りはじめたと指定できるわけではない。本書では、言語はジェスチャーゲーム(言葉当て遊びであり、共同作業による即興ゲーム)なのではないかと提案し、それを支持する仮説や実証を紹介している。もう少し詳細に説明すれば、ジェスチャーゲームが常に共通の文脈、環境を頼りにして相手の意図を推し量り、意味とサインの繋がりを新しく創造していく過程と、言語の発生と発展の過程は同様のものになるのではないか、という

                                                                          柔軟に変化していく、生物のような言語について──『言語はこうして生まれる―「即興する脳」とジェスチャーゲーム―』 - 基本読書
                                                                        • ネトウヨを主人公に据えた“ヘイト本”は、なぜ自主回収されたのか - 清義明|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

                                                                          作家樋口毅宏氏の小説『中野正彦の昭和九十二年』(イースト・プレス社)が、発売前日になって出版社によって自主回収された。異例の事態である。 発売前日の回収ということは、すでに書店には配本されているタイミングだ。販売中止の連絡がすぐには反映されなかったのだろう、アマゾンや一部の出版社ではプレスリリースの後でもしばらくは購入することができた。(現在では売り切れ扱いである) この小説を読むことができた人は他にもいる。もともとは『メルマ旬報』というウェブマガジン(2022年11月に閉鎖)で連載されていたからである。まさかその連載当時の読者は、このような事態になるとは全く想像していなかったのではないか。 この小説が回収されたのは、版元の「刊行にあたっての社内承認プロセスに不備」と短く説明されている。だが実際のところはどうなのだろうか。この出版中止/自主回収に至る、なんともいえない複雑で皮肉な事情をまと

                                                                            ネトウヨを主人公に据えた“ヘイト本”は、なぜ自主回収されたのか - 清義明|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
                                                                          • 『ザ・パターン・シーカー──自閉症がいかに人類の発明を促したか』 if-and-then思考とハイパー・システマイザー - HONZ

                                                                            エジソンやビル・ゲイツもそうなのだという。あるいは、ピアニストのグレン・グールドや、バスケットボール選手のコービー・ブライアントも。彼らはみな「パターン・シーカー」、すなわちパターン探しの達人であると考えられる。そして、そのようなパターン・シーカーこそが人類の偉大な発明を導いてきたのだと本書は主張する。 本書の著者は、イギリスの著名な心理学者サイモン・バロン=コーエンである。彼が「パターン・シーカーこそが人類の偉大な発明を導いてきた」と言うとき、その意味するところはふたつある。ひとつは、上で述べたように、偉大な発明家の多くが卓越したパターン・シーカーであること。そしてもうひとつは、ヒトが身につけたパターン探しの能力こそが、ヒトの進化史において偉大な発明を導いてきたということである。 ならば、そのパターン・シーカーという特性はどのようなものだろうか。それは、簡単に言えば、一見しただけでは明ら

                                                                              『ザ・パターン・シーカー──自閉症がいかに人類の発明を促したか』 if-and-then思考とハイパー・システマイザー - HONZ
                                                                            • ツイッター生配信で著者へ「暴言」...出版社社長に抗議殺到 急きょ刊行中止&書籍制作業務を停止に(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

                                                                              出版社の西葛西出版(東京都江戸川区)は、サッカー紀行本『「推し」に押されてリトアニア』(著:五十嵐メイ氏)の出版を中止すると2022年10月26日に発表した。24日に行われたツイッターの生配信で同社の社長が著者に暴言を吐いたことで、視聴者から苦情が殺到。著者が自ら出版の停止を申し出た。 【写真】著者の五十嵐メイ氏 ■「暴言をぶつけ、また非常に強い口調で彼女を問い詰めた」 五十嵐氏はサッカーライターとして活動している。『「推し」に押されてリトアニア』は、五十嵐氏が応援するフットサル元日本代表・星翔太選手を追いかけ、21年にフットサルワールドカップが行われた東欧・リトアニアを訪れた際の体験をつづった本だ。書店での販売に先がけ、22年10月3日からクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で先行販売されていた。 22年10月24日、西葛西出版の中村慎太郎代表取締役と五十嵐氏による

                                                                                ツイッター生配信で著者へ「暴言」...出版社社長に抗議殺到 急きょ刊行中止&書籍制作業務を停止に(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
                                                                              • 『めぞん一刻』や『美味しんぼ』を手がけた小学館の伝説的漫画編集者・白井勝也氏に、元週刊少年ジャンプ編集長の鳥嶋和彦氏が訊く!──ライバル同士だった二人がいまこそ語る”編集者の役割”

                                                                                電ファミニコゲーマーではこれまで、『週刊少年ジャンプ』の編集者として『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』などを担当し、現在は白泉社取締役相談役を務める鳥嶋和彦氏をお迎えして、漫画について、そして編集者の役割について考える記事をお届けしてきた。今回の対談もまた、そうした試みのひとつである。 今回、鳥嶋氏とともにお話を伺うのは、株式会社ヒーローズ代表取締役社長で、小学館最高顧問(※取材時。現在は退任)の白井勝也氏だ。 白井氏は『週刊少年サンデー』『ビッグコミック』で編集者として活躍した後、『ビッグコミックスピリッツ』の創刊編集長に就任。『めぞん一刻』『美味しんぼ』『YAWARA!』など、数々の人気作を送り出して、同誌を今も続く人気青年コミック誌へと押し上げた人物だ。 『めぞん一刻』(画像はめぞん一刻〔新装版〕 (1) (ビッグコミックス) | 高橋 留美子 |本 | 通販 | Amazonより

                                                                                  『めぞん一刻』や『美味しんぼ』を手がけた小学館の伝説的漫画編集者・白井勝也氏に、元週刊少年ジャンプ編集長の鳥嶋和彦氏が訊く!──ライバル同士だった二人がいまこそ語る”編集者の役割”
                                                                                • 「少年ジャンプ」とは何か、なぜヒットを連発できるのか 少年ジャンプ+編集部が語る現在地|クリエイターエコノミーラボ

                                                                                  こんにちは、クリエイターのためのお金やキャリア、テクノロジーの事例について紹介する媒体「クリエイターエコノミーラボ」編集部です。 今回は、少年ジャンプ+編集部にご協力いただいての記事となります。 Web・アプリの漫画雑誌サービスとして、「ジャンプを超える」ことを掲げ、創刊から約8年の間、運営されてきた「少年ジャンプ+」。 編集部ではよりクリエイターの活躍の場を広げるため、積極的に新しいWebサービスを開発しており、そのための企画「ジャンプアプリ開発コンテスト」(編注:応募期限は9月16日。詳細は記事の最下部)が行われています。 その関連イベントとしてオンライン開催された「ジャンプのミライ2022」では、第一回として6月29日に、少年ジャンプ+編集長・細野修平さんと、同じく副編集長・籾山悠太さんによるアプリ開発者向けの講演が行われていたのですが……。 これが、クリエイターの人も読まないともっ

                                                                                    「少年ジャンプ」とは何か、なぜヒットを連発できるのか 少年ジャンプ+編集部が語る現在地|クリエイターエコノミーラボ