このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 電気通信大学の梶本研究室に所属する研究者らが発表した論文「LivEdge: Haptic Live Stream Interaction on a Smartphone by Electro-Tactile Sensation Through the Edges」は、ライブ配信者が反応した際の触覚をスマートフォンを介して提示する手法を提案した研究報告である。スマートフォンを握る手に、配信者の反応によって発生する触覚を電気刺激やバイブレーションで表現することで、多様な刺激を視聴者に与える。 ライブ配信では、視聴者とのコミュニケーションやインタ
「Docomoのネットワークに問題が発生」──米Nianticは8月4日、スマートフォンゲーム「Pokemon GO」のリアルイベント「Pokemon GO Fest 2023」について、このような発表をした。 「ウェルカムゲート」「チームラウンジ」「テックサポート」があるエリアで、ドコモの回線に問題が発生しているという。Nianticは公式Xアカウント(元Twitter、@niantichelpjp)で「ドコモユーザーは、各生息地(エリアごとの)の装飾近くに移動すれば通信が改善する」と案内している。 Pokemon GO Fest 2023は4日から6日までの間、大阪府の万博記念公園などで開催するリアルイベント。事前にイベント参加権を3500円で販売しており、4日時点で全て完売。購入したユーザーに対してスマートフォンのキャリアを尋ねるアンケートなども実施していた。 関連記事 「ポケモンG
Apple、Adobe、Pixar、Nvidia、AutodeskがAR加速を目指しOpenUSDアライアンス結成 米IT企業のPixar、Adobe、Apple、Autodesk、NVIDIAは8月1日(現地時間)、Pixarの「Universal Scene Description」(USD)技術の標準化、開発、成長を促進するためのアライアンス「Alliance for OpenUSD」(AOUSD)を結成したと発表した。Appleは、「OpenUSDは次世代AR体験を加速し、広範な空間コンピューティングアプリ開発に役立つ」と語った。 Pixarが開発した高性能3Dシーン記述技術であるOpenUSDは、既に映画コンテンツ制作の合理化などで採用されている。AOUSDの結成により、新たな業界やアプリのニーズを受け入れるコンテンツプラットフォームを目指す。 USDを使うと、Maya、Houd
スマホのARモードで遊べるTRPGプラットフォーム「Mirrorscape」オープンベータ版が登場 MRコンテンツを手掛けるMirrorscape社は、ARを活用したTRPGプラットフォーム「Mirrorscape」のオープンベータ版をリリースしました。iOSやAndroid端末でプレイ可能で、現時点では4,000人以上のアクティブユーザーがプレイしています。 「Mirrorscape」は複数人でTRPGを遊べるプラットフォームで、ARモードと3Dモードの2種類を実装。前者は、現実世界にコンテンツを表示可能。後者ではゲーム内でTRPG世界を探索することができます。各モードには、それぞれ主観視点モードが用意されており、キャラクター目線で冒険することもできます。 ARモードは野外でのプレイも想定しており、主観モードでは「ポケモンGO」のような視点になるそうです。 ゲームマスターには、ARを使っ
Unreal Engineフォトリアルなビジュアルと没入的体験を作り出す世界で最も高度なリアルタイム 3D 制作ツールです。 Unreal Engine 5機能紹介最新機能ライセンス オプションUnreal Editor for Fortniteその他の製品MetaHuman高忠実度のデジタルヒューマンを短時間で作成できるフレームワークです。 Twinmotionリアルタイム没入 3D ビジュアライゼーションを高速に、簡単に制作します。 Bridge by QuixelMegascans と 3D コンテンツ世界へのゲートウェイです。 RealityScan写真を高精細な3Dモデルに変換する3Dスキャンアプリです。
Home » AppleがVision Pro開発部門を「Vision Products Group」に改名。機能横断のプロダクト開発を継続か? AppleがVision Pro開発部門を「Vision Products Group」に改名。機能横断のプロダクト開発を継続か? Appleは「Vision Pro」開発チームを「Vision Products Group」と名付けたようです。米メディアBloombergが報じました。この独自チームはApple標準の機能別部門編成から独立し、今後も「Vision Pro」にフォーカスした開発を継続すると見られます。 (出所:Apple) プロダクト中心のチーム体制は異例 Appleの「Vision Pro」開発チームは「Technology Development Group」として2015年に設立されました。米メディアBloombergによる
スペースインベーダー45周年を記念して、Googleが日本のゲームメーカーであるタイトーやUNIT9と提携し、拡張現実(AR)でスペースインベーダーをプレイできる「スペースインベーダー ワールドディフェンス」を無料公開しました。 Google and Space Invaders launch an immersive AR game https://blog.google/products/google-ar-vr/space-invaders/ SPACE INVADERS: World Defense - Defend your neighborhood in augmented reality - YouTube 「スペースインベーダー ワールドディフェンス」はAndroidおよびiOS向けに無料で配信されているスマートフォン向けのアプリゲームです。「スペースインベーダー ワールド
タイトーは7月18日、現実世界に重なって現れるスペースインベーダーを倒して遊ぶARゲームアプリ「スペースインベーダー ワールドディフェンス」(iOS/Andorid)を公開した。 Googleの「Streetscape Geometry API」を活用し、現実世界の建物などと、ゲーム画面をARで融合。没入感あるゲームを楽しめるという。 プレイヤーは近所を探索し、発見したスペースインベーダーを倒すことでポイントを獲得する。 プレイ中に、現実世界の建物の周囲が塗りつぶされたり、ゲーム画面に現実の建物の輪郭だけが表示されるなど、リアルとバーチャルを融合した演出が行われる。 スペースインベーダーを多数倒すと、パワーアップのアンロックができたり、エリアごとのランキングに参加でたりする。AR自撮り機能で撮影したプレイ画像をSNSにシェアすることも可能だ。 Google Streetscape Geom
THE WORLD IS YOUR PLAYGROUND 誕生から45年の歳月を経て、スペースインベーダーが再び襲来! トップパイロットとして、最新鋭のスペースシップを操作し、この惑星を守るため次元を駆け抜けろ!最新のAR技術とGoogleのGeospatial Creatorを駆使し、現実世界を舞台にした壮大な冒険がいま始まる。 スペースインベーダーの襲来はすぐそこに。 全世界のさまざまな場所で、クラシックと新次元が融合した遊びを体験しよう! プレイヤーは、近所を探索し、発見したスペースインベーダーを倒すことでポイントを獲得します。より多く倒すことで特別なパワーアップのアンロックや、エリアごとのランキングに参加することができます。また、ARセルフィーにより撮影したプレイ画像をSNS上でシェアすることができます。 「没入型ARゲーム」を実現する Google ARCore Geospati
著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。 GoogleでAR/XRデバイス向けのOSおよびソフトウェアプラットフォームを担当していたシニアディレクターのマーク・ルコフスキー氏が、職を離れることをTwitterで明らかにしました。プロフィールは「Ex-Google」となっており、すでに退社したようです。 ルコスフキー氏はツイートで「ARのリーダーシップが最近変わったことや、Googleのコミットメントとビジョンが不安定なことが、私の決断に大きな影響を与えた」と述べています。 リーダーシップの変化といえば、GoogleでA
Apple初のARゴーグルである「Vision Pro」は、2024年初頭にアメリカで発売され、その後、2024年末までにその他の地域にも販売を拡大していくことが予定されています。そんなVision Proの「アメリカの次の販売地域」として、アジアやヨーロッパ、イギリス、カナダなどが挙げらており、日本向けのローカライズもすでにApple社内で行われていると報じられました。 Apple Vision Pro Headset to Launch in US Stores by Appointment - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-07-07/apple-vision-pro-headset-to-launch-in-us-stores-by-appointment Apple Vision Pro Likely
Appleが2024年に発売を予定しているARヘッドセット「Vision Pro」は、従来のVRヘッドセットのように専用コントローラーを使うのではなく、視線の動きや手の動きで操作できるデバイスになることが発表されました。Apple関連の情報に詳しいBloombergの記者であるマーク・ガーマン氏が、Appleが当初Vision Pro用のコントローラーを開発していたと語っています。 Apple AirPods Plans: Hearing Test, Body Temperature, Cheaper Models, USB-C - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/newsletters/2023-07-02/apple-airpods-plans-hearing-test-body-temperature-cheaper-models-u
AppleのVision Proは2024年前半にアメリカで発売されますが、3,499ドル(約50万円)という価格もあり、簡単に購入できる製品ではありません。米メディア9to5Macの編集者が、Vision Proは誰に有益なのか、どんな使い方に向いているのかを考察しているのでご紹介します。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. 約50万円と高価なAppleのVision Proは誰のための製品かを考察。 2. ビジネス用途では、工業デザインや建築デザイン、家具販売など。 3. 個人向けには、旅行、思い出の記録、ゲームなどが有力。 Vision Proは何に使えそう? Appleが「空間コンピュータ」として発表したVision Proを試したジャーナリストらは、高い解像度やスムーズな動作を賞賛していますが、3,499ドル(2023年7月2日の為替レートで約50万円)からという価格もあり
ポケモンGOの開発運営元 Niantic が、一部開発拠点の閉鎖と人員整理、一部ゲームのサービス終了・開発中止を公表しました。 今年1月に始まったばかりの『NBA All-World』はサービスを終了、テスト中だった『MARVEL World of Heroes』は開発を中止します。 開発プロジェクトの見直しに伴い、米国ロサンゼルスの開発拠点は閉鎖。グローバルで約230人を整理します。 理由は厳しいマクロ経済環境に対処し、現在のコアビジネスである自社ゲームおよびプラットフォーム、今後のMixed RealityデバイスやARグラスに向けた技術への投資を継続するため。 アップルを除く巨大テック企業のほとんどは直近で大規模なリストラを実施していますが、多くは新型コロナウイルスパンデミック期間中に大きく伸びた収益を根拠として積極的な拡大策を採った反動の側面があります。 ナイアンティックもパンデミ
ポケモンGOの開発および運営を行うNianticは、Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの発表を受け、自社の経営方針を大きく転換したことが明らかになりました。同社は、新規および今後のARゲームタイトルをすべてキャンセルするとのことです。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. ポケモンGOの開発および運営を行うNianticが、自社の経営方針を大きく転換した。 2. 同社は、新規および今後のARゲームタイトルをすべてキャンセルする。 3. 230人の従業員を解雇し、LAゲームスタジオを閉鎖するとのこと。 230人をレイオフ、LAスタジオを閉鎖 Nianticのジョン・ハンケ最高経営責任者(CEO)は本日、「モバイルゲームへの投資の焦点を絞り、当社のコアバリューであるロケーションとローカルソーシャルコミュニティを最も強く体現するファーストパーティゲームに集中する」と
「ポケモンGO」や「イングレス」、「ピクミン ブルーム」といった位置情報を用いたゲームの運営・開発で知られるNiantic(ナイアンティック)が、現地時間2023年6月29日に約230人の従業員を解雇することや、ロサンゼルスのスタジオを閉鎖すること、新規および今後のARゲームタイトルの開発を中止することを発表しました。 Niantic Organizational Update – Niantic Labs https://nianticlabs.com/news/organizational-update Pokémon Go Developer Lays Off 230 Employees, Closes LA Studio https://kotaku.com/niantic-layoffs-pokemon-go-marvel-world-of-heroes-1850591267 P
「ポケモンGO」のナイアンティック、スタジオ閉鎖-230人削減へ Cecilia D'Anastasio スマートフォンゲーム「ポケモンGO」を開発した米ナイアンティックは、ロサンゼルスのゲームスタジオを閉鎖し、プロバスケットボールNBAとスーパーヒーロー「マーベル」をテーマにしたタイトル2つを中止する。財務安定化を目指した取り組みの一環。 同社の広報担当者は29日、従業員全体の約25%に相当する230人の削減を明らかにした。 ナイアンティックはリリースを予定していた「マーベル・ワールド・オブ・ヒーローズ」の制作を中止し、今年1月にリリースされた「NBAオールワールド」を閉鎖する。 原題:Pokemon Go Maker Niantic Closes Studio, Cancels Games(抜粋)
visionOSのサンプルをシミュレーターで動かしてみたり新規プロジェクトを作成してみたりすると、結構新しい概念や用語がいろいろと登場していることに気付く。 基礎概念や用語は早めに理解しておいた方が良いだろうということで、WWDC23のセッション "Get started with building apps for spatial computing" の冒頭と後半にあった解説を整理した。 なお、引用表記と画像は基本的に"Get started with building apps for spatial computing"より。 Elementsウィンドウ各アプリは、1つまたは複数のウィンドウを持つことができる。 SwiftUIでSceneを用いて構築でき、 2Dと3Dコンテンツを混在させることができる。 ユーザーが自由に拡大縮小や再配置を行える。 ボリュームボリュームは3Dコンテン
0. はじめに Apple Vision ProのSDKとSimulatorが公開されたので、Swiftのテンプレートプロジェクトをベースに好きな3Dモデルを表示するまでの手順を紹介します。(2023年6月23日現在) こんな感じのことをやります。 1.開発環境 Xcode 15.0 beta2をインストール。インストール時にシミュレーターを選択するタイミングがあるのでvisionOSを選択するタイミングがあるので、合わせてインストールしてください。 2.プロジェクトの作成 まずはプロジェクを作成しましょう。 (1) Xcode 15.0 beta 2を起動 (2) Create New Projectをクリック (3) visionOSを選択 (4) Appを選択 (5) Nextをクリック (6) Product Nameを設定 (7) TeamとOrganization Identi
1971年福井県生まれ。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、ネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。 アップルの「Vision Pro」が発表になった。筆者は実機を体験している。現状、Vision Proを体験した人間は、アップル社員以外では日本全体で10人以下しかいないという、貴重な体験だった。 ▲Vision Pro。3500ドルとお高いが、それだけの価値ある体験だと感じた いくつか記事も書いたが、Vision Proの体験は「すごい」。現実との境目が非常に曖昧だ。 過去の拡張現実(AR)デバイスは、現実を拡張するものとは言いつつも、現実とはずいぶん差のある表現しかできない。「現実と錯覚してしまう」ような自然さはなかった。だが、Vision Proはついに「自分が生成された映像を見ていることを忘れる瞬間がある」世界に到達し
先程、Appleの新型HMD「Vision Pro」を実機体験できました!!! メディアの方以外で、 デベロッパーとしては世界で初にして、唯一Vision Proを体験できる日本人に選んで頂きました! XR業界を牽引する1人として、Vision Pro の魅力を広めていけるように自身の体験をスレッドで紹介します!#WWDC23 pic.twitter.com/YIKckHzvrb — ARおじさん / MESON CEO @WWDC23 (@AR_Ojisan) June 7, 2023 まぁ、こういう端末は自分で体験しないと分からないですし、仮にもミライカフェと未来を語る部屋をテーマに運営しているなら、こういうのは一番に体験しなきゃいけないよなと思っているところではあるんですが。 唯一気になるのが、女性のレビューワーがいない点。 アップルのデモ動画では女性が使っている動画もたくさん出てく
1971年福井県生まれ。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、ネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。 Metaが「Meta Quest 3」を発表した翌週にアップルがWWDC23で「Apple Vision Pro」を発表したことで、またにわかにHMDに注目が集まってきている。 筆者も米・クパチーノのアップル本社で取材し、実機を体験することができた。 ▲Vision Pro。アップル本社内のスティーブ・ジョブズ・シアターで撮影 アップルはVision Proを「空間コンピュータ」と定義した。 一方で、Metaは違う考えを持っているようだ。 では両者は具体的にどう違うのか? 筆者はVision Proも取材できたし、MetaのCTOなどにも取材経験がある。だから、アップルのビジョンとMetaのビジョンの違いを、ある程度深掘りでき
Appleが「空間コンピュータ」として発表したVision Proは、3,499ドル(約49万円)と高価ですが、Appleは普及価格帯モデルを2年〜3年程度で投入する計画だ、とBloombergのマーク・ガーマン記者が伝えています。ただし、Appleが消費者の関心を維持できるかが課題だ、とも同氏は指摘しています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. AppleはVision Proの廉価版の発売を計画していると報じられている。 2. スクリーン、プロセッサ、カメラの性能を引き下げてコスト削減か。 3. 発売時期は早ければ2025年末で、2モデル体制になると予測。 廉価モデルは「Apple Vision」か「Vision One」 Appleが世界開発者会議(WWDC23)で発表したVision Proは、ディスプレイ、カメラ、プロセッサのいずれも非常に高性能な部品を使用していることも
2023年6月6日(日本時間)に開催されたAppleの開発者向けカンファレンス「WWDC23」の基調講演で、Apple初のMRヘッドセットである「Vision Pro」が発表されました。AppleはこのVision Proで現実空間上にアプリケーションのウィンドウやコンテンツを表示する「空間コンピューティング」を提唱しており、開発者が知っておくべき空間コンピューティングのUI設計についてAppleのデザインチームが解説しています。 Design for spatial user interfaces - WWDC23 - Videos - Apple Developer https://developer.apple.com/videos/play/wwdc2023/10076/ Vision Proに搭載されるvisionOSでは、アプリアイコンが立体的に表現されるのが大きな特徴。 アプ
VRヘッドセットを作っている“中の人”は、「Apple Vision Pro」をどう見た?(1/5 ページ) 米Appleが6月5日(現地時間)に発表したMRヘッドセット「Apple Vision Pro」について、VRヘッドセット「MeganeX」など、VR向けハードウェア製品の開発・販売を手掛ける、Shiftall代表取締役CEOの岩佐琢磨氏から見た視点をコラムとしてお届けする。本稿は、岩佐氏のブログ「キャズムを超えろ! Rev.2」に掲載された記事をもとに加筆していただいたものを、ITmedia NEWS編集部で掲載している。 これはVRヘッドセットではない 米AppleのARヘッドセットが発表されました。正確にはSpatial Computing Device…?(空間コンピューティングデバイス)らしいですが。限られた人しか製品を見ることができず、日本国内でPreview品を見るこ
米Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは6月8日(現地時間)、木曜定例の全社会議で、米AppleがWWDCで発表した「Apple Vision Pro」について言及したと、この全社会議を視聴したというThe Vergeが報じた。 MetaはWWDC直前の1日に唐突にVRヘッドセットの新モデル「Quest 3」を発表した。発売は早くとも今秋だ。 ザッカーバーグ氏は、「Appleが何を発表するのか本当に興味があった」が、蓋を開けてみれば「彼らの発表は、われわれが重視している価値とビジョンとの違いを示した」と語った。 「メタバースとプレゼンスに対するわれわれのビジョンは基本的にソーシャルなものだ。人々が交流し、親密さを感じることに重点を置いている。対象的に、Appleが見せたデモはすべて、人が1人でソファに座っているものだった。つまり、Vision Proはコンピューティングの未来のビジョンか
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