リコーイメージング(東京都大田区)は6月19日、新たに発売予定のフィルムコンパクトカメラ「PENTAX 17」について、公式ECサイトでの予約を一時停止すると発表した。想定を大幅に上回る予約を受けてのもので、製品供給に一定の見通しが立つまでの措置だという。 PENTAX 17の希望小売価格は税別10万7000円。フィルムカメラが持つ独特の風合いが、若い世代に人気を博している状況を受けて開発された。 同社は6月18日に発売を発表。各種ECサイトで予約注文を開始していた。7月12日の販売開始を予定していたが、「製品のお届けまでにかなりの時間を要する見込み」として、すでに注文された商品についても発売日以降の到着となる場合があるという。
ARグラス市場で存在感を示すXREALの新作がスマートフォン型デバイス「XREAL Beam Pro」だと知って驚きました。一体どのような性能を持っているのか、スマホ型にした狙いとは──実機のレビューやCEOインタビューを通じて、その実態に迫ってみました。 とがった仕様のスマホ風デバイス、なぜ開発? 2017年にNrealという社名で創業した現XREALは、2019年のCESでMRグラス「Nreal Light」を初公開してから、小型、軽量、低価格なAR/MRグラスの開発、生産に取り組んできました。 しかし、PCやスマホと有線接続するモデルのみであったこと、そして現行の最上位モデル「XREAL Air 2 Ultra」を空間コンピューティング用ディスプレイとして使う時に組み合わせるデバイスが極めて限られていたことから、レファレンスとなる母艦デバイスが強く求められていたそうです。 そして20
嬉しい時も哀しい時も、Lensgraphyは続く。それは写真人にとってレールのようなものだ。LEITZ WETZLAR ELMAR 90mm F4 細身の美しいシルバー鏡筒に3群3枚と言う極シンプルな構成を持った中望遠レンズ。そのレンズ構成からトリプレットエルマーの愛称をもつELMAR 90mm F4 。 色収差補正や内面反射補正に対して効果のある接合レンズを使った通常の3群4枚の構成にせず、高性能ガラスを用いレンズを一枚削減、従来のエルマーより高い性能を誇ったレンズだ。 F4というのは90mmにしてはちょっと暗い部類に入る。このレンズが生まれた1960年代、フィルム感度の低かった時代ではあまり使い勝手が良くなかったのではと思ったが、このレンズの武器は軽さによる機動性と画質で、切れるようなエッジの効いた画質からカミソリエルマーとも言われている。 Leica M10-P + ELMAR 90
超小型望遠大三元レンズ06 TELEPHOTO ZOOMの画質を確かめる無慈悲な撮り比べスナップ。2022年4月9日写真isofss(イソフス) 沼住民の皆様こんにちは。販売から10年以上経過するレンズの作例ページにお越しいただくとは、さては重度の沼人とお見受けします。ここで会ったが100年目、PENTAX Qシリーズの望遠大三元レンズこと06 TELEPHOTO ZOOMの写真をご覧頂ければ嬉しく存じます。しのごの言わずに参りましょう! 目次このサイズでF2.8通しだと!?ボケマスターにぶつけてみた。オールドレンズもぶつけてみた。忖度なし感想。1.このサイズでF2.8通しだと!?沈胴式なので撮影時はちょっと伸びる。特筆すべきはこのサイズ感でしょう。PENTAX Qシリーズは小型システムで有名ですが、06 TELEPHOTO ZOOMは望遠ズームでありつつF2.8通しの大三元レンズ。このサ
[作例20枚]70年前のシネレンズCINE-NIKKOR 13mm F1.9をPENTAX Q10に繋いで博多うろうろスナップ2022年2月。2022年2月24日写真isofss(イソフス) SNSでは猫も杓子も大シネマチック時代。皆、本当に得心してその言葉を使っているのだろうか?ここに古い古いシネレンズがある。名はCINE-NIKKOR 13mm F1.9と言う。販売時期は1950年代というから驚きだ。これをPENTAX Q10に繋いで写真を撮ってきた。ウンチクより結果が全てだ。まずは作例20枚をご覧頂きたい。 目次シネレンズの描写をご覧あれ。CINE-NIKKORの特徴。スナップカメラに求めること。シネレンズの描写をご覧あれ。この日は雨が強かった。シネマっぽい雰囲気になるのはいいが私はズブ濡れである。あまり意味を成さない傘を差しながら風景をパシャリ。なんとまぁ周辺のボヤボヤが凄い。これ
撮影条件。結論から申し上げますとRAW現像した写真の色がけっこう好みでした。アスペクト比は本来4:3ですが(私の好みで)3:2で書き出している点はご容赦下さい。使っているレンズはSMC PENTAX 1:1.9 8.5mm AL[IF]、35mm換算で約47mmの標準画角単焦点レンズです。フィルムカメラC35との比較都合で常に開放F1.9で撮影しております。では始めましょう! Q10で朝スナップ。ファーストカットです。まず最初に気づいたのは歪曲収差でした。↓ご覧いただけるでしょうか?遠景でもなんとなく歪んでいる具合。PENTAX Q10のRAWデータはDNGです。それを一旦PCに移し、ドロップボックス経由でiPadに移し、Photomator(過去記事で紹介)でRAW現像しております。レンズプリセットがない状態だと歪曲収差がそのまま出るのですね。単焦点レンズなのに!?ww ↓意地悪な逆光テ
リコーイメージングは6月18日、PENTAXブランドの新作フィルムカメラ「PENTAX 17」を発表した。同カメラは、PENTAXブランドでフィルムカメラの開発検討を行う「フィルムカメラプロジェクト」の第1弾。メーカー希望小売価格は10万7000円(税別)、7月12日の発売を予定している。 35mmフィルムの1コマの約半分を使用するハーフサイズフォーマットを採用。例えば、36枚撮りのフィルムなら72枚撮影することができる。フィルムの巻き上げは手動の巻き上げレバーを使う。PENTAXのフィルム一眼レフの巻き上げ機構を継承した設計で、巻き上げ時の滑らかな感触や巻き上げ音を楽しめるとしている。フィルムの装填はイージーローディング方式を採用。クランクによるフィルム巻き戻しや、ダイヤル操作による露出補正、ISO感度設定なども備える。 レンズは、新開発の焦点距離25mm(35ミリ判換算で約37mm相当
camera: OM SYSTEM OM-1 Mark II lens: M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro ↑ 今日は朝っぱらから近所へ昆虫撮影&散歩のコラボ。 まだまだ、これといった虫たちには出会えないですね。 camera: OM SYSTEM OM-1 Mark II lens: M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro ↑ ハエですが家に顔を出す普通のハエとは違い、ちょっとメタリックなハエ。 camera: OM SYSTEM OM-1 Mark II lens: M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro ↑ 最後に男前に撮れたハチを乗せておきます。 と言いたいところだが 実はその辺を飛び回っているハチは全てメスだという事をご存じだろうか。 俗にいう働きバチは全てメスなのです。人を刺すのもメ
Appleは日本時間11日未明、WWDC24の基調講演において今秋正式版がリリース予定のiOS18を発表しました。iOS18はすでにベータ版が公開されていますが、新OSバージョンではサードパーティーカメラアプリをネイティブカメラと同じように起動設定を行えるようになることが明らかになりました。 「LockedCameraCapture framework」とは? iOS18に含まれているフレームワーク「LockedCameraCapture framework」を使用すると、サードパーティーカメラをAppleの純正カメラのように扱えるようになるとのことです。 これまではApple純正カメラのみがロック画面、コントロールセンター、アクションボタンで容易に立ち上げ可能なiPhoneカメラでしたが、これからはHalideのようなサードパーティーカメラの起動が容易に行えるようになります。 独占的だと
コンパクトなフルサイズミラーレスカメラとして、6月20日発売予定のパナソニック「LUMIX DC-S9」(以下LUMIX S9)がネットで炎上状態となった。 事の発端は、X上で商品の機能説明ページで使用されている写真が、ストックフォトのものではないかと指摘されたことだ。5月28日にはパナソニックから謝罪文が出され、ストックフォトの使用や、S9以外のカメラで撮影した画像が使われていたことが確定的となった。 カメラ機能や効果を説明する公式サイトに掲載された写真なら、そのカメラで撮ったんだろうと思ってしまうのは、まあ、分からないでもない。ただ実際には、製品紹介のサイトで実機撮影の画像を使うのは、スケジュールの面で非常に困難という事情もある。 筆者はライター業の一環として、またライター業になる前から、製品の宣伝広告の仕事を行ってきた。これは裏方の事情であり、一般消費者からすれば「知った事か」という
キヤノンは日本時間6月11日、Apple Vision Proで視聴できる空間ビデオの撮影用レンズ「RF-S7.8mm F4 STM DUAL」を開発中で、2024年内に発売予定と発表しました。Apple製品以外で初めて、Appleの認定を受けた空間ビデオ撮影用機器となります。 キヤノンの3D・VR映像撮影システムの新製品 キヤノンは、Appleの空間コンピュータApple Vision Proで再生できる立体映像の空間ビデオを撮影できる3D映像撮影用のRFレンズ「RF-S7.8mm F4 STM DUAL」を開発中と発表しました。 「RF-S7.8mm F4 STM DUAL」は、キヤノンが2021年に立ち上げた3D・仮想現実(VR)映像撮影システム「EOS VR SYSTEM」シリーズの製品として開発されています。 キヤノンは、「RF-S7.8mm F4 STM DUAL」の発売予定時
毎年春にイギリスで開催される「チーズ転がし祭り」は、丘の急勾配にチーズを転がし、人間が坂道を転げ回りながら全力で追いかける行事です。毎回ケガ人が続出するほど危険であるにもかかわらず、毎年世界中から参加者が集まる人気を誇るこのイベントを撮影したムービーを、さまざまなものをハイスピードカメラで撮影してスローモーションで観察するYouTuberのThe Slow Mo Guysが公開しています。 Slow Motion Cheese Roll - The Slow Mo Guys - YouTube チーズ転がし祭りを撮影するため、イギリスにやってきたThe Slow Mo Guysの2人。 チーズ転がし祭りの会場であるクーパーズヒルに到着。チーズ転がし祭りは19世紀から続く歴史のあるイベントで、毎年このお祭りに参加するため、あるいは観戦するために世界中から多くの人が集まります。 舞台となるこの
先日、何気なしに立ち寄った馴染みのキタムラのジャンク籠に、2台のジャンククラカメが佇んでおりました。 ニューキヤノネット28とヤシカエレクトロ35GSです。 ヤシカのほうは外観もキレイで電池を入れれば問題なく動作してくれると思っておりましたが、電池室の奥が液漏れ腐食でヒドイ状態、案の定まったくダメでした。 ヤシカエレクトロ35については以前に分解してレンズを取り出し、Eマウント化をしたことがあるし、ネタとしては新鮮味がなく面白くありません。 なので今回はパスします。 いずれ近々に記事を書いてみるつもりです。 今回はキヤノンの大昔の普及型大衆カメラ、「ニューキヤノネット28」を手にかけてみました。(・・・しまいました。) こんなカメラです。とても美しい姿ですね。 ※キヤノンのサイトより画像拝借 こちらは外観も酷く、電源はもちろん巻き上げも出来ない状態でした。ただレンズはゴミがあるものの、比較
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く