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都知事選
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宇宙の果ての本屋 現代中華SF傑作選 作者:顧適,何夕,韓松,宝樹,陸秋槎,陳楸帆,王晋康,王侃瑜,程婧波,梁清散,万象峰年,譚楷,趙海虹,昼温,江波 新紀元社 Amazon 中国SFは「三体」が面白かったので短編アンソロジーにも手を出してみました。10点満点で読書会参加者の平均点が最も高かったのは、王晋康「水星播種」(平均9点)でした。今回の「誰得賞」です。読書会の主な声は以下のとおり。点数は個人的な点数で、参加者の平均点ではありません。 顧適「生命のための詩と遠方」(2019) 7点 何夕「小雨」(1994) 4点 韓松「仏性」(2015) 7点 宝樹「円環少女」(2017) 5点 陸秋槎「杞憂」(2019) 9点 陳楸帆「女神のG」(2009) 6点 王晋康「水星播種」(2016) 9点 程婧波「猫嫌いの小松さん」(2019) 4点 梁清散「夜明け前の鳥」(2019) 8点 万象峰年
SFマガジン 2023年 12 月号 [雑誌] 早川書房 Amazon 久しぶりにグレッグ・イーガンの新作が読めるということで買ってきました。いや、マジでこのためだけにSFマガジン買う価値がある傑作です。 ストーリーとしては、無限の平行世界に何の前触れもなく飛ばされて、周囲の人やモノが似ているんだけど微妙に置き換わる、というものです。全人類が。そう、全人類が平行世界を貫く濁流にシャッフルされて、元居た世界線の家族や友達と二度と出会うことができない、という災害の話なのです。しかも、神がマッチングアプリでスワイプしているのか、同じような生い立ち、容姿、スペックの人にどんどん置き換わって無限にエンカウントできます(本作の状況は無限おじさん編です)。 この災害が厄介なのは、同じ過去を共有する人と離れ離れになってしまうということだけでなく、これから先の人生を一緒に過ごすのような人間関係も構築できなく
ハイエクによれば現代の議会制民主主義の最大の欠点は、法が恣意的に立法されている、ということです。立法府と行政府の境目があいまいなため、行政の都合(政府という組織の都合)のために法が制定され、法の本来の機能である権力の制限とそれによる人々の予測可能性の担保が図れなくなっているのです。だからハイエクは、立法府の分割を主張します。それが、短期の選挙によって選ばれ特定利害を代表する代議士で構成される行政院と、15年の長期の任期を持つ15人の代表者から構成される立法院です。 「法」対「命令」 ハイエクによれば、現在の「立法」は「法」の制定というよりも、むしろ政府という組織の「命令」です。それは特定の目的を持ち、特定の利害を満足させるために発せられる、恣意的なものです。本来の「法」は、特定の目的を持たず、生活の基盤として誰にとっても利用されるインフラのようなものです。貨幣や言語などのような、社会を成立
量子力学は「どんな確率の低いことでも起こりうる」ということを証明してしまいました。また哲学的に考えても、ありとあらゆる一般法則は過去の観測結果から帰納的に導き出した仮説にすぎないから、どんな突飛な例外も存在しうる、と言えます。昨日までそうだったことが明日もまた100%そうなるという理由はどこにもないのです。 これに目をつけたのがSFとオカルトです。常識外れの異世界を楽しむという点で、両者は共通しています。しかし、SFがしょせんフィクションであることを自認しているのにたいし、オカルトはそうではありません。世間のヤツらは気づいていないが、自分だけは真相に気づいていると確信しています。彼らの宗教的とすらいえる情熱には余人をよせつけない凄み(あるいはイタさ)があり、その行動力をもっと他のことに向ければいいのに、と心配したくなるほどです。 しかし、今日はこのオカルトを否定したいと思います。まだ小学生
誰が得するかは知らないが、少なくとも私が得したことは間違いない、そんな年間ベスト本の紹介です。 実用書 ナシーム・ニコラス・タレブ 「反脆弱性 不確実な世界を生き延びる唯一の考え方」 MBAにおける意思決定の講義では、それぞれのシナリオごとの確率とその影響(金銭的な損得)を予想して期待値を計算するというのをやるんですが、タレブによれば、そうしたやり方は完全に間違っている、とのことです。すなわち、そもそもここでいう確率というのは、過去に起きたことが未来も起こるだろうという強い仮定の上に成り立っています。仮に過去のデータがそろっていたとしても、そもそもそのデータもリーマンショック前のサブプライムローン市場のように、非常に短い期間においてたまたまうまくいっている時だけを切り抜いている可能性もあります。一見、データに基づいて理性的に判断しているようでいて、実は、非常に「脆い」(ランダムな事象に弱い
非常に面白かった。欧州のトップスクールに留学していると、キャンパスビジット対応で「MBAに来ると、どんないいことがあるのか?」と聞かれることが多い。「MBAでどれだけスキルが磨けるのか? そもそも、どれだけ優秀な人ならMBAに来れるのか?」といった問いもよく聞かれる。 就活ランキング上位の大手企業の方が、就活生のようなフレッシュさで目を輝かせながら質問してくるので、ついつい、こちらもドヤ顔でアピールしてしまう。 しかし、本音を言えば、MBAなんて「ぱっと見なんかスゴそうな奴が、ぱっと見なんかスゴそうなキャリアアップをするための、転職予備校」に過ぎないと思う。 基本的にみんなグローバル企業出身で、何か国語も喋れて、性格もナイスガイなエリートなので、最初会うと「おー!すげー!」と圧倒されるが、いざ一緒にグループワークしてみると「……ん? こんなガバガバな詰め方でいいのかこれ?」と首を傾げること
機械学習(世間でよくいわれるAI技術)は、文章の意味を理解することなく、統計的に「だいたいあってる」答え(パターン)を導き出しているだけのアルゴリズム。深層学習でその精度が高くなったので話題になっているにすぎない。 しかし、そんな程度の機械学習よりも、現実の中高生の読解力が低いことが判明。彼らは、文章の意味を理解することなく、単語の羅列から一番それっぽい回答を選択している。このままでは、AIを導入する企業との競争に既存企業が負けて、今後20年で大規模な失業が発生するというシナリオが予想される(要約)。 機械学習、深層学習、強化学習 機械学習:人間が設計した教師データをもとに、人間と同じようにパターンを認識する統計アルゴリズム。人間がイチゴだと思った画像パターンを、機械もイチゴだと認識できるようになる。この際、人間が教師データの「イチゴらしさ度」をまず設計する必要があるのが手間。イチゴを構成
MBAは何かを学ぶ場というよりも、知識も経験もある社会人が、お題に対して自らの仮説を提示したり、クラスメイトの仮説をクリティカルに検証する場なので、丸腰で臨むと死ねます。なので、講義では当たり前すぎてスルーされるけど、やっぱりこれは知っておいた方がいいんじゃないか、という基本装備を紹介します。 津田久資「「超」MBA式ロジカル問題解決」 タイトルがちょっとアレなんですが、仮説思考、MECEがとてもよくまとまっています。課題を解決するアイディアがぱっと思いつけば最強なんですが、私たち凡人にはそれは無理なので、状況を場合分けして、とにかく手触り感のあるレベルまで細分化してから、考える、というプロセスを踏まないと何もいいアイディアが浮かばないんですよね。 例えば、「公園のハトが減っているが原因を洗い出せ」って言われても、パッと「環境ホルモンかなんか?」としか思わないのですが、もれなくだぶりなく、
個人的に尊敬する思想家としてはハイエク、ニーチェあたりを筆頭に、ヒューム、ノージック、フーコー、アドラーあたりを挙げるわけなんですが、やはりミルもすごいですよね。LiberalでDemocraticな社会の源流というか、今の当たり前がまだ当たり前でなかった時代の先駆者なわけですから、そりゃ偉大ですわ。さて、そんな自由主義者がいかにして生まれたのか、どのような環境で育ち、どういった人や本に影響を受けたのか、を綴ったのが本書。当時の社会情勢も実況されていて、読み物としても普通に面白い。 ミルさんは、めっちゃ謙虚な御仁なので、あれですよ、自分なんて別に大したことない、ただ単に周りのすげー奴の話を論理的に整理してまとめて議論したり出版しただけ、なんて言ってますけど、経歴見る限り、やっぱミルさんも半端ないです。ポイントは3つ。 (1)ほとんどヒントを与えられず何事も自分で考える教育を徹底的に受けた、
誰が得するかは知らないが、少なくとも私が得したことは間違いない、そんな年間ベスト本の紹介です。 私は好きにした、君たちも好きにしろ、的な精神で自由に選出しています。 過去のランキングはこちら。 誰が得するんだよこの本ランキング・2008 誰が得するんだよこの本ランキング・2009 誰が得するんだよこの本ランキング・2010 誰が得するんだよこの本ランキング・2011 誰が得するんだよこの本ランキング・2012 誰が得するんだよこの本ランキング・2013 誰が得するんだよこの本ランキング・2014 誰が得するんだよこの本ランキング・2015 誰が得するんだよこの本ランキング・2016 実用書 ケネス・S・ロゴフ「現金の呪い――紙幣をいつ廃止するか?」 ハーバード大のロゴフは、高額紙幣の廃止と中銀による電子マネー発行を提案しています。例えば、日本国民は一人当たり約80万円のお札を持っています(
スティーヴン・バクスターで一番面白い。ワームホールを利用したタイムトンネルを通して未来から、未来人と宇宙人がやってくる話。と書くとなんとも幼稚なプロットに聞こえますが、とんでもない。ハードSF的な肉付けが半端じゃなく、茫漠としたスケールのデカさを前にして思わず感動しました。作中で登場するタイムマシンは原理的に可能です。この「エキゾチックな負の物質」と「負のエネルギー」を利用したタイムマシンは、物理学者キップ・ソーンによって考案されました。「負のエネルギー」自体はカシミール効果によって存在が実証されてすらいます。とはいえ、量が不足すぎてタイムマシンを作るのは現実的に無理だそうです。 また、メインアイディアのひとつに「ウィグナーの友人」という思考実験が使われています。これが抜群に面白い。《ウィグナーの友人》と名乗るカルト教団が出てくるんですが、彼らの突飛な思想と行動は一理ありますよ。*1 まあ
正直、宇宙にはあんまり興味がない(ついでに言うとガンダムも観たことない)。マイクロ波送電による宇宙太陽光発電の実用化(「100年予測」参照)や、さらにその先の軌道エレベーター実用化ぐらいになってくると、新たな産業としての興味も沸いてこようが、ロケットの打ち上げに一喜一憂している程度の現状において、なにか考えるべきことがあるのだろうか、というスタンスであった。多くの人にとっても、宇宙とは、遠すぎる場所であり、人間として生きるには極限状況すぎる論外の場所なのではないだろうか。 本書も、宇宙における倫理学というよりも、人間が宇宙に行く意義とその物理的な困難性を比較したうえで、生身の人間には荷が重い、と結論づけている。これ自体に異論はないだろう。面白いのは、さらにその先で、生身の人間には無理でも、身体改造した人間にはできるかもしれないし、アップロードされた人間の知性を備える機械にだったら余裕だろう
苛烈な一冊。中南米の国家債務のデフォルトを機に世界的な金融危機が起こるが、そうした状況に対して何も抜本的な対策をできない日本政府に人々はうんざりしていた。そこで強い指導力のあるリーダーが求められ、「進歩的」な左翼からファシストと批判されながらも、その政治結社が着実に支持を集めていく……というのがだいたいのあらすじです。現在の日本とそっくりですね。ただ面白いのはこのファシズムが、「弱者の犠牲になるな、弱者が我々を搾取している。世界は強い人間達のものだ。団結しなければならない」と語る点です。 過去のナチスのように没落しつつある中産階級の利益を守るのでなく、また社会主義のように強い資本家を挫いて弱き労働者を助けるといった建前もありません。多数派である弱者の支持を得ようとする政治ではないのです。では、一体誰を動員するための政治なのでしょうか。主人公の鈴原冬二の演説は次のようなものです。少し長いです
よすぎた。 よすぎて魂が完全に浄化された。 具体的にどこがどうよかったか、これ見よがしに分析したいのだけれども、それすらかなわないほど没頭してしまった。仕方がないので、「君の名は。」が好きすぎる人向けの作品を4つ紹介してお茶を濁したい。ネタバレは容赦なくしている。 グレッグ・イーガン「貸金庫」(「祈りの海」収録) 朝起きたら見知らぬ部屋にいて、見知らぬ他人に成り変わっているという設定だと、この短編が面白い。「君の名は。」では幸いにして、東京のイケメン男子にしてくださぁい! という願いの叶った三葉であったが、これが中年のおっさんの身体だったとしたら途端にホラーだったであろう。この短編の主人公の状況はさらにひどく、朝起きて自分が誰の身体に乗り移るかは完全にランダムになっており、その度に必死に周囲の状況を把握し、うまく話を合わせて乗り切る、ということを繰り返している。固有の身体を持たない、この精
余命少ない主人公マーティンが、自分の死後も息子が周囲の環境に惑わされることなく、健全に育ってほしいと願い、そのために自分の脳のパターンを電子的に模倣する代理人格を作り、そいつに息子の指南役を任せる、という話。これはSFとして考えると地味だが、現代の技術から毛の生えたようなレベルの近未来を舞台にやるので、それはそれは大変なプロジェクトとなっている。脳の活動なんて電気信号と神経伝達物質のカクテルでしょ、いけるいける、全部物理現象だし、余裕でコピーいけるわー、……とかそんな感じにはなんらんのですよ、これが。だって、そもそも脳の状態と思考は、一対一で対応しているわけではなく、そのプロセスそのものが時と場合によって変化し続けるのだ。こんな複雑なパターンを、どうやってコードに落とし込めばいいのか。 それに、人類の一般的なパターンが仮につかめたとしても、ここで必要なのは、主人公を主人公たらしめている何か
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51267073.html http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51319515.html CERNの大型ハドロン加速器(LHC)は1週27キロメートルある円周を使って陽子を回転させ衝突させる機械です。なぜこんなことをやるのかというと、衝突の瞬間莫大なエネルギーが生まれビッグバン以来実現しなかったエネルギーの状態を人工的に作り出せるからです。さて、この実験でミニ・ブラックホールが生成される可能性があります。*1 ブラックホール。天体ですらも飲み込み光ですらも脱出できない時空の穴。そんなものがこの地球上で生まれたら地球も丸ごと飲み込まれてしまうじゃないか。人類を滅亡させる気か! ―――という感覚的な意見を持つ人が多いと思います。しかしこの実験で生まれるミニ・ブラックホールは電子の質
エヴァ新劇場版Qが消化不良すぎて、こんなん作ってる暇があるんだったら、はよエヴァの次回作作らんかいなどと思っていたら、想定外によかったです。エヴァ新劇場版・破よりも面白いんじゃないかっていうぐらいです。 だって、使徒みたいな怪獣が東京湾に上陸しているのに、手持ちの駒にエヴァはなくて自衛隊しかないわけですよ。圧倒的に絶望。そして怪獣映画的なスリルもありますが、災害ものでもあります。ゴジラは、津波であり地震であり原発であるんですね。まあ、しかもおまけに核兵器でもあるんですが。とにかく、そうした動く災害、歩く絶望をどうやって食い止めるか、被害の拡大をどう防ぐか、知恵を絞り、泊まり込みで働き続ける官僚・政治家たちのドラマとなっています。とにかく会議、根回し、交渉、総理レク。大量の青いドッチファイルを抱えながら走り回る姿に感動します。エンディングで中島みゆきが流れてもなんら不思議ではない。以下、ネタ
世界政治は「主権が大事だよ派」と「人権が大事だよ派」のせめぎ合いである。「主権が大事だよ派」は「国家は不可侵だよ、多元的な共存が妥当だよ」と主張する。「人権が大事だよ派」は「個人の身体は不可侵だよ、もしその国の政府がこの権利(自由、民主的価値)を侵害するなら国家への侵害(人道的介入)もやむを得ないよ、この権利は普遍的だよ」と主張する。 国際社会の最近の流れは、「主権が大事だよ派」から「人権が大事だよ派」へのシフトだろう。その理由として国家が必ずしも個人の人権の保護者ではないこと、経済力・情報発信能力の点で個人の権力が相対的に向上したことなどが挙げられる。国家が個人を虐殺することは全体主義国家ではめずらしいことではない。ソ連では2000万人、中国では6500万人、共産主義体制全体では1億人が粛清されたと言われている。*1 第二次大戦の総死者数ですら6000万人なので、いかに人権を軽視する全
国産SF界の期待の新星・伊藤計劃が若くして亡くなった後に刊行されたトリビュート短編集。 追悼のような辛気臭い短編は一つもなく、伊藤計劃が残した「テクノロジーによって変容する人間と社会」という問題意識を共有したうえで、伊藤計劃なんて超えてやるぜ的な野心にあふれた傑作ぞろいです。以下は、各短編の僕の採点(10点満点)、参加者の平均点、そして議論の過程で出てきた主な意見の紹介となります。なお、最高得点は平均8.2点を獲得した長谷敏司「怠惰の大罪」。これでもまだ長編の序盤だというから恐ろしい。早く完成版が読みたい。 藤井太洋「公正的戦闘規範」 daen6点 / 平均4.8点 テロリストをドローンで追いつめて殺すゲームをやっていたら、実際に本物のドローンが動いていた、というのは、AIのパターン認識能力向上に人間が思わぬ形で活用されてしまっていて皮肉がきいている。 分散処理される殺意というネタ自体は新
人間と同じように物や概念を認識し、自律的に思考する人工知能が、もうすぐできるのではないか、という話。僕にとってこの話が衝撃だったのは、人間の脳の分子レベルのリバースエンジニアリングにまだ手つかずの状況なのに、それでも人工知能はすでに飛躍的に進化している、という点だった。この分野で著名な発明家(現グーグルの人工知能研究のトップ)レイ・カーツワイルは、こんなことを言っている。 まずバイオテクノロジーがある程度進歩して脳の構造がだいたいわかってきて、その次にナノテクノロジーで非侵襲的なナノボットで脳の活動を内側からリアルタイムでモニタリングし、脳の物理的なプロセスを完璧にシミュレーションする、そしてそれをハードウェア上で実現するのがAIということで、だいたいこの地点に技術レベルが到達するのが2045年。 しかし、この2015年の段階でも脳科学で得られた知見と、高速化したコンピュータの恩恵によって
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