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夏の料理
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2021年3月18日から21日にかけて、一般社団法人Ecological Memesがグローバルオンラインフォーラム「Ecological Memes Global Forum 2021」を開催。「あわいから生まれてくるもの ー人と人ならざるものとの交わりー」をテーマに、ビジネス・アート・エコロジーの領域から第一線を切り拓く多彩なゲストによるセッションが行われた。 今回は、一般社団法人シネコカルチャー代表理事 / 株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)リサーチャーの舩橋真俊氏とチームメンバーの、坂山亮太氏、太田耕作氏、鈴木吾大氏、株式会社BIOTOPE代表の佐宗邦威氏による「拡張生態系のパラダイム ーシネコカルチャーの社会実装の契機をさぐるー」のセッションを取材した。 約1万年前の農耕革命以降、人類は自然の資源を搾取・享受する歴史を歩んできたが、そうした関係性を大きく転
「格差の拡大」がさかんに叫ばれる昨今。日本では、子どもの7人に1人が貧困であると言われている。2020年の調査によると、2019年調査時は3,718箇所だった日本全国のこども食堂の数が、2020年には4,960箇所に到達。コロナ禍でもその数を伸ばしていたことが分かった(※1)。 日本における子どもの貧困や格差の問題に取り組んできたのが、社会活動家の湯浅誠氏だ。現在、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長を務める湯浅氏は、1990年代よりホームレス支援等に従事。2009年からは足かけ3年、内閣府参与に就任し政策決定の現場に携わっており、官民両方の立場から格差是正支援を行った経験がある。 今回IDEAS FOR GOOD編集部は、長きにわたり格差是正支援に携わってきた湯浅氏に、日本における格差の特徴や私たちにできることについてお話を伺った。 話者プロフィール:湯浅誠(ゆあさ・
インテレクチュアル・ダークウェブとは? インテレクチュアル・ダークウェブ(Intellectual Dark Web)は、特定の主張を持つ科学者や教授、TVホストで構成されるインターネット上のネットワークのことだ。もともと「ダークウェブ」とは、検索エンジンで探しても出てこず、特定のアクセス手段を持ってのみ通信が可能ないわゆる「闇サイト」のことを指しているが、インテレクチュアル・ダークウェブの場合は、その主張がポッドキャストやソーシャルメディアなどで一般大衆に広く届くようになっている。 このネットワークに所属するとされるのは、アメリカの生物学者ブレット・ワインスタイン氏、その弟で経済学者のエリック・ワインスタイン氏、政治系トークショーホストのデイブ・ルービン氏、哲学家でフェミニズム論客でも知られるクリスティーナ・ホフ・サマーズ氏など。いずれも、人種や性別、性的指向や政治的所属が(公表されてい
日常生活の中で、意味を知らない言葉が出てきたときや、ふと「なぜ〇〇なんだろう?」と疑問に思うことがあったときは、インターネットで検索する、俗にいう「ググる」のが一般的だ。その語源になっているGoogleの利用が、政府や当局によって制限されている国があるのをご存知だろうか。 今、さまざまな国や地域で、ウェブサイトやSNSの規制が行われており、権力者にとって都合の悪い情報が報道がされずにいる現状がある。恣意的な情報操作によって人々の意見や価値観が形成され、それが「コントロールされた(権力者に都合のいい)」行動につながっていくのだ。国境なき記者団(RSF)のウェブサイトでは、サウジアラビア、ロシア、ベトナム、メキシコ、エジプトのジャーナリストが「自国に報道の自由がない」と訴えかけている。 報道の自由は、民主主義を形成するための権利だ。そこで活用されたのが、世界的人気のゲーム、マインクラフト(Mi
ウェルビーイングとは? Well-being(ウェルビーイング)とは、心身と社会的な健康を意味する概念。決まった訳し方はなく、満足した生活を送ることができている状態、幸福な状態、充実した状態などの多面的な幸せを表す言葉である。瞬間的な幸せを表す英語「Happiness」とは異なり、「持続的な」幸せを意味するのがウェルビーイングだ。 厚生労働省は、この言葉を「個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念」だとしている。 初めてウェルビーイングという言葉が言及されたのは、1946年の世界保健機関(WHO)設立の際に考案された憲章。WHO設立者の1人である施思明(スーミン・スー)が、予防医学(病気の予防・治療)だけでなく、健康の促進の重要性を提唱し、“健康”を機関名や憲章に取り入れるよう提案した。 健康とは、病気でないとか、弱っていないということでは
グレート・リセットとは? より良い世界をもたらすために、私たちの社会と経済のあらゆる側面を見直し、刷新すること。 世界情勢の改善に取り組む国際機関である「世界経済フォーラム(WEF)」が、2021年5月に開催するダボス会議のテーマを「グレート・リセット」にすると発表したことから、注目を集めている。ダボス会議は世界経済フォーラムの年次総会であり、世界経済や環境問題など幅広いテーマで討議される内容は、各界から注目されている。 世界経済フォーラムがグレート・リセットの必要性を訴える理由としては、新型コロナウイルスの感染拡大が経済成長、公的債務、雇用、人間の幸福に深刻な影響を及ぼしていること、そして気候変動や格差の拡大といった社会問題が危機的状況にあることが挙げられる。これらの危機からより良い世界を取り戻すためには、その場しのぎの措置ではなく、まったく新しい経済社会システムを構築しなければならない
スラット・シェイミングとは? スラットシェイミングは、性のステレオタイプや社会通念に基づき期待される行動や外見から逸脱しているとして、非難したり、制裁をしたりする行為のこと。たとえば派手な服装をする女性に対しての「女のくせにはしたない」といった言動は、スラットシェイミングにあたる。 これはつまり、性に対する固定観念を他者に強要することだ。どの性別も被害者や加害者になりうるが、女性や性的マイノリティが被害者になりやすい現状がある。「スラット(Slut)」という言葉自体も、英語で「ふしだらな女」「(誰とでも寝る)尻軽女・ビッチ」といった意味を持つ。 スラットシェイミングの標的となるのは、たとえばこのようなケースだ。 「性的」だとされる服装を着て服装規定に違反している 避妊や人工妊娠中絶の権利を求める 婚前交渉をしたり、無差別なセックスをしたりする 売春をする 強姦あるいは性的暴行の被害を受ける
ドーナツ経済学とは? ドーナツ経済学とは、自然環境を破壊することなく社会的正義(貧困や格差などがない社会)を実現し、全員が豊かに繁栄していくための新しい経済の概念のことをいう。英オックスフォード大学の経済学者ケイト・ラワース氏が2011年に提唱した。そのビジュアルイメージから、私たちに身近で想像しやすい「ドーナツ」にちなんで名付けられた。 わかりやすくいうと、下の図の緑色の部分(=ドーナツの食べられる部分)の範囲内で生活していこうということである。この緑色の枠は、人類にとって安全で公正な範囲、そして環境再生的(リジェネラティブ)で分配的な経済をあらわしている。 ▶️ リジェネラティブとはどういう意味なのか?サステナブルとの違いは?解説はこちら ドーナツより内側(中心)の空洞は、エネルギーや水、住宅など、人々が暮らす上で必須のものが欠乏している状況を示している。国でたとえると、インフラの行き
キャンセルカルチャーとは? キャンセルカルチャーとは、社会的に好ましくない発言や行動をしたとして個人や組織をSNSなどで糾弾し、不買運動を起こしたり、ボイコットしたりすることで、社会から排除しようとする動きのこと。 具体的にはメディアやSNSを通しての猛批判、テレビ番組やCMへの出演停止、番組の放映中止、解雇・解任、出演作品を観ない、著作を読まない、製品を買わないといった、支持や支援を取りやめる(キャンセルする)行為や呼びかけを指す。 政治家や芸能人、インフルエンサーなどの著名人、また企業や組織、団体なども対象となることがあり、人種差別的な発言や行動、同性愛者に対する偏見、そのほか何らかの不正が明るみに出たときなどに起こることが多い。 「コールアウトカルチャー」や「炎上」との違い キャンセルカルチャーは、アメリカを中心に2010年代中頃から見られるようになった。不正や不公正な状態に抗議する
スイスのスタートアップEnergy Vault社が、再生可能エネルギーを貯めて有効利用できるコンクリートタワーを開発した。 このタワーはエネルギー容量35 Mwh、ピーク電力は4 MWという実用規模のエネルギー貯蔵技術をもち、商業利用ができる。インド最大の総合電力会社Tata Power社にもこれから導入予定のシステムだ。また、スイスのCEMEX Research Group AG社もEnergy Vault社のシステム展開を世界規模でサポートしていく。 現在、世界では再生可能エネルギーの開発が急ピッチで進められている。しかし、その多くは風や日光などに依存するため、エネルギーの生産予測が難しく、化石燃料のような継続的なエネルギー供給が難しい。また、効率とコスト効果に優れたエネルギー貯蔵ができない場合、再生可能なエネルギー源から電力網に供給できる電力量は制限される。 この問題を解決すべく、E
Toxic masculinity(有害な男らしさ)とは? 「Toxic masculinity(トクシック・マスキュリニティ)」または「有害な男らしさ(男性性)」とは、伝統的に「男はこう振る舞うべき」とされる行動規範のうち、負の側面があるとされるもののこと。 例えば、男性優位の意識(女性を見下すような意識)や、男はタフでないといけない、泣いたらダメだという意識、男は性的に活発であるべきという意識などが具体的には挙げられる。 この言葉は1980年代後半に心理学の教授が提唱し、当初は「男性が感情を抑え込むことで、ときに暴力的な激しい爆発にいたること」を指していた。 近年では、セクハラや性的暴行の被害体験を告白する#MeToo運動、トランプ大統領の女性蔑視的な問題発言、男性の自殺率の高さ、銃乱射事件の容疑者に圧倒的に男性が多いことなどへの注目が集まったことを背景に、より広範に及ぶ「男性性のネガ
私たちはカロリーの45%以上を穀物から摂取している。FAO(国連食糧農業機関)によると、2018年〜2019年で1番多く生産された穀物はトウモロコシ(約11億トン)で、2番目が小麦(約7.3億トン)、3番目が精米(約5億トン)とつづく。穀物市場は規模が大きく、たとえば1万年以上もの歴史を持つ小麦は、やはり市場での存在感も大きい。 その中、わずか20年ほど前に誕生し、耕作中の土地が500ヘクタールにも満たないKernza(カーンザ)が、自然環境を守り、農業に革命を起こす穀物として注目されているのをご存知だろうか。アメリカではすでにカーンザを使ったパスタ、ピザ、パンを食べることができ、2019年4月には、同国の大手食品会社であるゼネラル・ミルズがカーンザを使ったシリアルを売り出した。 なぜカーンザが環境に優しい穀物だと言われるのか。ひとつめの理由として、1年で枯れてしまう一般的な小麦と違い、カ
修理する権利とは? 修理する権利(Right to repair)とは、パソコンやスマートフォン、自動車など、買った製品をメーカーに通さず、消費者自身で修理できるようにすることを意味する。 従来のビジネスでは、メーカー側が製品の修理を独占、あるいは限定された修理業者を指定し、そのほかのメーカー(業者)のパーツの入り込む隙間を与えることはなかった。競争相手がおらず、修理費用も自由に決められるため、「修理するより買った方が安い」ことが頻発し、多くの廃棄を生み出している。 国連グローバル電子廃棄物統計パートナーシップの報告「The Global E-waste Monitor 2020」によれば、2019年には全世界で5,360万トンの電子廃棄物(E-waste)が発生し、2030年までには7,470万トンに増加すると予測されている。しかし、これらの廃棄物のうち約17.4%しか回収・リサイクルさ
2020年10月10日、横浜の象の鼻テラスによって「FUTURESCAPE SUMMIT vol.1」が開催された。横浜市は現在、新型コロナウイルスとの共存や、世界共通の目標となっているSDGsの達成に貢献することを目指した社会実験や教育普及事業の取り組みが行われている。 2019年から始まった本イベントでは、横浜での取り組みが発信されるとともに、公共空間を創造的に活用する世界各都市の経験と知見が交換されている。今年イベントに参加したのは、イギリス・リーズと香港からのゲスト。国内外からの流入人口も大きく、国際的に大きな注目を集めるリーズ・香港・横浜の公共空間は、コロナ禍でどのようにデザインされているのか。各都市の様子をレポートしていく。 なぜコロナ禍に公共空間を考える? 近年、大都市では公共空間の民有化や商業化が頻繁に行われるようになり、一部の人々や企業に土地が占有されることで、人々の生活
FemTechとは FemTech(フェムテック)とは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語。女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決できる商品(製品)やサービスのことを指す。 たとえば、海外のスタートアップでは生理痛の改善や月経周期の予測、妊娠中のQOL向上、不妊対策、更年期障害の改善、セクシャルヘルス(セックストイなど)、女性特有の病気などのケアが取り組まれている。日本でも生理予測・妊娠サポートをするアプリ「ルナルナ」は、実はフェムテックに当てはまるものだ。一方、デジタルなテクノロジーではない製品は「フェムケア」と呼ばれる。 アメリカのリサーチファームFrost&Sullivanの2018年の調査によると、Femtechは2025年までに5兆円規模の市場になると予測されており、いま注目の分野である。 なぜ?Femtechの盛り上がりの理由 フェ
「男の子なんだからしっかりしなさい」「そんなこと言って、男らしくないな」……そんな言動に違和感を覚えたことはないでしょうか?男らしさと女らしさ、いつの間にか与えられていた社会的役割。それぞれの性は、歴史背景、教育、メディア、社会環境など、さまざまなものによって育まれてきています。 今回とくに「男性性」を理解する機会として、IDEAS FOR GOODは学びのコミュニティACT SDGsとの共同イベント『私たちみんなにかかわる “男性性” のはなし。成り立ちとそこにある問題とは?』を9月25日(金)夜にオンライン開催しました。 ゲストは男性学を専門に研究されている、関西大学の多賀太(たが ふとし)先生。「男性性」の成り立ちを紐解くところから現在のジェンダー問題について考え、社会に広がる「男らしさ」は、一体どうやってできたのか、私たちの生活の中でどのような影響を及ぼしているのか、参加者の皆さん
ナッジとは? ナッジとは、行動科学の知見から、望ましい行動をとれるよう人を後押しするアプローチのこと。多額の経済的インセンティブや罰則といった手段を用いるのではなく、「人が意思決定する際の環境をデザインすることで、自発的な行動変容を促す」のが特徴だ。 2017年、シカゴ大学のリチャード・セイラー教授がノーベル経済学賞を受賞したことがきっかけでナッジは大きな注目を集めることとなった。英語でナッジ(nudge)は「ひじで小突く」「そっと押して動かす」の意味。行動変容をそっと促すナッジは、しばしば母ゾウが子ゾウを鼻でやさしく押し動かすようすに例えられる。 もっとも有名なナッジの事例は1999年、アムステルダム・スキポール空港の小便器の「ハエ」のナッジだ。公共トイレを清潔に保つために、ハエの絵を小便器の底に貼り付けたことで、利用者の飛沫を80%減らした。制約措置だけでは不十分と考えられていた課
新型コロナウイルス感染症は、私たちの生活を急激に変えていった。感染拡大を防ぐため、都市部では「ステイホーム」期間が長引き、多くの人が自宅でいかに快適で楽しく過ごすかを模索したことだろう。しかし、そろそろ海外旅行に出たい。なかには夏の旅行や、留学、海外での仕事の予定をキャンセルせざるを得なかった、という人もいるのではないか。 そんなすべての人のために、本記事では、自宅にいながら美術館や遺跡巡りなどが楽しめる世界のバーチャルツアーをご紹介しよう。世界の名所の多くが、いまオンラインで無料観光できるのだ。 世界のバーチャル・オンラインツアー ヨーロッパ地域 フランス・ルーブル美術館の芸術鑑賞ツアー 世界で最も有名な美術館の一つ、ルーブル美術館が提供する館内バーチャルツアー。美術館の中を自分で操作して進みながら、古代エジプトの美術品や、ルーブル美術館の堀の遺跡、ギャラリーアポロンなどを鑑賞することが
SOGI(ソジ)とは? SOGIとは、Sexual Orientation and Gender Identityの頭文字のことで、性的指向(好きになる性)/性自認(自分の心の性)のことをいう。 この言葉は「国や雇用者は、相手の属性(SOGI)にかかわらず、平等に扱わねばならない」という文脈で使われることが多い。2006年のジョグジャカルタ宣言以降、国連機関で広く用いられており、性的マイノリティだけではなくすべての人に関わる言葉だ。 LGBTとの違いは? SOGIはよくLGBTと混同され、性的マイノリティの人を指すものかと思われがちだが、SOGIは「どんな性別を好きになるのか」「自分自身をどういう性だと認識しているのか」という言葉なので、体と心の性が一致しており異性が好き、という人も含めてすべての人が持っているものである。 「LGBT」という言い方には、性的指向のマイノリティに関わる言葉(
※本記事は IDEAS FOR GOOD Business Design Lab のニュースレター4月号でお送りしたIDEAS FOR GOOD編集長コラムの内容を一部編集のうえ掲載したものです。 世界中で猛威をふるい、私たち人類を終わりの見えない恐怖と不安に陥れている、新型コロナウイルス。IDEAS FOR GOODではこれまでにも #ShareTheLightSide を合言葉に、未曽有のパンデミック状況下においても希望を捨てず、コロナと立ち向かっている素敵なアイデアを世界中から集め、ご紹介してきました。 新型コロナウイルスがいつ収束するのか、今のところそれは誰にも分かりません。4月15日には、断続的なソーシャルディスタンシングの必要性は2022年まで続くかもしれないというハーバード大学の研究も出ています。とても不確実な未来が私たちを待ち受けていますが、一つ言えることは、現在も含めてコ
フランスの首都パリ。世界有数の経済都市で、人口は中心部で200万人を超える。また、世界中から多くの観光客が訪れる観光地としても知られている。しかし、そんな人口が密集するパリでは、自動車に起因する大気汚染で年間約3,000人が命を落としていることをご存知だろうか。 パリのアンヌ・イダルゴ市長は、2024年までに誰もが車ナシでも15分で仕事、学校、買い物、公園、そしてあらゆる街の機能にアクセスできる都市を目指すと宣言した。2020年3月に行われる市会議員選挙での再選に向け、大気汚染や気候変動への対策として「自転車で15分の街」という新たな都市計画を提案したのだ。 Dans son projet @Anne_Hidalgo propose de faire de Paris une “ville du 1/4 d’heure”.⌚️ Mais concrètement, qu’est-ce ça
イギリスの大手お菓子メーカー、キャドバリーが、自社チョコレートバーの包装からブランド名や成分などの言葉をすべて削除するキャンペーンを行っている。その目的は、高齢者が抱える「孤独」への関心を高め、言葉の寄付を促すため。これは一体、どういうことだろうか? 現在、イギリスの高齢者の多くが「孤独」な状態である。定年退職したり、家族に先立たれたり、病気になったり、さまざまな理由で高齢者は近しい人と過ごす時間を失ってしまう。キャドバリーと高齢者の健康や生活の向上に取り組むNPO、Age UKの調査によると、260万人の高齢者(65歳以上)は、1週間に話すのは3人以下の知り合いのみと回答。そのうち22万人もの高齢者は、1週間誰とも話さずに過ごしているという。 このキャンペーンでは、言葉を排除したチョコレートバーが、会話のない日常への違和感に気付いてもらう役割を持っている。1週間誰とも話さないとどうなるの
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