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都知事選
note.com/jun21101016
2020年12月21日、TBS系列「news23」に菅義偉総理が出演。事前収録されていた約20分間の単独インタビューがノーカットで放送され、大きな注目を集めた。これまでテレビで放送されてきた菅総理の国会やグループインタビュー における受け答えは、あたかも質問に回答できているかのように編集された映像が大半であったが、今回は約21分間にわたる質疑がノーカットで放送されてしまったため、総理の回答がことごとく質問とズレていることが露呈したからだ。 その様子は下記のノーカット映像で確認できる。 本記事では、この約21分間の質疑の全文を書き起こす。 <表記の注意事項> ・発言内容は「えー」などの言い澱みを含めて、そのまま書き起こす。読解が困難な言い間違いが頻発した場合であっても、発言のまま書き起こす。 ・発言者名は【 】で囲んで記載する ・質問内容に当たる部分、重要と判断した部分は太字で記載する ・用
2020年11月23日以降、桜を見る会に関する安倍晋三 前総理の国会答弁が虚偽であったことを示す報道が相次いだことを受けて、2020年11月25日の参議院予算委員会で共産党・田村智子議員は約11分間にわたって桜を見る会について菅義偉総理に質問。本記事では、その質疑の全文を書き起こす。 *田村議員は約1年前の2019年11月8日に桜を見る会が注目を集めるきっかけとなった質疑を行った議員でもある。 <表記の注意事項> ・発言内容は「えー」などの言い澱みを含めて、そのまま書き起こす。読解が困難な言い間違いが頻発した場合であっても、発言のまま書き起こす。 ・発言者名は【 】で囲んで記載する ・筆者が重要と判断した箇所は太字で記載する ・用語や背景知識は*で補足説明する ・委員会室の様子、発言の補足は( )で記載する 概要 質疑【共産党・田村智子議員】 今日ですね、桜を見る会について質問しないわけに
2021年4月をもって、noteの更新を取りやめました。 現在はtheLetterで情報発信しているので、よろしければ登録をお願いします。 https://juninukai.theletter.jp/
リツイート数が1000を超えると批判的なリプライや引用リツイートが突如として増える。 この不自然な現象をTwitteユーザは感覚的に理解しているのではないだろうか。 本記事ではこれまで漠然と理解されていたこの現象を事実に基づいて正確に解き明かしていきたい。 前置き1 「空白の66時間で私の身に起きたこと」私が初めてこの現象に遭遇したのは、2018年7月。 西日本豪雨で「空白の66時間のタイムテーブル」をツイートした時だ。 【西日本豪雨「空白の66時間」を視覚化】7月8日10時更新版 7月5日14時 気象庁が緊急会見。記録的大雨、大災害の注意喚起 7月8日8時 政府が非常災害対策本部設置 この間の出来事を首相動静、気象庁、被害状況の3つの観点でタイムテーブルに整理。https://t.co/hQoP9oH87j 詳細はnote参照 pic.twitter.com/r06h6Dxncc — 犬
2019年7月21日に投開票が行われた参議院選挙。山本太郎氏は個人で97万票以上を獲得したが、れいわ新選組の全国比例の獲得議席は2にとどまったため、名簿順で比例3位の山本太郎氏は落選した。この97万票という数字は、現行選挙制度における落選者の最高得票を2倍以上も更新するものであった。(これまでの記録は約44万票) 選挙前のれいわ新選組の街宣活動は数千人規模の聴衆を集め、ネットでは大きな話題になっていたが、その様子が選挙前にテレビ放映されることはほとんど無かった。政策内容や主張を聞くことができたのは、実際に街宣に参加した人やネットで選挙情報を自ら収集した人のみだった。 そんな中、選挙4日後の7月25日、テレビ朝日「モーニングショー」の番組内のコーナー「そもそも総研」のゲストに山本太郎氏が招かれ、コメンテーターの玉川徹氏が約20分にわたって、政策や主張を直撃した。 本記事では、その20分間の全
会期末が近づく2019年6月25日、野党は安倍内閣不信任決議案を提出し、否決された。この趣旨弁明で立憲民主党・枝野代表は不信任理由を約56分にわたって演説。本記事では、この趣旨弁明を文字起こしする。 概要 決議案文(枝野代表、コップに水を注ぎ、一口飲んだ後、正面を向いて深く一礼して演説を始める) 立憲民主党代表の枝野幸男です。 私は国民民主党・無所属クラブ、日本共産党、社会保障を立て直す国民会議、社会民主党・市民連合、および立憲民主党・無所属フォーラムを代表し、安倍内閣不信任決議案について、提案の趣旨を説明いたします。 まず、決議の案文を朗読します。 本院は安倍内閣を信任せず、右決議する。年金100年安心の嘘安倍内閣が不信任に値する理由は枚挙にいとまがありませんが、初めに指摘しなければならないのは、国民生活に直結する年金と消費税に関する無責任かつ不誠実極まりない姿勢であります。 政府与党は
2019年3月1日衆議院本会議にて根本厚生労働大臣の不信任決議案が提出され、立憲民主党・小川淳也議員が約1時間49分に及ぶ趣旨弁明を行った。 本記事では、当日夜のNHKニュースウォッチ9によるこの趣旨弁明の放送内容がいかに事実と乖離していたかを視覚化する。 趣旨弁明の内容 小川議員の1時間49分(全18482字)にのぼる趣旨弁明の全体像は上表の通り。 ✳︎概要の名称や10項目の区切り方は筆者の判断 ✳︎文字数は上西氏の文字起こしを活用して算出 趣旨弁明の詳細は上西充子氏のnoteで掲載中の文字起こしを参照いただきたい。 また、NHKの当日の放送内容は以下サイトで確認できる。 (最終アクセス日時:2019/3/4 22:58) http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/139.html NHKの真っ赤な嘘 「小川議員の弁明内容の構成」NHKニュースウォッ
2019年2月20日、ついに東京新聞は望月衣塑子記者に対する質問妨害に対する抗議を特集記事として掲載。菅官房長官と上村秀紀室長による質問妨害がいかに理不尽なものであるかを検証した。 http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2019/kanbou-kaiken/ しかし、同日午後の記者会見では、この特集記事について質問した朝日新聞の女性記者が質問妨害の被害者となってしまった。 本記事では、この質疑を取り上げる。(同会見に東京新聞・望月記者は不参加) ✳︎当日の会見は首相官邸HP(下記URL)より参照可能 https://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201902/20_p.html 朝日新聞・丸山記者の質疑内容 東京新聞の検証記事について質問した朝日新聞の丸山記者。 途中、上村報道室長に2回も妨害を受けている。 また、「記者が国民の代
「報道」と「広報」は違う。 政府が言ったことをそのまま記事にするのは「報道」ではなく「広報」であり、戦時中の大本営発表にも通じる危うさを秘めている。 残念ながら戦後73年を経た今でも日本のメディアには政府広報のような記事が多く見受けられる。 そこで本記事では、安倍総理が出席して訓示を述べた2018年10月14日自衛隊観閲式を伝える各社のニュースを題材にして、政府が言ったことをそのまま垂れ流すだけの「広報」を視覚化する。 ✳︎観閲式とは自衛隊の式典および訓練のこと 各社の比較 上のグラフは自衛隊観閲式を伝える各社のニュース記事の文字を「総理のお言葉」と「総理のお言葉以外」に分けた結果である。産経新聞とNHKは記事の約半分が安倍総理の発言内容で構成されており、政府広報と呼ぶに相応しい。 以下、具体的な各社の記事内容を見ていきたい。 産経新聞、NHKの場合下の2枚は、両社の記事に対して「総理のお
官房長官の在任期間が2098日(2018年9月24日時点)となった菅義偉氏。2位の福田康夫氏の1289日を大きく上回り、歴代最長記録を更新中である。 NHKは2018年7月25日付の政治マガジンで菅長官の特集を組み、以下のように記している。 在任日数だけでなく、記者会見の回数も並外れている。就任以来、きのう(7月24日)までの回数は、定例会見が2254回、臨時会見が100回で、合わせて2354回。 外務省によると、アメリカやイギリスなどG7各国を含む主要国で、閣僚クラスが定例の記者会見を行っている国はないという。アメリカのホワイトハウス、国務省、ニューヨークの国連本部では1日1回の定例会見があるが、いずれも報道官が対応する。外務省関係者によると、官房長官が毎日2回、定例の記者会見を行っていることを聞いた国連事務総長の報道官は「驚きに値する」と述べたいう。菅官房長官の周辺では「ギネス世界記録
✳︎本記事は演説内容をより早く広めるために演説当日の7月20日から無料公開してきましたが、書籍「緊急出版!枝野幸男、魂の3時間大演説 『安倍政権が不信任に足る7つの理由』」の発売にあたって、8月6日23時より不信任理由2以降は有料公開に切り替えました。 全文を読みたい方は、脚注や解説も付いて演説内容をより深く理解できる書籍の購入をオススメします。 事実上の会期末を迎えた2018年7月20日、野党は安倍内閣不信任決議案を提出し、否決された。この趣旨弁明で立憲民主党・枝野代表は不信任理由を7項目に分けて、2時間43分にわたって演説した。これは今年5月25日に同党・西村ちなみ議員が厚生労働大臣不信任決議案の趣旨弁明で記録した2時間6分を上回る最長記録である。 しかも、簡単なレジュメはあったようだが、原稿を事前に用意しておらず、ほぼ即興でこの長時間をしゃべり切った。 本記事では、この趣旨弁明を文字
台風7号が九州に接近した2018年7月3日以降、西日本を中心に記録的な豪雨に見舞われている。14府県で220人が死亡、12人の安否が不明となっている。(人数は7月20日19時時点の毎日新聞報道より) 気象庁は7月5日14時に大雨としては異例の緊急会見を東京と大阪で実施し、「72時間や48時間などの降水量の記録を更新する、記録的な大雨になる恐れがある」として早い段階から注意喚起してきた。 一方、政府が非常災害対策本部を設置したのは、この記者会見から実に66時間も経過した7月8日8時であった。 本記事では、この政府の初動対応を視覚化する。具体的には、過去の大規模災害との比較、空白の66時間のタイムテーブルを用いる。 非常災害対策本部設置に政府が要した時間 (近年の大規模災害との比較) 上のグラフは直近4つの大規模災害について、政府が非常災害対策本部設置に要した時間、死者・行方不明者数をまとめて
2018年5月30日に行われた、安倍総理と野党4党首の党首討論。 本記事では、立憲民主党・枝野代表との討論を取り上げ、質問と答弁を信号機で直感的に視覚化していく。具体的には、信号機のように3色(青はOK、黄は注意、赤はダメ)で視覚化する。 また、聞かれていないことを話し続け(=赤信号・黄信号でも車を走らせ続け)、議論相手や聴衆(=周りのドライバーや通行人)に迷惑をかけ、時間を浪費させる答弁を 信号無視話法と筆者は命名する。 (2018/6/1に筆者 命名) 全体まとめ 上記グラフは、枝野代表の質問 1837字、安倍総理の答弁 4161字を分析した結果である。 総理答弁の回答はわずか6%にとどまる上、中身はゼロ回答であった (例)事務所に回して頂ければ答えた、政府はコメントする立場にない 一方、枝野代表は青信号(33%)よりも、黄信号(65%)が多く、肝心の質問に入るまでにやや時間がかかって
2018年5月25日、安倍政権による「働き方」関連法案が賛成多数で可決されました。これに先立つ衆院本会議では、野党が当日午前に提出した加藤勝信厚生労働大臣の不信任決議案が与党などの反対多数で否決されています。この厚生労働大臣不信任決議案は、立憲民主党・西村智奈美議員が趣旨弁明を行い、所要時間は実に「2時間6分」に及びました。これは、衆議院で記録が残る1972年以降で最長記録です。本記事では、この趣旨弁明を文字起こしします。 <前提> ・専門用語や議場での出来事について補足が必要な場合、「注釈」で説明 ・太字は、筆者が重要だと理解した箇所(特に、安倍政権の矛盾点を端的に言い表している箇所) ・言い間違いや言い直しは、筆者の理解で修正したものを記載 ・当日の様子は、youtube動画(リンク先の2分37秒〜2時間8分57秒)で視聴可能。本記事の見出しにおける0分0秒は、リンク先動画の2分37秒
国家戦略特区での獣医学部新設を目指していた加計学園と京都産業大学。最終的には加計学園は認可された一方、京都産業大学は断念しています。事実上競合していた両者の財務諸表比較を通して、加計学園の認可が適切だったのかを考察します。 前提条件・H28年度の両者の財務諸表で比較 (本来は実際の選考に用いられたはずのH27年度財務諸表でを用いるべきだが、2018/5/6時点で加計学園はH27年度以前の財務諸表が非公開のため) ・学校法人における財務分析の考え方は東洋経済記事「私立大学収入ランキング」を参考にした ・加計学園のデータはH28年度財務情報より引用 ・京産大のデータはH28年度計算書類より引用 財務分析 まず、両者の財務諸表から資産、負債の状況を整理します。 資産合計、自己資本ともに京産大が大きく上回っている一方、負債は加計学園が上回っており、加計学園は債務依存体質が高いとうかがい知れます。さ
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