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はじめに 背景 1. 大きなリリースによるアップデートに失敗した 2. 機能開発を止めずにお客様へ価値提供したかった 課題 リリース管理の複雑さ 取り組んだこと 1. 変更予定の内容と実施時期を透明化する 2. アップデート作業による変更量を小さく頻繁にリリースする 2.1. Nuxt Bridge を利用してアップデートする 2.2. 互換レイヤーを作成してアップデートする 2.3 codemod script を作ってアップデートする おわりに はじめに SWE の sunecosuri です。 アンドパッドでは多くのプロダクトで Nuxt を使用しており、 使用していたバージョンの Nuxt2 が EOL を迎えたため、 Nuxt3 へアップデートしました。 この記事では、複数のプロダクトチームが開発する環境でどのように 機能開発を止めずに Nuxt のメジャーアップデート に取り組
こんにちは。SREチームの吉澤です。 7/2(火)に開催されたSRE Lounge #17の会場として、秋葉原のアンドパッド本社の9Fにあるイベントスペース「ANDPADコミュニティ」と懇親会用の飲食物を提供させていただきました! 設営直後の会場の様子 面白い発表が多いイベントでしたので、今回はこのSRE Lounge #17のイベントレポートをお送りします。また記事の最後に、8/3(土)〜4(日)に開催されるSRE NEXT 2024でのアンドパッドブースも軽くご紹介します。 SRE Lounge #17のアーカイブ配信 アンドパッドのスポンサーセッション Xで頂いた質問 各セッションの紹介と感想 飲食店のインフラサービス “ダイニー” のトラブル対応のすべて(dinii, inc. 唐澤さん) WAFでどのリクエストがBlockされたのか、ログを集計してSlackで簡単に見れるようにし
お久しぶりです、ANDPADボードの tomtwinkle です。 この記事はGoの go:linkname 騒動は 6/18に行われた Go Bash で話した内容を要約したものです。 そもそも go:linkname とは何かといえば internal packageやprivate var/funcなど普通はアクセスできないオブジェクトシンボルをエイリアス出来るようCompilerに指示して、アクセス可能にするcompiler directiveです。 go:linkname はprivateな変数へアクセス可能な便利なものでしたが unsafe packageのimportを必須とする通り、せっかく互換性や安全を考慮して作られているGoプログラムを簡単に破壊できる諸刃の剣でした。 詳細は発表スライドを見てください。 go:linkname 禁止騒動 Go 1.23 のリリースまで2
こんにちは、SWEの小島です。 2024年6月8日(土)に開催されるGo Conference 2024 にて「Mapのパフォーマンス向上のために検討されているSwissTableを理解する」というタイトルで登壇します! 個人的には去年のGo Conference 2023・Go Conference mini 2023 Winter IN KYOTOに続き3回連続で発表する機会をいただけて嬉しく思っています。 また、アンドパッドとしてもBronzeスポンサーとして協賛します。 gocon.jp 過去の発表はこちら。 Go Conference 2023での発表 speakerdeck.com Go Conference mini 2023 Winter IN KYOTOでの発表 tech.andpad.co.jp 発表する「Mapのパフォーマンス向上のために検討されているSwissTab
こんにちは、アンドパッドで ANDPAD施工管理 アプリのプロダクトエンジニアをしています松川です。 ANDPAD施工管理アプリ(以後、施工管理アプリと言います)は依存性注入(Dependency Injection、DI)ライブラリとしてDaggerを今まで利用してきましたがHiltに移行し、ユーザ影響なく無事にリリースできました。 Daggerはとても便利ですが、よりAndroidアプリ開発のために改良されたHiltを利用することで冗長な設定ファイルをアノテーションによる自動生成に置き換えることができます。 Hiltへの移行はドキュメントを読めば大きく躓くことはありませんでしたが少し苦労した点もありました。 この記事では移行の際に少し苦労した点を共有し、読者の方のHiltへの移行の手助けになれば幸いです。 developer.android.com アノテーションを付ける作業が大変 H
こんにちは!DBREの福間(fkm_y)です。先月、弊社でデータベースの技術顧問をして頂いてる三谷(mita2)さんに開発本部向けの「MySQL SQLチューニング」勉強会を実施していただきました。 今回はMySQLの得意不得意なことの説明やSQLチューニングの流れ、具体的な事例を元にした対応例、また最近話題のHTAPな製品も紹介していただきとても参考になったのでポイントをおさえてレポートをお伝えします! 開催背景 本編 MySQL の得意なこと、苦手なこと データベースのチューニング手段と特徴 SQLチューニングの流れ インデックス SQLチューニング例 インデックスフルスキャンとカバーリングインデックス ソート まとめ 当日の資料 さいごに 過去開催されたデータベース勉強会レポート 開催背景 弊社では三谷さんによるデータベース勉強会を定期的に開催しています。数年前にも同じテーマで勉強会
1. はじめに こんにちは、CREの池田です。昨年の11月にアンドパッドに入社し、問合せ業務に従事しています。 この記事では、入社後5カ月間で取り組んだ改善活動の一つである「社内向け仕様FAQの更新通知を導入した話」を紹介します。 2. 前提 仕様FAQとは、ANDPADの仕様について、詳細な情報まで記載している社内向けのページです。 Confluenceにまとめて社内用に公開している仕様FAQ このページは、ユーザーからの仕様確認のお問い合わせに対して、CX(カスタマーエクスペリエンス)チームやCSS(カスタマーサクセス)チームなど当社ビジネス部門が迅速に解決できるよう、CREチームが作成しています。 仕様FAQの有無による問合せから回答までのフローの違い 3. 課題 仕様FAQは、誕生から約2年経ち、記載されている仕様の情報がとても充実してきました。 その一方で以下の課題がありました。
こんにちは。SREチームの吉澤です。 アンドパッドでは最近、AWSのS3バケット上のファイルをスキャンするために、アンチウイルスソフト Antivirus for Amazon S3 を本番環境に導入しました。その結果、私たちの要件はほぼ全て満たされたうえに、従来比で大幅なコスト削減を実現できました。 Antivirus for Amazon S3について日本語で書かれた記事はまだ少ないですが、S3に対するウイルススキャンが求められるケースでは、導入を検討する価値があるソフトです。 そこで、今回はこのAntivirus for Amazon S3の概要、私たちが本番環境に導入してみてわかったメリットやデメリット、そしてこのソフトが適した状況をご紹介します。 背景 S3に対するウイルススキャンが必要な理由 Antivirus for Amazon S3の導入前に利用していたソフト Antiv
はじめに データ部MLProductDevチームでML開発に取り組んでいます、森といいます。この記事では、3月21日に黒板AI作成機能をリリースしたことを受け、PoC着手からリリースに至るまでの開発経緯を振り返ってみたいと思います。 andpad.jp andpad.jp データ部はアンドパッド社内に蓄積されたデータを活用して、継続的にビジネス価値を創出していくことを目指しています。2022年は種まき期との位置づけで豆図AIキャプチャの開発・リリースを通じてAIによるプロダクト貢献を具現化してきました。2023年は発芽期との位置づけで、豆図AIキャプチャを発展させる形で開発・リリースしたのが黒板AI作成機能です。 tech.andpad.co.jp 2022年の種まき期の取り組みについて深掘りした内容をこちらの対談形式の記事でまとめています。 www.wantedly.com 黒板AI作成
ANDPADボード プロダクトテックリードの土屋(tomtwinkle)です 先日CHIYODA Tech #3 にLT枠で参加してきました! CHIYODA Techとは、千代田区にオフィスを構える企業が運営・登壇するLTイベントです。 今回は弊社9Fのイベントスペースで開催させていただきました! アンドパッド以外にKINTOテクノロジーズさん、日本経済新聞社さん、スタディストさんがLTで参加されていました。 他社さんのLTも拝見させてもらって皆さんそれぞれOSSに対する様々な想いや課題を感じているんだなと勉強になりました。 LT後みんなでスナックミーさんから提供頂いたスナックをつまみに飲みながらテーブル毎に思い思いに喋るアンカンファレンスも非常に楽しかったです。 LT内容について 今回私が発表させてもらったLTについて少しだけ解説させていただきます。 speakerdeck.com ア
こんにちは、 id:sezemi です。 あと 3 週間ほどで入社から半年が経とうとしていて、念願の有給付与まであと少しとなりました。 待ち遠しい! ちなみにアンドパッドには、有給付与までに 3 日間の入社時特別休暇があります。 インフルエンザやらコロナやらが流行っている中、この休暇があることで、とても助かっています。 さて、前年の 12/25 に Ruby 3.3 がリリースされました 🎉🎉🎉🎉🎉🎉 8888888 www.ruby-lang.org これを祝ってリリースパーティーを STORES さんと共催しましたので、今日はその模様をお届けします! andpad.connpass.com Ruby 3.3 リリパはオフラインがメイン 前回 3.2 のパーティー はコロナがまだ 5 類感染症移行前だったということもあり、会場参加人数は絞り、基本はオンラインで開催していました
ごあいさつ アンドパッドのQualityControlの冨士川です。 入社して2年半経過し、現在はQCチームのリーダーやっています。 道の駅をめぐることにハマっていて写真は千葉県館山市の道の駅「“渚の駅” たてやま」の「さかなクンギャラリー」で撮った写真です。魚魚魚~! ※QualityControlについては弊社のTech Blogをお読みください この記事の目的 皆さん、海外メンバーと開発する時にテストケースの翻訳はどうしていますか? 「Google Chrome」とテスト管理ツール「QualityForward」を組み合わせて使ったところ、 簡単にテストケースを多言語化できたのでご紹介します。 テストケースを多言語化した背景 弊社はベトナムにグループ会社「アンドパッドベトナム」があり、ベトナムメンバーと連携してQC活動を行っています。 日本メンバーがテストケースを作成し、ベトナムメン
こんにちは、採用広報の id:sezemi です。 アンダーニンジャ最新刊 12 巻の 2/6 リリースに備え、復習に余念のない日々を過ごしています。 でも、今でも理解ができていないところがあり、ネタバレサイトを見に行こうか悩んでいます。 さて、先月 1/17 に Product Engineer Night #2 〜 Domain への Deep Dive!〜 が開催され、アンドパッドからはテックリードであり、創業メンバーでもある 金近 歩 (@KanechikaAyumu) が登壇しました。 product-engineer.connpass.com この記事ではその模様をレポートします! Product Engineer Night #2 の登壇アサインの経緯 きっかけは Product Engineer Night を主宰する @niwa_takeru さんからお声がけいただいたこ
ANDPADフロントエンドエンジニアの小泉です。 昨年の夏頃、担当したプロダクトで新規リポジトリでの開発を立ち上げる機会があり、Nuxt 3 を用いて構築を行いました。 アップデートではなく新規で Nuxt 3 サイトを構築するのは業務としては初めての経験だったのですが、Vue 3・Nuxt 3 の様々な機能によって、型安全な状態を保ったまま快適な開発を進められ、かつ3ページの全体実装を約7営業日で形にすることができました。 この記事では、「いま新規サービスのゼロからの立ち上げにNuxt 3を選択するとどんな嬉しいポイントがあるのか」という実例をご紹介できればと思います。 担当したプロダクトについて ANDPAD資料承認 | 製品のご紹介 2023年10月にリリースされた「ANDPAD資料承認」という、資料の申請・承認を一元管理する機能のフロントエンド開発を担当しました。 ただし、紹介サイ
この記事はANDPAD Advent Calendar 2023 23日目の記事です。 こんにちは、motokikando です! アンドパッドに1期生で新卒で入社してから早いもので、9ヶ月が経ちました! 7月からプロダクトチームの1つであるANDPAD黒板チームにjoinし 、 現在サーバーサイドをメインに業務をしています。 今回はその中で起こった、見た目上、同じ2つの黒板ができてしまうという謎の現象を解消し、そこから学んだ知見についてご紹介します! 改行コードとは? 本題に入る前に改行コードの種類についてご紹介します。 改行コードは文字通り、テキスト内で改行を表すための特殊な文字コードのことです。下記の LF, CR, CRLF の3種類とそれぞれの特徴が存在します。 LF : \n 正式名称: Line Feed ラインフィード 実行内容: カーソルを新しい行に移動させる↓ 対応OS
こんにちは hsbt です。RubyConf Taiwan 2023 の登壇から帰国して後はバルダーズ・ゲート3をプレイして年を越すのみ...! とは行かず、Ruby 3.3.0 のリリースに向けて最後の準備作業をしている真っ最中です。 さて、今回はANDPAD Advent Calendar 2023の20日目として、今年1年私がプログラミング言語 Ruby の開発のために手を動かしてきた内容の中からテックブログやカンファレンスで発表していない内容をまとめてご紹介します。 default gems から bundled gems への変更の目的 私は数年前から Ruby に元々添付されていたライブラリ(標準添付ライブラリ)を default gems と呼ばれる gem としてもインストールやアップデートができる状態にし、そこからさらに bundled gems と呼ばれる Ruby 本
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