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どえらく間が空いたのだけど、Roe Adamsがやったことの続き。 ■その(1) ■その(2) ■その(3) 上で全部読んでほしいのだけど、まあ自分の経験的にはこれをちゃんと読み直してくれる人は10%もいないので、ここでもう一度、ここまでの話を簡単にまとめておく。 Roe Adamsとは誰なのか? “Ultima Ⅳ Quest for Avatar (1985)”で、コンピュータゲームのシナリオ構造を決定的な形でプレゼンテーションした人物だ。 “Ultima Ⅳ”があまりに決定的だったので、以降32年、若干の調整があったことを除けば、シナリオの書き方は変わったことがないと言っていいほど完璧に近い形で「ゲームのシナリオはこうあるべき」とプレゼンテーションされた、という意味で、余りにスゴい仕事をしたと言って間違いない。 実際”Ultima Ⅳ”のシナリオに関して言えば 今風にグラフィックをア
毎度のことですが、5月12日に川口市民ホールフレンディアで開催されるゲームレジェンドに出ます。 スペース番号は38abです。 https://gamelegend.turukusa.com/ 今回の新刊は、コミ1に間に合わなかった『萌えの歴史』の完成版です。 内容としては1970年代末に起こった少年誌のラブコメブームから、どのようにして1995年に「萌え」という言葉が一般化したまでを、自分の視点から書いた本です。42ページほどの本になりました。 んで、あいざわひろしのときメモ30周年を記念した新刊もある、ウチの新刊リストです。 これを見るとゲームが発達する横で、コミックのラブコメブームがアニメに波及していったこと、そこからゲームに波及してきたことがストレートに読み取れるので、個人的には気に入ってます。 本当はエニックスの初期に出た『ウイングマン』とかの流れもうまく入れたかったんですが、微妙
マイクロコンピュータショウ'81のハドソンブースの写真があった。I/O誌'81年7月号。 pic.twitter.com/xX8FSoaHpL — Oh!石 (@oec_Nibbleslab) March 7, 2024 なんと、これはI/O誌の1981年7月号に掲載された1981年5月に開催されたマイコンショーのハドソンのブースだというのである! この年の、このハドソンのブースはパソコン史の点からもゲーム史の点からも恐ろしく大事なショーだった。 – 以下、ハドソン伝説ゼロからの引用 – ただ、Hu-BASICが完成したので、1981年のマイコンショーに初めて参加したのは間違いないので、1981年5月より前に完成していたのは間違いない。 ■ハドソン関係者 初めて参加したマイコンショーでHu-BASICを物販したら、飛ぶように売れて、すごい黒字になったんだ。 この成功体験が強くて、ずっとマイ
キャッチに貼ったツイートが流れてきて、ああと思ったので、2012年の3月の電撃プレイステーションに掲載されたものをブログに出しておくことにした。 2012年の今日がハドソンがなくなった日で、そして同じ年の同じ3月にBeepから始まった雑誌がなくなった、ということで書いた文章だ。 僕がプロになった会社と雑誌がなくなる 今回は、いつもとは全然違うことを書きたい。 僕がプロのライターとして最初に連載で原稿を書き始めたのは1984年末に発刊された「Beep」という雑誌だった。 この雑誌は日本の雑誌史上初のテレビゲーム専門誌なのだけど、当時はどちらかというとパソコンもファミコンも扱う総合ゲーム雑誌みたいなものだったのだけど、とんでもないファミコンブームで後から発刊したファミコン専門誌に勝てず、「Beep」は、まずセガハードのソフトを記事の中心におくようになり(当時はセガはハードを販売していた)、そし
ハドソン伝説0 / 岩崎啓眞|BEEP ゲームグッズ通販■ BEEP限定 オリジナルペーパー付き■ 発売日:1月13日(土)ハドソンの初期の歴史をまとめた本です。無線ショップ「CQハドソン」2階のマイコンコーナー設置にはじまり、MZ-80Kのプログラムテープ販売での飛躍やシャープX1の開発参加、史上初のファミコンのサードパーティーになるまでの経緯などを描いています。表紙は日本最古のアダルトゲームといわれる『野球拳』のめぐみちゃん! —- 引用開始 最初期のX1で発売されたゲームは、純粋にアセンブラで書かれていたわけではなく、コンパイラが使用されていたというのだ。 コンパイラは高級言語で書かれたプログラムをマシン語(アセンブラ)に翻訳するアプリケーション。 当時はBASICが主流だったのでそれのコンパイラが書かれたわけだ。 ■ハドソン関係者 思い出したけどX1のゲーム開発初期はBASICをマ
シリーズは以下。 桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(1)桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(2)桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(3)桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(4)桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(4.5)桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(5)桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(6)桝田方式によるユーザーストーリーの作り方(7) 桝田方式と書いているけれど、桝田方式と現在の僕の方法は原理的な部分は同じなのだけどアプローチは変わっているので、元の桝田方式はどんな形式で、なぜそれを変えたのかについて説明しておきたい。 まず、桝田方式はもともとは1987年に桝田さんが桃太郎伝説1(ファミコン版)の戦闘バランスを作るために考えたものだ。 桝田さんはそれまではゲームを遊んだことがなく、仕事で慌ててドラクエをプレイしたというのは有名な話…だと
このシリーズはF2Pの最初の3分間シリーズの続きで、同人誌で書いたことの続きでもある。 アイディア的には同時多発だと思うのだけど、僕が最初に聞いたのは桝田さんからだったので、桝田方式と呼んでいるゲームバランス…というか、ユーザーストーリーの作り方について、これからしばらく書いていこうと思っている。 僕は26年前の1989年に桝田さんから天外1作ってる時に、この方法を聞いて、実際にイース1・2でバランスを取り直す時に使ってちゃんとバランスがとれた。そして以降、成長が必要なゲームで、このやり方の変形を使わなかったことがない。 また、この方法を拡張していくことで、Progressive wall、マップの難易度デザイン、ユーザーストーリー、あらゆるものを統一的に扱うことが出来る考え方で、非常に応用性が高いので、ぜひ知ってもらいたいと思っている。 ユーザーストーリーは僕の独自用語。同僚はCusto
メモとして書いてあった1年前のテキストが今読んでも面白かったので、ちょっと整理して表に出すことにした。 https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20190905071/ TMSの話自体はとても面白くて、これのモトネタになったポストで石川さんと結構有益な議論が…
クッソ忙しくて、さっぱりブログを更新できないうちになんと年末がやってきてしまいました。 というわけで、冬コミの新刊。 今回の新刊は『ハドソン伝説ZERO ハドソン創業編』。 1978年のどこかでCQハドソンの2階にマイコンコーナーが出来上がったときをソフトハウスハドソンの起点として、MZ-80Kのテープの通販で飛躍し、Hu-BASICを開発し、それが縁でシャープのX1の開発に参加し、それが縁で任天堂のファミリーBASICの仕事を受け、史上初のファミコンのサードパーティになる物語を、1985年9月の『スーパーマリオブラザーズ』の発売を終わりとして書いた本です。 というわけで、以下が目次。 言い訳すると、もともと『ハドソン伝説』シリーズは「ハドソンのファミコン以降の全ソフトを取り上げよう」というソフト中心のシリーズのつもりで始めました。 そして今回のファミコン参入の時の話は「さよなら、ハドソン
これは1984年に、ハドソンが初のサードパーティとして、ファミコンに参加するときの物語だ。 前のポストで、野沢さんの証言を元にブログを書いたら、いろんな人から細かい情報が集まって、どんな風にハドソンがファミコンに参入したのか、そのプロセスはどういうものだったのかを、ようやくその全貌が正しく明らかになったと考えられるようになったので、再度具体的に書いていきたい。 ところで、この記事は、前の物とかなり激しくかぶるのだけれど、前のものを消すとどのように変化したか? が分かりにくく、かつ前回のに付け加えをするには、あまりに多すぎるので、あえて新しい記事としてアップロードすることにした。 あと今回、何人か名前を出して欲しくないといわれた関係者が現れてしまったので、野沢さんの言葉と一緒に、当時のハドソン関係者と、今のところは伏せておくことにしたい。 …って考えてみたら、野沢さんの名前出していいかどうか
コミ1の新刊です。 ゲームの歴史のあとしまつ、という薄い本を作りました。 20ページの薄い本です。 内容は「ゲームの歴史」の2巻と3巻の、筆者が誤解して書いている3Dの話をおかしいからねって指摘した内容です。 一度ブログで記事を書くと書きながら、ギブアップしていて、本編にも入れられなかったのを書いた本だと思ってくれればいいです。 これを放置してたのが気になってたんですよね。 これで、マジで自分的には思い残すところがなくなった…とは言わないけれど、自分的にやり残したことはなくなったという感じになりました。 だから、あとしまつというタイトルなわけですがw で、この本があるのに本編がないのはマズいだろうってことで、本編も少しだけ増刷して、イベントに持っていきます。 また、これはとらさんとBEEPさんに委託していますので、欲しい方はどんぞ。 ちょっとは正しいゲームの歴史 / 岩崎啓眞|BEEP ゲ
夏コミの新刊、2冊なんとかなりました。 1冊目。 ハドソン伝説5 Super CD-ROM登場 B5 表紙フルカラー 98ページ。 今回は1990-91年にハドソンで開発された・ハドソンが開発管理していたソフトを全てリストにし、分かる限りの開発の話をまとめた本です。 5では、当時、ハードの責任者の1人だった岡田さんにインタビュー出来たので、どのようにしてSuperシステムカードが作られて、互換を保ってSuper CD-ROMが可能になったのかを初めて解説した本になります。 さらに加えて、当時、ハドソンのソフトを多数制作していた大阪のナウプロダクションの当時の担当の方からも話を伺うことが出来たので、『BE BALL』や『ファイナルソルジャー』などの開発史を知ることが出来ました。 立ち読み版をfantiaに置いてます。誰でも読めるようにしてあるので、どんぞです。 【夏コミ】 【原稿進捗6】夏コ
今まで、ほとんど、このブログに出たことがなかった人の話をちょっと書きたくなった。 この記事のタイトルにもなっている星恵太君のことだ。 星君は、僕がハドソンでお金をもらって関わった仕事4作(凄ノ王伝説・イース・ボンバーボーイ・天外魔境2)+1個(CDROMシステムカード)のうち、3作にかかわったサウンドアーティストだ。 …と書いても、今と当時ではサウンドアーティストの仕事がぜんぜん違うものになっているので、ちょっと当時(1990年代後半まで)のサウンドアーティストの話を書いておく。 当時のサウンドアーティストってのはどんな仕事をするのかというと、今のゲームマシンで仕事してる人には信じられないだろうけれど、ものすごくプログラマに近い存在で、かつ効果音と曲の両方を作る人だった。しかも、たいてい作曲までやるのが当たり前だった。どうみてもムチャだ。 こんなムチャクチャだったのも、かなり特別な人でない
あとは、コミケで頒布して、見本誌として提出すれば、残る率も上がるかなと思います。 というわけで2月から長々と続いた「ゲームの歴史を批判する」は、これにて終了となります。 本が出来たときの記事でも書きましたが、対象となっている本が絶版になっており電子書籍として手に入れる方法がないことから、カウンターとして電子書籍を置く意味はないので、Amazonなどで電子書籍を出すと言ったことは、現在は考えていません。 変なプレミアでもつかない限りは、再販も基本的には考えていません。 コミケで打ち止めの予定です。 あと、実は再販するとき、かなり一生懸命誤植とかは直しましたので、実は再販版は第二版になってます。 とは言っても、初版と第二版は誤植以外はほぼ違いはありませんので、初版の人も別になんの問題もないかと思います、ハイ。 というわけで、ようやく『電撃プレイステーションD物語』や普通の活動に戻れますよ、ハイ
『ちょっとは正しいゲームの歴史』…というか、ともかく「ゲームの歴史」を批判するシリーズで困らされたのがOCRだった。 Kindle本からテキストで全部コピー出来ればいいのだけど、Kindleは出版社それぞれがコピーできる量を規制していて(当たり前だ)、それを超える量はコピーのしようがない。 そしていうまでもなく、ゲームの歴史批判シリーズは、死ぬほど引用するので、当然のことながら出版社の制限を超えることになる。 なお、この膨大な引用を「これはいいのか?」と言っていた人がいたらしいが、全く問題ない。 引用は認められた権利で、引用した内容ではなく、それを引用する意味があった本文があれば、なんの問題もない。 そうじゃないと「引用して批判する」ことが出来ないことになってしまうでしょ? といって、画像引用にすると縦書きになってしまい、ウェブでは読みづらい事、この上ないので以下の方法でテキスト化した。
COMIC1☆22の新刊が出来ました。 LEGEND 6 ゲームボーイの通信に苦労した話 B5版 16p 目次は下みたいな感じです。 もともとはゲームの歴史批判の本を作るつもりだったのですが、ともかく手がかかる本でとても間に合わないので諦めて、違う本を作ろう! ってことでこれになりました。 で、去年の冬コミでちょっと書きましたが、LEGENDの本のフォーマットのセットが印刷屋からなくなってしまい、シリーズ作れないかもって言っていたら、なんと復活してくれたという展開で、出来上がったのがLEGEND 6。 ボンバーボーイの通信のことは一度書いたことがあるんですが、10年ぐらい前の本+細かい説明をしていので読んでもわからないだろうって思って、今回は詳しく、図なども入れてわかるように書いたつもりですw って、そもそも前の本を持っていない気がするけどw 頒布価格は400円です! それでは、当日、A3
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