かねてから若者に人気のシェアハウス。その“進化版”と言える交流型賃貸マンション「ソーシャルアパートメント」が、物件稼働率99%と大ヒットしている。人気の理由を探ると、「同居人とワイワイ交流したい」「おうち時間をリッチにしたい」だけではない若者心理が浮かび上がってきた。 ※日経トレンディ2024年7月号より。詳しくは本誌参照 今回取材した「FILMS和光」。外観は何の変哲もないが、内部にはビリヤード台などが置かれた広い共用ラウンジがあるなど、ユニークな構造になっている ソーシャルアパートメント 「孤独もつながりも欲しい」の受け皿に 稼働率99%の“令和版シェアハウス” グローバルエージェンツが手掛ける交流型賃貸マンション「ソーシャルアパートメント」は、首都圏を中心に50棟約3100室を展開(2024年3月時点)。物件稼働率は15年から90%以上と好調に推移してきたが、24年3月時点で99%と