急になんの宣言って思うけど、嵐のメンバーがよく言う﹁自分は俳優ではない﹂っていうのに、私も概ね賛成である。是か非かではなくそもそも成り立ちとしてジャニーズと俳優は違うと思っているからだ。 役者は役にどこまでも近付いていける環境にある(と思われる)が、商品価値の大部分がその人〝そのもの〟である(と、やはり思われる)アイドルは、職業の特性上別の人になりきることにどうしても制限が出てしまう。いいか悪いか分からない言い方だが〝その人〟のパーソナルな色が出過ぎてしまうのだ。 だからアイドルは演技仕事には向かない、と言いたいのではない。その人の色味が強烈に役とマッチして、観てる側の助けにもなったりするのだ。最近だとニノの渡海先生。時に非情の側へ墜ちるフェアネス、でも根底にある温かさ。ご本人を応援しながらよく感じる要素だ。いいマッチングだなーと思いながら観てた。 前置きが長くなった。ここからが本題、相葉