サマーズが口火を切り、バーナンキやクルーグマンとの間で2013〜15年にかけて行われた長期停滞論争を山形浩生が訳しまとめたもの。アルヴィン・ハンセンは1930年代に長期停滞という概念を提唱した経済学者で、この本にはその演説「経済の発展と人口増加の鈍化」の抄訳も収録されています。 目次は以下の通り。 はじめに――長期停滞論争(山形浩生) 1 アメリカ経済は長期停滞か?(ローレンス・サマーズ) 2 遊休労働者+低金利=インフラ再建だ! ――再建するならいまでしょう! (ローレンス・サマーズ) 3 財政政策と完全雇用(ローレンス・サマーズ) 4 なぜ金利はこんなに低いのか(ベン・バーナンキ) 5 なぜ金利はこんなに低いのか 第2部――長期停滞論(ベン・バーナンキ) 6 なぜ金利はこんなに低いのか 第3部――世界的な貯蓄過剰(ベン・バーナンキ) 7 バーナンキによる長期停滞論批判に答える(ローレン
今日のNHKの「日本の、これから 団塊大量退職へ」で宮台真司も言ってたことなんだけど、団塊の世代が日本の経済成長を支えたってのは実はウソ。彼らが大学卒業して社会人になった1970年前後って言うのは、もう高度経済成長が終わるとこですもん(ただ、中卒で働きはじめた人はかなり、そして高卒で働きはじめた人はちょっとだけ高度成長を支えたと言える。 具体的な経済成長率のデータを出すとこんな感じ。 1970 8.2 1971 5.0 1972 9.1 1973 5.1 1974 -0.5 1975 4.0 1976 3.8 1977 4.5 1978 5.4 1979 5.1 1980 2.6 1981 2.8 1982 2.6 1983 1.7 1984 3.9 1985 4.5 1986 2.8 1987 5.0 1988 6.7 1989 4.3 1990
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