考え方と将棋に関するstealthinuのブックマーク (2)
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︵画像は第2期 電王戦の公式サイトより︶ 今週土曜、﹁佐藤天彦叡王 vs Ponanza﹂の対局をもって、様々な名勝負を生み出してきた﹁電王戦﹂の歴史が遂に終わりを告げる。 第一回電王戦で、米長永世棋聖と将棋ソフト﹁ボンクラーズ﹂が対局したのは、2012年の1月。開始当時を思い返せば、そもそも棋士とAIが公開の場で戦う行為そのものが﹁衝撃的﹂であり、さまざまな物議を醸していた。 ※﹁電王戦﹂終了の理由については、上記PVの中で説明がなされている。また、第2期電王戦記者発表会の席上で、ドワンゴ川上量生会長が﹁人間とコンピューターが同じルールで真剣勝負をするスタイルの現状の電王戦は、歴史的役割は終わったと考えて、今回で終了することに致しました﹂と発言してもいる。 それから5年――今やすっかり状況は変わった。ビジネス誌には﹁AIが人類の職業を奪う﹂などのセンセーショナルな見出しが躍り、昨年はGo
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皆さんこんにちは。 私は将棋プログラム﹁Ponanza﹂の作者、山本一成と申します。Ponanzaは初めてプロ棋士を破った将棋プログラムで、近年最も強い将棋プログラムと言えると思われます。また、2017年もトッププロ棋士の方と対局することが予定されています。Ponazaの改良のための機械学習に現在ジサトライッペイさんのPC﹁大紅蓮丸﹂の計算リソースを借りているのですが、その関係で原稿を書いてとお願いされたので、3回に渡って将棋プログラムの今について、書いていきたいと思います。 フリーランチの終焉、並列化の効率問題 アスキー読者の方々には言うまでもないのですが、まずは近年のCPU事情について解説していきたいと思います。ちょっと昔まではCPUはシングルコアが当たり前で18ヶ月経過すればCPUのトランジスター数は倍になり、性能が向上するという流れが続いていました。ソフトウェアはその性能向上に伴い
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