![『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』開発者インタビュー:物語上で重要なあの設定やクラシックゼルダへの回帰などについて訊く](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/952821adffa8e765ec397d123af907168c28ed60/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsm.ign.com%2Ft%2Fign_jp%2Fnews%2Ft%2Fthe-grass-%2Fthe-grass-is-greener-tears-of-the-kingdom-developers-look-ba_w4qz.1200.jpg)
ゲームの発売とは祭りに似ているかもしれない。発売が間近に迫っている『スプラトゥーン3』でも、インクを塗り合うナワバリバトルおよびフェスを一足先に体験できる「前夜祭」が開催された。 日本では特に人気のあるシリーズに成長した対戦アクションゲーム「スプラトゥーン」の最新作ということで、期待するプレイヤーも多く、前夜祭も存分に楽しんだ人たちも多かったことだろう。筆者も6時間ほどプレイしたが、もっと遊びたいというのが正直な気持ちだ。 ところで、「この前夜祭のなかで最も印象に残ったものは何か?」と聞かれたとき、あなたはどう答えるだろうか。私は「気持ちよく対戦できるおもてなし」が多いことに関心を持った。 「対戦ゲームがプレイヤーの寿命を縮める問題」 そもそもの話、対戦ゲームはストレスが溜まるものである。真剣に勝負すればするほど己のプライドやゲーム内の数値をかけて挑むことになり、それに負けたときの己に対す
イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリが書いたベストセラー『ホモ・デウス』を読んでいて、『ゼノギアス』のことを思い出した。『サピエンス全史』の続編である本書は、人類の未来を予測して描いた人文書であるが、その主張はSF的にぶっ飛んでいる。未来の人間は人権や民主主義などの前提となっている価値観「人間至上主義」を失い、「データ至上主義」の「データ教」になり、データとして一体化するというのだ。生命とはアルゴリズムであり、AI、インターネット、遺伝子改良、身体改造、脳神経科学などの発達により、人類の進む先は、「不死」と「至福」と「神性」であるとしている。 壮大な進歩史観の物語であり、これが「ノンフィクション」として売られていたことに驚く。そしてそれが、20年以上前の日本のRPGゲームと似通った部分を持つことに、戸惑いを覚えるのだ。 さて、それは話の枕。『ゼノギアス』は1998年にスクウェアから発
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