ブックマーク / dennou-kurage.hatenablog.com (3)
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ちきりんさんが、何やらまた議論を呼びそうな記事を書いていた。 下から7割の人のための理科&算数教育 - Chikirinの日記 そして、有力な批判はこちら。 ちきりん氏のお粗末な科学教育論 - バッタもん日記 ちきりんさんのパーソナリティに言及した部分はともかく、ちきりんさんの意見に対する批判については、僕もこの方とほぼ同意見である。どんな職業についてる人でも、今の仕事に100%役立つことだけ学んできたなんてことはありえないし、少なくともそういう最適化を高校生ぐらいまでにしてしまうことは、最適化をしていると見せかけてただ単に自分の可能性を狭めているだけだ。 この議論を見ていてしみじみと感じるのは、﹁ただの知識﹂と﹁体系的な知識﹂では有用性がぜんぜん違う、ということだ。例えば、ちきりんさんは学校では﹁生活するために必要な科学知識﹂として以下のようなものを教えるべきだと主張している。 ・リボ払
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こちらを読んだ。﹁報連相﹂に出処があったということは知らなかったので、非常に勉強になった。 多分、報・連・相の意味は間違って伝えられてるよ http://nikkeiph.com/spinaches/ さて、﹁報連相﹂。報連相は、日系の会社に入るとまっさきに教わるビジネスマナー︵?︶である。報連相とは言うまでもなく、﹁報告・連絡・相談﹂の略で、これを絶えず行うことが社会人の基本である、と研修の講師は言ってのける。僕は最初に教わった時から、これには違和感を覚えずにはいられなかった。 まず、﹁報告﹂と﹁連絡﹂の違いがよくわからない。これはどうやらFAQのようで、講師に質問すると﹁報告﹂は上の立場の人間に仕事の結果などを詳しく伝えることで、﹁連絡﹂は関係者に事実のみを端的に伝えることである、みたいな説明されるのだけど︵これについては人によって言うことが微妙に違っていて何が正解なのかはいまだによく
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新入社員を説教する決まり文句に、﹁学生気分が抜けていない﹂というのがある。僕は、この文句が心から嫌いだ。 はじめに表明しておくと、僕も自分の会社を畳んで、会社員をやるようになってそこそこ経つが、自分の学生気分はまだ抜けていないと断言できる。別に今後とも学生気分は抜かなくていいと思っているし、むしろ抜けないように気をつけている。会社まで距離があるのに、いまだに大学の近くに住んでいるのもそのためだ。たまに大学の周辺を散歩したり、学生の頃に通っていた定食屋に入ったりして、彼ら︵大学生たち︶と自分があまり変わりすぎないように、気をつけている。 こういうことを書くと、僕が一種のピーターパン症候群に罹患しているかのように見えるかもしれないが、僕が学生気分を抜かないようにしているのは理由がある。それは、大学生が持っている以下のような性質を、絶対に失いたくないからだ。 組織の一員であることを絶対視せず、組
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