ブックマーク / www.watto.nagoya (3)
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目次 まえがき フェルマー点が最短経路を与える証明 水平支柱が四本である場合 水平支柱が六本である場合 ︵その2︶ 正五角形のシュタイナー木 正五角形を外心と頂点で分割した三角形のシュタイナー木 ︵その3︶ 正五角形の第三の例 正六角形の二種類のシュタイナー木 スポンサーリンク まえがき 何年か前に、椅子の脚の支柱は5本であることが多い理由について考察したエントリーをアップしたことがある。ただしネットでちょっと検索する限りでは、同じようなことを言っている人はあまり見当たらないのだが。 www.watto.nagoyaこれがきっかけで、面白そうなことに気がついた。オフィスチェアの多くは、床に垂直な支柱が、床に平行な5本の支柱に放射状に分岐し、正五角形の頂点付近のキャスターで椅子を支える構造になっている。 言葉で説明するとわかりにくいので、イラストで示すとこんな感じ。左側が椅子を斜めから見た
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﹁0.999999... = 1﹂にまつわる未整理材料いろいろ︵その1︶ の続き︵すなわち﹁その2﹂︶を書こうとして、1ヶ月以上書きあぐねている。結論はすでに頭の中にあるのだが、未整理材料というのを取り出すのに手こずっているのだ。 実数の公理を論じる上での実例として √2 ︵ルート2︶が扱いやすいかな思ったので、ちょっといじってみた。そうしたら、行列を使うと便利かなと思われる場面が出てきた。これのどこが珍しいかというと、大学初年度の数学の定番である﹁初等解析﹂と﹁線形代数﹂のコラボとなるのだ。なので、独立した話題として書いてみる。 √2 が無理数である証明は、中学数学で出てくる。また、√2 の近似値は、次の連分数より求めることができる。 ﹁ナニコレ?﹂と思われるかも知れませんが、説明は﹁google:ルート2連分数﹂で検索すれば出てきます。書籍だと、手元にあるのは﹃連分数のふしぎ (ブル
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前々回に引き続き前回の記事にも多くのアクセスをいただきました。ありがとうございます。当初、一つの記事として書くつもりで着手したのですが、長くなりそうだったのとテーマが複数になりそうだったので、分割しました。今回で一区切りです。 リアルの知人である教育大学の先生から聞いた話によると、﹁あらゆる生徒に適した授業はない﹂というのが現時点での研究の結論なんだそうです。同学年の生徒を集めた授業でもそうなのですから、誰が読むかわからない書籍というものに関しては、誰が読んでも面白い本というのは、もっとないと想像します。レベルが高すぎるor低すぎるということはあるでしょうし、単純に合わないということも、あると思います。 スポンサーリンク これまでリンクを貼りませんでしたが、今回の記事を書くにあたって、 id:naruoe さんの、こちらのホッテントリが念頭にありました。 naruoe.hatenablog
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