オキナワ移住地
ボリビアの日本人移民の入植地
座標: 南緯17度13分12秒 西経62度53分39秒 / 南緯17.220033度 西経62.894111度
オキナワ移住区(おきなわいじゅうく、Colonia Okinawa)は、ボリビアのサンタ・クルス県内にある日本人入植地である。
概要
1954年にアメリカ統治下であった沖縄県から入植したのが始まりである。この入植はボリビア政府の認可のもと、琉球政府と琉球列島米国民政府が共同で募集した計画的集団移民である。
その名の通り、移住者は沖縄県出身者が圧倒的多数を占める。当初の移住地︵うるま移住地︶は水害と﹁うるま病﹂と呼ばれた疫病のため、移転を余儀なくされた。移転先のパロメティアも土地取得の余裕がなかったので再度移転し、現在の地に落ち着いた。
移住地は第1から第3までの三つの地域で構成されており、2000年に自治体としての自治権を獲得した。
当初は、沖縄県がアメリカ統治下にあった関係上、琉球政府が移民の援護を行っていたが、1969年以降は日本政府に移譲され、国際協力機構︵旧国際協力事業団、JICA︶が援助を続けている。