カナッペ
●日本において﹁金森﹂﹁金山﹂あるいは﹁加奈﹂﹁香奈子﹂など、﹁カナ﹂という音の含まれる姓名に対し、しばしば用いられる愛称・あだ名。カナっぺ。
●フランス料理において前菜・軽食などとして用いられる、サンドウィッチの一種。本稿で詳述する。
カナッペ︵仏‥canapé、カナペとも︶とは、一口大に切った食パンや 薄く切ったフランスパン、クラッカーなどに、チーズや野菜などをのせた料理。軽食のひとつ。
名称はフランス語で﹁背もたれのある長いす、ソファー﹂の意味。
コース料理の前菜、あるいは酒の肴として供されることが多い。
上にのせる材料はあまり水分が多いものでなければ何でもかまわないが、
代表的なものとして、フォアグラ、ローストビーフ、蒸し鶏、ハム、パテなどの肉類、
キャビア、ゆでたエビ、スモークサーモン、オイルサーディン、イクラなどの魚介類、カマンベールチーズ、ブルーチーズなどの乳製品、トマトやキュウリのような野菜類、鶏やウズラのゆで卵などがある。
イタリア語では、トラメッツィーニ (tramezzini) またはタルティーネ︵tartine︶と称する。