ホースラディッシュ
ホースラディッシュ(英: horseradish、学名: Armoracia rusticana)は、アブラナ科の耐寒性の多年草。和名はセイヨウワサビ(西洋山葵)。
セイヨウワサビ | |||||||||||||||||||||
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セイヨウワサビ | |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Armoracia rusticana | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
セイヨウワサビ | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
horseradish |
名称
特徴
フィンランド、東ヨーロッパが原産。先の尖った60センチほどの明るい緑色の大きな葉が特徴である[3]。
現在ではアメリカイリノイ州が世界需要の80%の生産を担っている。アメリカでは、コモンタイプとボヘミアンタイプの2品種が知られている。
根を乾燥させ粉末にしたものは、︵場合によっては本わさびと混合して︶粉ワサビやチューブ入り練りワサビの原料となる。ホースラディッシュの辛味成分は、カラシと同様に配糖体で存在するため、すりおろすことで酵素が作用して辛味と香味が発現する。
生化学実験では本種由来の酵素ペルオキシダーゼが市販、利用されている。
食用
白色をした根には強い辛味があり、すりおろしたものはローストビーフの薬味として欠かせないものとされる[3]。
その他、特に生産が盛んな北海道ではすりおろしたものに醤油をかけてご飯のおかずとする習慣がある他、道産山わさびを使ったカップラーメンがコンビニエンスストアで販売されている[4]。
ブリの刺身の薬味として用いることもある。ワサビやカラシ同様、すりおろして長時間置くと辛味成分が揮発してしまうため、早めに食べることが望ましい。
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地下茎(根茎)
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瓶詰の製品
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すりおろしたホースラディッシュ
栽培
脚注
注釈
出典
- ^ a b Harper, Douglas. “horseradish”. Online Etymology Dictionary. 2021年8月11日閲覧。
- ^ 『百科全書. 上巻』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ a b 北野佐久子『基本ハーブの事典』東京堂出版、2005年、 p152-3
- ^ オサーン (2021年9月26日). “北海道が誇る「泣けるカップ麺」 セコマ「山わさび」焼そば&ラーメンの刺激的すぎる魅力(全文表示)|Jタウンネット” (jp). Jタウンネット. 2023年2月7日閲覧。
関連項目
- ワサビ - 日本原産、本わさび、英語で Japanese horse-radish 。