マンガ・アニメミュージアム
概要
日本の漫画・アニメ博物館一覧
●1966年︵昭和41年︶
●﹁さいたま市立漫画会館﹂、さいたま市北区盆栽町にオープン。近代漫画の先駆者・北澤楽天の晩年の居宅跡に建てられた、政治風刺から家庭漫画まで多彩な楽天の資料などを展示した日本初の漫画に関する美術館。
●1985年︵昭和60年︶
●長谷川町子の個人美術館﹁長谷川町子美術館﹂が東京世田谷区桜新町にオープン。漫画に加え、テレビアニメ︵サザエさん︶関連の展示も交えた﹁マンガ・アニメミュージアム﹂の趨り。
●1994年︵平成6年︶
●手塚治虫を称えた﹁宝塚市立手塚治虫記念館﹂、兵庫県宝塚市にオープン。
●﹁吉備川上ふれあい漫画美術館﹂オープン。
●1992年︵平成4年︶
●熊本県湯前町に﹁湯前まんが美術館﹂がオープン。建物は桂英昭の設計でくまもとアートポリスの一環として建造され、公民館等を併設している。湯前町出身の政治漫画家那須良輔の作品を常設展示している。
●1995年︵平成7年︶
●秋田県増田町︵現:横手市増田町︶の町制100周年記念事業として﹁増田まんが美術館﹂がオープン。矢口高雄の出身地であり、同氏が名誉館長を務める。
●﹁香美市立やなせたかし記念館﹂︵愛称名‥アンパンマンミュージアム︶、高知県香北町にオープン。
●1997年︵平成9年︶
●﹁広島市立まんが図書館﹂オープン。
●1998年︵平成10年︶
●﹁長井勝一漫画美術館﹂、宮城県塩竈市にオープン。
●1999年︵平成11年︶
●﹁現代マンガ資料館﹂、大阪市にオープン。
●﹁ちびまる子ちゃんワールド﹂、静岡市にオープン
●2000年︵平成12年︶
●﹁妖怪神社/むじゃら︵水木しげる︶﹂、鳥取県境港市にオープン。
●﹁倉敷いがらしゆみこ美術館﹂、岡山県倉敷市にオープン。
●﹁石ノ森章太郎ふるさと記念館﹂、宮城県登米市にオープン。
●2001年︵平成13年︶
●﹁石ノ森萬画館﹂、宮城県石巻市にオープン。
●﹁三鷹の森ジブリ美術館︵正式名称:三鷹市立アニメーション美術館︶﹂オープン。美術館の管理運営は財団法人徳間記念アニメーション文化財団。
●2002年︵平成14年︶
●﹁横山隆一記念まんが館﹂、高知市文化プラザかるぽーと内にオープン。
●2003年︵平成15年︶
●﹁東映アニメーションギャラリー﹂、大泉スタジオ内︵練馬区東大泉︶にオープン。主に東映アニメーション作品のPRスペースとして展示。
●﹁水木しげる記念館﹂、鳥取県境港市にオープン。2007年︵平成19年︶にテーマパーク﹃ゲゲゲの妖怪楽園﹄もオープン。
●﹁青梅赤塚不二夫会館﹂、東京青梅市にオープン。
●2005年︵平成17年︶
●東京杉並区に﹁杉並アニメーションミュージアム﹂オープン。
●2006年︵平成18年︶
●﹁京都国際マンガミュージアム﹂、京都市中京区の旧・龍池小学校跡地にオープン。国内外の漫画に関する貴重な資料を集める日本初の総合的な漫画ミュージアム。明治時代の雑誌や戦後の貸本などの貴重な歴史資料も展示。マンガ学部のある京都精華大学と京都市が関わる。
●﹁東京アニメセンター﹂、秋葉原UDXにオープン。
●﹁横浜アンパンマンこどもミュージアム﹂、横浜市にオープン。
●2007年︵平成19年︶
●﹁青山剛昌ふるさと館﹂、鳥取県北栄町にオープン。
●2009年︵平成21年︶
●﹁永井豪記念館﹂、石川県輪島市にオープン。
●明治大学付属﹁米沢嘉博記念図書館﹂がオープン。
●2011年︵平成23年︶
●9月3日、川崎市生田区の生田緑地敷地︵向ヶ丘遊園跡地︶内に﹁藤子・F・不二雄ミュージアム﹂がオープン。
●2012年︵平成24年︶
●8月3日、﹁北九州市漫画ミュージアム﹂がオープン。松本零士のコーナーの他、関谷ひさしの仕事場を再現したコーナーや、5万冊の漫画が読める閲覧ゾーンがある。
●不明
●﹁日本漫画博物館 まんが寺﹂ - 川崎市中原区にある常楽寺というお寺だが、住職は日本漫画家協会特別会員。本堂の壁やふすまや天井に弘法大師の絵日記や時代風刺漫画などが多数描かれている。
●その他
●広島市民球場の跡地問題でアニメーションミュージアムを整備する案が出ており、経産省から支援されている。なお広島では世界4大アニメ映画祭の1つ、広島国際アニメーションフェスティバルが開催されている。
世界のマンガ・アニメ博物館
●漫画博物館︵Centre belge de la bande dessinée--Belgisch centrum van het beeldverhaal︶ ベルギー ブリュッセル。ベルギーの漫画に関する博物館。ベルギー発の漫画、冒険物語﹁タンタン﹂の原画も展示
●国際漫画・イメージ館︵Cité international de la bande dessinée et de l'image︶ フランス アングレーム。毎年アングレーム国際漫画祭が開かれる
●漫画博物館︵Cartoon Art Museum︶ 米国 サンフランシスコ
●韓国漫画博物館 韓国の漫画博物館。﹁資料館﹂や﹁体験館﹂、﹁漫画閲覧室﹂などがある。
●春川︵チュンチョン︶アニメーション博物館 韓国 春川市
●諷刺漫画博物館 インドネシア バリ島 クタ。東南アジア初の諷刺漫画博物館
●上海動漫博物館 中国 上海市
評価
近年、世界的に日本の漫画やアニメが注目されていることが背景としてある。だが一方で、箱物行政との批判もでている。