矢切駅
千葉県松戸市矢切にある北総鉄道の駅
矢切駅(やぎりえき)は、千葉県松戸市下矢切にある、北総鉄道北総線の駅である。駅番号はHS02[2]。
矢切駅 | |
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2番出入口(2019年10月5日) | |
やぎり Yagiri | |
◄HS01 新柴又 (1.9 km) (1.5 km) 北国分 HS03► | |
所在地 |
千葉県松戸市下矢切120 北緯35度45分27.01秒 東経139度53分59.07秒 / 北緯35.7575028度 東経139.8997417度座標: 北緯35度45分27.01秒 東経139度53分59.07秒 / 北緯35.7575028度 東経139.8997417度 |
駅番号 | HS02 |
所属事業者 | 北総鉄道 |
所属路線 | ■北総線 |
キロ程 | 3.2 km(京成高砂起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
7,903人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1991年(平成3年)3月31日[1] |
歴史
本駅はやぎりと読むが、地名本来の読み方は濁音のないやきりである︵詳細は矢切を参照︶。市川市との市境に立地する。
●1991年︵平成3年︶3月31日 - 開業[1]。建設時の仮称駅名は﹁栗山駅﹂であった。
●2010年︵平成22年︶7月17日 - 駅番号 (HS02) が付される。
●2017年︵平成29年︶3月31日 - 発車メロディを導入[3]。曲は﹁矢切の渡し﹂[3]。
駅構造
島式ホーム2面4線を有する地下駅で、待避可能となっている。
印旛日本医大駅側に片渡り線があり、ダイヤ乱れ等の異常時には当駅での折り返し運転が行われる場合がある。かつては西白井 - 当駅間の区間列車が数本設定されていた。2010年7月17日のダイヤ改正以降は当駅始発・終着の普通列車︵ - 印旛日本医大間︶1往復が北総線の始発・最終電車として設定されている。
地下1階が改札コンコース、地下2階がホームであり、エスカレーターとエレベーターが設置されている︵この他各ホームから地上への非常口が2か所ある︶。また、改札内に多機能トイレを有する。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1・2 | 北総線 | 上り | 京成高砂・押上・京成上野・浅草・日本橋・西馬込・ 品川・ 羽田空港・横浜方面 |
3・4 | 下り | 東松戸・新鎌ヶ谷・千葉ニュータウン中央・ 印西牧の原・印旛日本医大・ 成田空港方面 |
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3・4番線ホーム(2019年10月5日)
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駅名標(2019年10月5日)
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駅構内に展示されている矢切の渡し舟(2009年7月7日)
利用状況
2019年度の1日平均乗降人員は6,193人[4]。 北総線15駅中第10位であり、急行の止まらない北国分駅、秋山駅より僅かに少ない。
近年の1日平均乗車・乗降人員の推移は下記の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2001年(平成13年) | 3,274 | |
2002年(平成14年) | 3,170 | |
2003年(平成15年) | 3,164 | |
2004年(平成16年) | 3,081 | 5,906 |
2005年(平成17年) | 3,085 | |
2006年(平成18年) | 3,218 | 6,196 |
2007年(平成19年) | 3,429 | |
2008年(平成20年) | 3,478 | 6,685 |
2009年(平成21年) | 3,470 | |
2010年(平成22年) | 3,489 | 6,729 |
2011年(平成23年) | 3,352 | 6,465 |
2012年(平成24年) | 3,443 | |
2013年(平成25年) | 3,631 | 7,027 |
2014年(平成26年) | 3,669 | 7,338 |
2015年(平成27年) | 3,825 | 7,425 |
2016年(平成28年) | 3,996 | 7,772 |
2017年(平成29年) | 4,139 | 8,058 |
2018年(平成30年) | 4,119 | 8,056 |
2019年(令和元年) | 4,035 | 7,903 |
駅周辺
当駅は矢切地区の南東部に位置する。「矢切の渡し」の松戸市側渡し場とは約1.5 km の距離があり、当駅からのアクセスには不向きである。
行政・医療機関・郵便局
- 松戸市
- 松戸市役所 矢切支所
- 松戸矢切郵便局
- 市川市
- 国立国際医療研究センター 国府台病院 - バスで約5分
- 国際医療福祉大学市川病院(旧:化学療法研究所附属病院)
- 式場病院
- 市川国府台郵便局
商業施設
教育機関
- 松戸市
- 松戸市立矢切小学校
- 矢切幼稚園
- 市川市
- 大学
- 中学校・高等学校
- 小学校
-
東京医科歯科大学(国府台キャンパス)
-
千葉商科大学
その他
- 千葉県道1号市川松戸線(松戸街道)
- 国道298号
- 東京外環自動車道(松戸インターチェンジ)
- 人間禅道場本部
観光スポット
- 矢切神社
- 野菊の墓文学碑
- 千葉県水道局栗山浄水場(配水塔は2006年土木学会選奨土木遺産)
- 柳原水閘(2004年土木学会選奨土木遺産、経済産業省認定近代化産業遺産)
- 里見公園
- じゅん菜池緑地
- 下矢切緑地
- 笑がおの湯 松戸矢切店(スーパー銭湯) - 京成グループ加盟店
-
野菊の墓文学碑
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栗山配水塔
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柳原水閘
-
じゅん菜池緑地
バス路線
最寄り停留所は「矢切駅」(市川駅方面は駅前の路上にバス停がある、松戸駅方面は駅前ロータリーにバス停がある)で、京成バスにより以下の路線が運行されている。
系統 | 経由地 | 行先 |
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松11 | 上矢切・松戸二中・松戸郵便局 | 松戸駅 |
上矢切・松戸二中・松戸郵便局・松戸駅 | 松戸営業所 | |
国府台病院・国府台駅 | 市川駅 |
イベント
ロケーション撮影
当駅は映画やテレビCMなどのロケーション撮影スポットとして使われることが多い。
●映画
●﹃ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS﹄ - 劇中では虎ノ門という設定であった。︵2003年︶
●﹃デビルマン﹄ - 地下鉄と称しているが、当駅構内が用いられているシーンがある。︵2004年︶
●﹃電車男﹄︵2005年︶
●﹃オトシモノ﹄︵2006年︶
●﹃シン・ゴジラ﹄ - 泉岳寺駅に避難民が押し寄せるシーンとして登場。案内表示を実際の泉岳寺駅と同様のものに付け替えて撮影しており、千葉ニュータウン鉄道9000形が停車している。︵2016年︶
●テレビドラマ
●﹃青い鳥﹄ - オープニング映像︵1997年︶
●﹃仮面ライダー剣﹄ - 第22話︵2004年︶
●﹃砂の器﹄ - 柳原水門付近で撮影されたため、厳密にいうと駅構内でのロケではない。︵2004年︶
●﹃マルモのおきて﹄ - 第6話︵2011年︶
●﹃烈車戦隊トッキュウジャー﹄ - 第4話。︵2014年︶
●﹃ようこそ、わが家へ﹄‐ 第1話︵2015年︶
●ミュージックビデオ
●﹁ゼロ地点﹂ - 森広隆の2ndシングル︵2001年︶
●﹁チューインガム﹂ - AAAの11thシングル︵2006年︶
●﹁プラットホーム (Salyuの曲)﹂ - Salyuの8thシングル︵2006年︶
●﹁Get my way!﹂ - 川田まみの4thシングル︵2007年︶
●﹁Diamond Only﹂ - E-girlsの8thシングル。イントロ部に使用。PVでは千葉ニュータウン鉄道9200形が副本線に停車しており、メンバーの一部が9201-5号車に乗り降りするシーンもある。︵2014年︶
隣の駅
※成田スカイアクセス線との共用区間ではあるが、当駅には京成電鉄が運行する列車は停車しない[6]。