うちの子にかぎって…
日本のテレビドラマ番組
(うちの子にかぎってから転送)
﹃うちの子にかぎって…﹄︵うちのこにかぎって︶は、TBS系列で1984年に放送された、小学校を舞台とするテレビドラマ。放送時間帯は毎週金曜20時台であった。自由奔放な子共たちが騒動を起こす。田村正和のコメディドラマ路線の第一作で[1]、田村の転機となった作品である[2]。視聴率は20パーセントを超えるなどヒット作となった[3]。田村はこの作品に出演したことは﹁古畑任三郎に出演したことと同じ位によかった。﹂と後に回想した[4]。
うちの子にかぎって… | |
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ジャンル | テレビドラマ |
脚本 | 伴一彦 |
演出 | 吉田秋生、遠藤環ほか |
出演者 |
田村正和 森下愛子 所ジョージ |
製作 | |
プロデューサー | 八木康夫 |
制作 | TBS |
放送 | |
放送国・地域 | ![]() |
第1期 | |
オープニング | 「星屑のステージ」チェッカーズ |
放送期間 | 1984年8月17日 - 9月28日 |
放送時間 | 金曜日20:00 - 20:54 |
放送枠 | TBS金曜8時枠の連続ドラマ |
放送分 | 54分 |
回数 | 7 |
第2期 | |
オープニング | 「ティーンネイジ・ドリーマー」チェッカーズ |
放送期間 | 1985年4月12日 - 7月26日 |
放送時間 | 同上 |
回数 | 13 |
概要
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先輩番組﹃3年B組金八先生﹄に代表される﹁生徒を統めていく教師﹂という既存の学園ドラマのイメージを打破し、﹁生徒に振り回される教師﹂を描いている。吉祥寺の小学校を舞台にしている。
本作の前に放送されていた﹃家族ゲームII﹄が本来2クール放送される予定であったが、視聴率低迷のため打ち切りとなり急遽本作が企画、制作される事となった[5]。
1985年には続編に当たるパート2が放送された。また、1987年に放送されたスペシャル版での小学生同士のキスシーン︵高橋良明と西尾まり︶など、刺激的な描写でも話題となった。
時代を反映しているシーンも少なからずあるほか、﹃北斗の拳﹄などTBS系列局以外の番組が取り上げられることもあった。また、第1期の放送2年前である1982年に販売を開始した紙おむつも登場している。
あらすじ
編集この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
石橋が、吉祥寺本町小学校5年3組の担任になる。クラスの子供たちは、遊びや塾に忙しい。子供たちは世相を反映し、世間に流されやすく、拝金的で、噂話に余念がない。毎回1人の児童の視点を中心に展開する。
第1期の約半年後に、次の学年の5年3組を舞台として第2期が放送された︵第1話冒頭では3月22日の終業式直後の様子を描いている︶。音楽はチェッカーズのアルバム﹃絶対チェッカーズ!!﹄を中心に、歌謡曲などから選曲されていた。
シリーズ共通キャスト
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石橋徹‥田村正和
1947年4月26日生まれ。第1・2期ともに5年3組の担任を務める。出身地は京都府。いつも子供達に困らされる。
比較的真面目な性格であるが、教え子に振り回されることも多い。しかし、子供たちの個性を伸ばすという考えを常に持っており、人気は高い。
夏休みについては宿題を出さないことに決めているようで、﹁元気に遊んで来い﹂の一言で終わらせてしまうことが多いが、普段は子供たちを甘やかすことなく厳しい一面も見せる。
特撮物が好きなのか、﹃少年探偵団﹄の撮影現場では子供たちと一緒に熱心に見入っていた。
小学校の近くの2階建ての安アパートに住んでいる。本人はそれで居心地が良いと思っているが、妻からは不満を言われることも多い。一方、これらの要因もあって、他の教諭と比べて私生活が注目されやすい。
留学生を決めるにあたり、公平性を期す為にガラポンで決める。
石橋涼子‥森下愛子
1959年生まれ。石橋の妻。元教え子で、夫のことを﹁先生﹂と呼ぶ。
小坂忠太郎‥所ジョージ
もてない、さえない5年2組の担任。教師の仕事を聖職と豪語しており、告白してふられる様子が子どもたちの格好の噂の標的にされる。
誕生日は不明だが、みずがめ座︵宝瓶宮︶。血液型はO型。
ドッグフードを食す事もある。
益田吾郎‥林昭夫
校長。校内放送でのつまらない話が定番。
第1期
編集- 中野:中村れい子
- 5年1組の担任。大卒後のまもない新米教師だが、いつも女子大生と間違われる。
- 1985年1月、お見合い結婚して学校を離れたが、わずか半年で夫婦関係に亀裂が生じるようになった(第2シリーズの第12話より)。
- 実は小坂のことが好き。
- 池田:宮本信子
- 5年4組の担任。若い先生たちには厳しいものの、彼らのペースには乗りやすい一面も。
5年3組児童
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ゲスト出演者
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第1話
●小坂の恋人‥室井滋
●市川英雄‥綾田俊樹
●司の父。
●市川真木子‥日向明子
●司の母。美容室を経営。
●木下加代子‥濱島夏子
●兎の世話を積極的に行っていたが、転校してしまうことになる。
●飼育係‥奥村公延
●動物園の飼育係。兎たちの窮状を訴える。
第2話
●中上綾‥磯崎亜紀子
●芸能界入りを目指し、子供向けの番組に出演したりモデルとして活動していたが、ヌードモデルにされそうになったことで芸能界入りを断念。名門大学入学を目指すようになる。
●﹁サンデーチビッ子歌合戦スペシャル﹂では小泉今日子の﹁渚のはいから人魚﹂を歌唱した。
●第2期では、その人気から児童会の副会長候補となり、見事に当選する。
●登場回数こそ少なかったが、アイドル的な描写は視聴者にもインパクトを与えた。ちなみに、パート2では劇中で﹁天使のウインク﹂と﹁常夏娘﹂を歌う場面がある。
●生年月日については明確な描写はなかったが、パート2第1話にてみずがめ座という設定になっていた。
●中上久子‥木野花
●中上慶三‥斉藤晴彦
●堀ちえみ
●本人役での出演。
第3話
●西川正夫‥湯原昌幸︵第7話にも出演︶
●環の父親。息子が誘拐されたと聞いたときは騒いでいたが、実際はいたずらであることを見抜いていた。
●西川明子‥左時枝︵第7話にも出演︶
●環の母親。
●深見信行‥八名信夫
●信哉の父親で産婦人科医。
●深見千恵‥麻ミナ
●信哉の母親で産婦人科医。息子に家を継いでほしいと思っている。
●原田幸平‥冷泉公裕
●幸太郎の父。
●原田和代‥桐谷夏子
●幸太郎の母。
第4話
●広瀬哲夫‥高田純次
●栞の父。テレビが好きで酒とタバコが嫌い。
●広瀬雅子‥鷲尾真知子
●栞の母。夫とは対照的に酒豪。
●萩原孝枝‥きたむらあきこ
●萩原麻美‥土井麻祐子
●森田正樹‥大塚周夫
●結婚紹介所員‥須永慶
●高木朗子‥中村亜子
●仲人‥五月晴子
第5話
●高野伸行‥小林克也
●光生の父。息子の貯金を使い込んでいた。
●高野美紀‥岡本麗
●光生の母。
●高野紀子‥長島裕子
●光生の姉。
●高橋一郎‥柳沢慎吾
●大学生。光生から金を借りるが、徹夜の麻雀で使いこんでしまう。
●高校生‥増田康好
第6話
●上原秀人‥谷村隆之
●札幌からの転校生。成績優秀、スポーツ万能。チャリティー活動も率先して活動するなどスーパーヒーローになったが、同級生の鉛筆を折るなど、屈折した一面がある。
●秀人の父‥藤木孝
第7話
●恵村萌子‥山咲千里
●教育実習生として来た女子大生。池田のかつての教え子でもある。
第2期
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石橋浩介‥大田健一
1984年9月27日に生まれた二人の息子。紙おむつを当てられている︵先生の母が縫った布おむつを涼子が使いたがらなかったため︶。
荒牧‥菅井きん
5年1組担任。51歳のベテラン教師。比較的温和な性格だが、老け顔なので実年齢よりも上に見られることが多い。
石橋の母親と似ている。
お年寄りとのゲートボール大会では大活躍する︵第4話︶。
矢野‥仁科幸子
若手教師で、小坂に好かれている。星座はさそり座でAB型。
5年3組児童
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ゲスト出演者
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第1話
●高丘祐太郎‥吉原正皓
●高丘信子‥中山美穂
●祐二の姉。
●高丘道江‥真木洋子
●小林稔‥池谷健一
●小林福一郎‥歌澤寅右衛門
●市議会議員。
●渡辺‥鶴田忍
●主婦‥青木和代︵第5話・第13話にも出演︶、井上裕季子、松田真知子
●第1シリーズの5年3組生徒︵上記参照︶
第2話
●居作新太郎‥横山やすし
●竜太郎の父。毎日新聞の販売店を経営している一方で、同社の系列であるTBSを酷評している。
●息子やその同級生に対しては厳しいが、自分には少々甘いところがある︵もっとも、第8話で息子が新聞配達をしている描写がある︶。
●4月25日には新聞を持って、教室に現れた︵卵投げに抗議のため︶。
●居作恵津子‥鷲尾真知子︵第13話にも出演︶
●竜太郎の母。息子の成績の悪さに腹を立てている。
●鴨下タカ子‥千うらら
●優子の母。娘が竜太郎に怪我をさせられたことに激怒し殴り込む。
●鴨下佳男‥江藤漢
●新聞青年(石山・木元)‥石橋貴明・木梨憲武
●新太郎の販売店で働く青年。ポルノビデオ﹃少女にナニがおこったか﹄と﹃濡れ濡れキョンキョン﹄を新太郎に貸すが、このうち﹃少女にナニがおこったか﹄については事情を知らない恵津子に消されてしまう。
●関口宏
●山本晋也
●須斎‥新井今日子
●受付嬢‥今関泉・松山薫
●行商人‥岸野一彦
●アベック‥ミッキー柳井・高中流水
第3話
●諏訪秀夫‥大塚周夫
●いづみの父。薬剤師。
●諏訪順子‥水原由貴
●いづみの母。
●スペシャルにも登場するが、配役は変更されている(後述)。
●森原瑞穂‥島かおり
●紀子の母。スーパーで働いている。
●夫が亡くなってからまだ2年経っていないものの、再婚を考えている。
●平野麻紀‥イブ
●いづみの親戚。小坂に告白されるが断ってしまう。
●喫煙者で、実は整形美人。
●長谷川‥西尾徳
●紀子の母が再婚を考えている相手。
●警官‥須永慶
●美容師‥郷道由起子
●女子大生風美女‥竹内加奈子
●諏訪薬局に薬を買いに来た美女。
●店員‥高橋衿子
●主婦‥摂祐子
●チンピラ‥伊藤康二、渥美博
第4話
●五十嵐宗一郎‥殿山泰司
●まりもの祖父。孫の協力の下見合い結婚を試みるが…。
●五十嵐幸子‥根岸明美
●宗一郎の娘でまりもの母。父親に対して冷淡。
●五十嵐篤‥島田彰
●宗一郎の婿養子でまりもの父。
●五十嵐一郎‥加藤善博
●まりもの長兄。
●五十嵐二郎‥酒井俊也
●まりもの次兄。
●沢木ハナ‥大路三千緒
●宗一郎のかつての婚約者。
●葉子‥松岡ちさと
●葉子の父‥伊藤正博
●老女‥松本苗子
●主婦‥和泉今日子、由花ゆかり
第5話
●井田義輔‥荒井注
●真由美の父。葬儀屋を経営している。
●小学生の頃は、パイロットになることが夢だった。
●井田真佐子‥猪俣光世
●真由美の母。
●里見恵一‥鶴岡修
●真由美の父親を名乗って井田家に来た男性。自分の血液型から娘を取り違えたと思い込むが、後に間違いであることを知る。
●里見千賀子‥鳥居恵子
●恵一の妻。飛行機の客室乗務員。
●中浦周平‥平泉成
●三平の父。大手下着メーカー﹁フランソワ﹂の企画宣伝部で働いていたが、社内の対立勢力に嫌がらせを受け、辞職。その後はペンションの経営を計画するが、資金繰りがうまくいかずに、挫折。現在は、大手企業傘下の焼き鳥屋﹁養労乃瀧 吉祥寺3号店﹂︵フランチャイズ店か否かは不詳︶を妻と共に経営している。
●中浦康子‥吉田未来
●三平の母。
●岡野剛‥加世幸市
●史恵の父で元読売ジャイアンツの選手。
●過去の栄光にとらわれていたが、周平が焼き鳥屋を経営するようになってからは、人一倍一生懸命になった。
●岡野かをり‥田坂都
●史恵の母。夫と一緒に居酒屋﹁かをり﹂を経営している。
●西村の母‥船場牡丹
●薄井の父‥松田章生︵第8話にも登場︶
●﹁薄井酒店﹂の経営者。髪が薄いためにネタにされやすい。
●息子との共演シーンは放送されなかった。
●麻由美の姉‥あさののぞみ
●病院長‥須永慶
●美女‥佐々木リエ
●田代‥土田嘉男
●店員‥佐久間一生
●オバさん‥中沢敦子、島田令子、青木和代
●自衛隊の人‥横内直人、靄野光弘
第6話
●明智小五郎‥田代隆秀
●厳密には小五郎役の俳優。吉祥寺で行われた﹃少年探偵団﹄の撮影現場にいた。
●怪人二十面相‥河上恭徳
●厳密には怪人二十面相役の俳優。佐藤にギャラがいくらかを聞かれる。
●牛島弘文‥坂部文昭
●哲也の父親。﹃丸徳産業﹄の課長。受付嬢の松原みさおとは、3年越しの不倫関係にあるが、妻とも夜の営みを続けている。
●牛島レイ子‥上杉二美
●哲也の母親。夫との仲は良いようであるが、一方で受付嬢の松原のことは知らない。終盤で第三子を妊娠。
●牛島ともみ‥中村礼奈
●哲也の妹。外に怪しい男がいるのを知らせる。
●吉本毅‥藤木孝
●安弘の父親。電機メーカー、﹃セントラルエレクトリック﹄に勤務している。企業機密を持ち出し﹁とらばーゆ﹂を企てるが、息子のフロッピーディスクを持っていってしまう。眼鏡をかけてダンディな雰囲気。
●この回のメインキャラクターの父親の中では、唯一妻が登場しない。
●松原みさお‥浅見美那
●シナリオでは松原奈緒美。荒牧の紹介による、小坂のお見合い相手。﹃丸徳産業﹄の受付嬢。実は哲也の父が妻帯者であることを知りながら、3年に渡って不倫関係にあり、小坂と哲也を落胆させる。
●佐藤克巳‥金子研三
●純一の父親。﹃佐藤書店﹄の店主。24時間営業のスーパー﹃パーソン﹄の出店により、売り上げ50%減の窮地に。
●佐藤厚子‥東美江
●純一の母。
●野村の母‥玉井碧
●ヒゲの男‥蟹江栄司
●﹃セントラルエレクトリック﹄の企業機密を狙うライバル企業の男。
●サングラスの男‥小林福一郎
●正体不明の男。少年探偵団を尾行しているように見えるが、実際のところは不明。夜の牛島家や本町小にも現れる。実は興信所に勤務している男。
●台詞はなく、終始無言だった。
●若い妻‥後藤いずみ
●小坂先生の隣人。
●若い夫‥島津現自
●上記の隣人の夫。
●中原久子‥近藤絵麻
●塾をサボった野村と図書館で一緒に勉強をするガールフレンド。5年4組の生徒。
●放火魔‥柴崎正
●大学生‥佐久間哲、石黒博
第7話
●原島武彦‥遠藤剛
●つばさの父。やり手の弁護士で冠番組を持つが、家庭内では影の薄い存在。
●テレビの中で匿名で出演した石橋の母と対談し、もっともらしいことを言うが、自分の妻と母の対立については気づいていない模様。
●原島志津香‥浅利香津代
●つばさの母親。日本舞踊を教えている。姑のサダとは折り合いが悪い。
●原島サダ‥千石規子
●つばさの父方の祖母。サッカーに夢中。息子の嫁である志津香とは折り合いが悪く、いつも反対のことを言う。
●石橋先生の母‥菅井きん
●本名は石橋三代子。荒牧に瓜二つだが、性格はかなり異なる。息子のことを﹁徹ちゃん﹂と呼ぶ。64歳。
●久我の母‥坂井寿美江
●サッカーコーチ‥とんねるず
●つばさが所属するサッカーチームのコーチ。当初は、つばさのチーム入りを拒否していたが、彼女の実力を認め、入団を認める。
●名前がそのまま役名になっている。
●司会‥中丸新将
●釜本邦茂
●踊り指導‥花柳日夏
●方言指導‥市川千恵子
第8話
●海老沢守‥福原一臣
●海老沢和美の父。職人気質の寿司職人。﹃ウルトラQ﹄が好きで、和美にカネゴンのことを話す。
●息子の純が詐欺の被害にあった時は、背中を向けたまま﹁世の中舐めとるからだ!﹂と言っていたが、本当はろくに貯金をしていなかったため、息子に金を貸したくても貸せない状態だった。
●海老沢美奈‥木瓜みらい
●海老沢和美の母。
●海老沢純‥谷村好一
●海老沢和美の年の離れた兄。大学生だがキャバレー︵性風俗ではない︶を経営している。妹とは仲が良い。
●新店舗の開店を試み清水正一に協力を仰ぐが、開店資金の500万円を持ち逃げされる。
●咲枝‥室井滋
●本名は深沢治子だが岩田咲枝の偽名で暗躍している。
●小坂先生を含む未婚の30代男性に接近して金を奪った。ストーリー終盤で逮捕される。
●清水‥河上恭徳
●フルネームは清水正一。郵便局の職員を名乗り、小学校に来た男。実際は前科5犯の詐欺師で、郵便局の職員や経営コンサルタントに成りすましていた。
●吉祥寺本町小学校を含む都内の4つの小学校で﹁子供銀行﹂を開設し、小学生たちが預けた金を自分のものにしていた。
●係員‥須永慶
●老人‥三川雄三
●主婦‥木村翠
●大学生‥和田賢司
●女子大生‥田中澄子
●女子大生‥宇佐美眉
●バスガイド‥君島恭子
●アナウンサー‥湊亜矢子
第9話
●柏原芳恵
●本人役での登場。ドラマの設定では、小坂の元教え子。
●マネージャー‥栗田貫一
●柏原芳恵のマネージャー
●司会者‥中島陽典
●木下黎‥磯崎亜紀子
●札幌にいた頃の健次の同級生。
●1985年6月5日より、吉祥寺本町小学校に通い始めるが、短期間で転校してしまう。
●山脇敦子‥中島晴美
第10話
●子安栄一‥正道武
●子安民子‥水木薫
●柴田なぎさ‥白鳥貴恵子
●晶子の母。
●手塚満夫‥市川旭
●手塚奈緒子‥大井小町
●諏訪秀夫‥大塚周夫
●レポーター‥三雲孝江
●厳密には出演者ではなく、出演している子役たちに質問をするという役回りだった︵ただし、質問の内容と答えは脚本に書かれていた︶。
●英語塾教師‥宮沢元
●金髪青年‥堀勉
●朋子が六本木で会った男。BMWに乗っていたため、外国人に間違えられた︵いづみと絵里にはそのファッションを酷評される︶。
●AD‥和田賢司
●司会‥新井今日子
●外人‥ベン・ミラー
●いづみ、朋子、絵里の3人が六本木で外国人と話そうとしていた時に会った宣教師。
●諏訪薬局の客‥高山千草
●モデル‥聖ミカ、仲山みゆき
●ギャル‥吉実いさ子、前田光子
●振り付け‥裕幸二
●他のモデル‥ファッションユニ
第11話
●鈴木和代‥左時枝
●阿部るり子‥三浦真弓
●阿部直哉‥津野哲郎
●羽田の母‥深谷みさお
●トリマー‥北川智繪
●受付‥杉本こず江
●デザイナー‥芦沢孝子
●床屋‥山田博之
●部下‥千葉茂
●部下‥広森信吾
●婦人‥酒井麻吏
●婦人‥香山エリ
●獣医‥須永慶
●PTA‥沢柳恵子、五十嵐美鈴々
●ダンス指導‥百々義則
●三味線指導‥杵屋叟兵衛
第12話
●林淑子‥藤田弓子
●絵里の母親。子どもの悩み事相談を行っているが、自分の娘にの悩みについてはあまり関心を持っていなかった。
●林博‥須永慶
●中野先生‥中村れい子
●加納亜希子‥結城しのぶ
●石橋先生の元恋人。
●岡田啓子‥山本道子
●和人の母親。弁当屋で働いている。
●岡田利一‥中吉卓郎
●和人の父親。
●評論家‥大林丈史
●弁当屋の従業員‥阿部光子
●司会者‥中丸新将
●テレビ回答者‥大山豊
●ラジオ回答者‥市川勉
●司会‥村瀬康彦
●主婦‥柚花ゆかり、三田恵子、佐々間奈知子
●ピアノ演奏‥権代敦彦
第13話
●白井鬼三郎‥丹古母鬼馬二
●白井妙子の父親。悪役俳優でいかつい表情。
●白井紀美子‥朝比奈順子
●白井妙子の母親。夫の悪評に頭を悩ませている。
●夏川先生‥市山登
●山崎‥宮城健太郎
●刃物屋‥谷津勤
●警官‥上田耕一、坂田祥一朗
●主婦‥青木和代、島田果枝
●男‥菊川予市
スペシャル
編集ゲスト出演者
編集
第1期
●米崎みゆき‥鳥居かほり
●修学旅行に同行した看護婦。
●後年放送の﹃パパはニュースキャスター﹄の米崎みゆきは同姓同名の別人である。
●諏訪順子‥松本留美
●いづみの母親。
●本編にも登場するが配役は異なる。
●海老沢民子‥児島美ゆき
●和美の母。
●芦沢冴子‥高橋かおり
●子安のペンフレンド。
●森野清五郎‥藤木孝
●平川‥綾田俊樹
●宣伝部員。
●松村真弓
●秋野まりこ
●西村晃
●水戸黄門役の俳優。撮影現場に乱入した居作達を止めようとした石橋先生を見て﹁あの先生にかぎって。八兵衛、様子を見てみましょう﹂と言った。
●伊吹五朗
●渥美格之進役の俳優。印籠を見せるよう子供たちにせがまれる。
●高橋元太郎
●うっかり八兵衛役の俳優。石橋を見て、役者として起用しようとする。
●せんだみつお
●煙の又平役の俳優。居作たちの土産用の印籠を見て、土下座をする
●鳥越マリ
●富田香織役の女優。
第2期
最初で最後の共演
編集- 第2期の第2話で、田村と同い年の横山やすしと関口宏がゲスト出演し、とんねるずもゲスト出演した。やすしにとっては、最初で最後の田村と関口と、とんねるずとの共演であり、関口にとっては田村と久しぶりの共演である。
出演した子役のその後
編集吉祥寺本町小学校について
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設定として以下のようになっている。
●所在地‥東京都武蔵野市吉祥寺本町
●なお吉祥寺本町小学校は実在しないが、撮影で使われたのは武蔵野市立本宿小学校︵Part1︶と、中央本線を挟み本宿小の南側にある武蔵野市立第三小学校︵主にPart2︶。
●開校記念日‥1935年6月3日
●姉妹校‥アリゾナ州フェニックス第一小学校
●修学旅行‥京都市にて2泊3日で行われる。また、6年生になってからではなく5年生の終わりに行われる。
放送データ
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●第1期 1984年8月17日 - 9月28日 金曜日 20:00-20:54 全7回
●主題歌﹃星屑のステージ﹄︵チェッカーズ︶
●平均視聴率17.3%、最高視聴率20.4%︵関東地区、ビデオリサーチ調べ︶
(一)先生!ブスが好きなんですか (1984年8月17日)︵視聴率[7]12.6%︶
(二)女のヨロコビってなあに? (1984年8月24日) ︵視聴率18.8%︶
(三)禁じられたアソビ (1984年8月31日) ︵視聴率17.9%︶
(四)まさか!うちの親にかぎって (1984年9月7日)︵視聴率16.1%︶
(五)親よりお金 (1984年9月14日) ︵視聴率16.3%︶
(六)転校生はスーパーヒーロー?! (1984年9月21日) ︵視聴率18.7%︶
(七)ちいさな恋のものがたり (1984年9月28日) ︵視聴率20.4%︶
●第2期 1985年4月12日 - 7月26日 金曜日 20:00-20:54 全13回 ●主題歌︵第1-3、5-7、10-12話︶﹃ティーンネイジ・ドリーマー﹄︵チェッカーズ︶ ︵第4話︶﹃骨まで愛して﹄︵城卓矢︶ ︵第8話︶﹃だまって俺について来い﹄︵ハナ肇とクレージーキャッツ︶ ︵第9話︶﹃待ちくたびれてヨコハマ﹄︵柏原芳恵︶ ︵最終話︶﹃俺たちのロカビリーナイト﹄︵チェッカーズ︶ ●平均視聴率15.9%、最高視聴率20.7%︵関東地区、ビデオリサーチ調べ︶ (一)毎度おさわがせします! (1985年4月12日) ︵視聴率20.7%︶ 中部日本放送は当初この第1話を同時ネットせず、セリーグ開幕戦の中日対ヤクルトを放映する予定だった。しかし、当該試合が雨天中止となったため同時ネットとなった。 (二)俗悪テレビ番組 文句あるなら云うてみい (1985年4月19日) ︵視聴率15.6%︶ (三)あたし…オンナになっちゃった (1985年4月26日) ︵視聴率19.6%︶ (四)骨まで愛して (1985年5月3日) ︵視聴率13.8%︶ (五)スチュワーデス物語 (1985年5月10日) ︵視聴率19.6%︶ (六)ボクらは少年探偵団 (1985年5月24日) ︵視聴率14.7%︶ (七)キャプテン翼物語 (1985年5月31日) ︵視聴率16.4%︶ (八)カネゴンの逆襲 (1985年6月14日) ︵視聴率14.2%︶ (九)転校少女にナニが起こったか? (1985年6月21日) ︵視聴率13.8%︶ (十)エリマキトカゲはどこへ行った? (1985年7月5日)︵視聴率13.3%︶ (11)ニャンニャンしましょ♥ (1985年7月12日)︵視聴率14.6%︶ (12)女心がわからないんです… (1985年7月19日)︵視聴率14.6%︶ (13)うちの子にかぎって…は永遠に不滅です! (1985年7月26日)︵視聴率15.6%︶
●スペシャル1 1986年4月18日 19:20-20:54 ﹁金曜日の子供たちへ 水戸黄門と夢の共演!!京都修学旅行大騒動﹂ ●﹃水戸黄門﹄の宣伝を兼ねており、出演者が役名で登場している。 ●スペシャル2 1987年4月1日 19:00-20:51︵ニュース特番で30分繰り下げ︶ ﹁男女6人春物語 卒業記念風雲!たけし城大攻防戦﹂
●第2期 1985年4月12日 - 7月26日 金曜日 20:00-20:54 全13回 ●主題歌︵第1-3、5-7、10-12話︶﹃ティーンネイジ・ドリーマー﹄︵チェッカーズ︶ ︵第4話︶﹃骨まで愛して﹄︵城卓矢︶ ︵第8話︶﹃だまって俺について来い﹄︵ハナ肇とクレージーキャッツ︶ ︵第9話︶﹃待ちくたびれてヨコハマ﹄︵柏原芳恵︶ ︵最終話︶﹃俺たちのロカビリーナイト﹄︵チェッカーズ︶ ●平均視聴率15.9%、最高視聴率20.7%︵関東地区、ビデオリサーチ調べ︶ (一)毎度おさわがせします! (1985年4月12日) ︵視聴率20.7%︶ 中部日本放送は当初この第1話を同時ネットせず、セリーグ開幕戦の中日対ヤクルトを放映する予定だった。しかし、当該試合が雨天中止となったため同時ネットとなった。 (二)俗悪テレビ番組 文句あるなら云うてみい (1985年4月19日) ︵視聴率15.6%︶ (三)あたし…オンナになっちゃった (1985年4月26日) ︵視聴率19.6%︶ (四)骨まで愛して (1985年5月3日) ︵視聴率13.8%︶ (五)スチュワーデス物語 (1985年5月10日) ︵視聴率19.6%︶ (六)ボクらは少年探偵団 (1985年5月24日) ︵視聴率14.7%︶ (七)キャプテン翼物語 (1985年5月31日) ︵視聴率16.4%︶ (八)カネゴンの逆襲 (1985年6月14日) ︵視聴率14.2%︶ (九)転校少女にナニが起こったか? (1985年6月21日) ︵視聴率13.8%︶ (十)エリマキトカゲはどこへ行った? (1985年7月5日)︵視聴率13.3%︶ (11)ニャンニャンしましょ♥ (1985年7月12日)︵視聴率14.6%︶ (12)女心がわからないんです… (1985年7月19日)︵視聴率14.6%︶ (13)うちの子にかぎって…は永遠に不滅です! (1985年7月26日)︵視聴率15.6%︶
●スペシャル1 1986年4月18日 19:20-20:54 ﹁金曜日の子供たちへ 水戸黄門と夢の共演!!京都修学旅行大騒動﹂ ●﹃水戸黄門﹄の宣伝を兼ねており、出演者が役名で登場している。 ●スペシャル2 1987年4月1日 19:00-20:51︵ニュース特番で30分繰り下げ︶ ﹁男女6人春物語 卒業記念風雲!たけし城大攻防戦﹂
スタッフ
編集
●脚本‥伴一彦︵スペシャル2のみ遊川和彦︶
●技術‥宮原博
●撮影‥大場俊
●映像‥豊中俊栄
●照明‥松村劦
●音声‥八木沢正
●編集‥山下雅史
●音響効果‥平田研吉
●選曲‥山内直樹︵NSL︶
●演出‥松田幸雄、吉田秋生、塩川和則、伊藤一尋︵第2期のみ︶、遠藤環︵第2期及びスペシャル1︶
●プロデュース‥八木康夫、松田幸雄
八木は第2期の第2話で顔出し出演している︵登場時は電話をかけており、その直後のシーンで﹁この人、本当のプロデューサー﹂と表示された︶。このときの役回りは番組内容の抗議に来た居作の父親を説得する役だった。
お遊び
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第2期とスペシャルの中ではTBS製作のテレビドラマであることを生かした、ある種の﹁お遊び﹂が見受けられた。代表例として以下のようなものがある。
●第2話 - 冒頭部で居作竜太郎が﹁パート2﹂の第1話を見ているシーンが放送されている。また、小坂が、日本テレビで放送され、所のレギュラー番組でもあった﹁TV海賊チャンネル﹂について日本テレビに抗議に行く場面や、当番組のプロデューサーである八木康夫が本人役で登場するシーンもあった。ストーリー終盤では、ゲスト出演したとんねるずの持ち歌である﹃一気!﹄をカラオケで歌うシーンもあった。
●第2話 - 居作新太郎︵役‥横山やすし︶が卵投げに対する抗議のため、新聞を持って教室に現れた。クラス全員に﹁教養を付けるため新聞を読むように﹂と毎日小学生新聞を渡すが、中浦三平から﹁どうせくれるんならスポニチくれりゃいいだろ!﹂と突っ込まれ、新太郎が﹁おい! お前競艇行くんか?﹂と突っ込みを返してくるシーンがある。また第2話では新太郎がTBSを酷評、TBS、毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社と系列の企業の名前が出てきた。なお、横山やすしが演じた﹁居作﹂の姓は、居作昌果に由来する。
●第2話 - 居作家が夕食を摂っている際、自宅のテレビに﹃毎度おさわがせします﹄の大沢徹と森のどかの性行為のシーンが映っており、横山が木村のアップシーンで慌ててテレビを消すシーンがあった。
●第8話 - 遠足の帰りのバスの中で、石橋がカラオケで﹁パート1﹂の主題歌である﹃星屑のステージ﹄を歌おうとしたところ、子供たちの希望で同第5話の再放送を見ることになる。ちなみに、この回はパート1の第5話と同じく、子供たちの金に関係する内容だった。
●第10話 - 冒頭部でレポーターの三雲孝江が出演する子役たちに質問するシーンが放送された。なお、このシーンの質問は基本的に脚本に記されていたものである。
●最終話 - 本編終了のシーンの後、﹁撮影終了﹂の合図があり子役たちが自由な会話を楽しむシーンが放送された。なお、居作竜太郎役の大原和彦が﹁僕たちのせいで撮影が遅れて﹂という場面があるが、これはシナリオに書かれていたものではない。これに近い演出は後年、﹃パパドル!﹄でも行われた。
●スペシャル1 - 冒頭部でTBSの建物を映した後、コート姿の田村が現れ、歩きながらスタッフと話をする場面が放送された。また、中盤では﹃水戸黄門﹄の出演者が登場し、ドラマの撮影現場に子供たちが乱入するという場面もあった。
●スペシャル2 - スペシャル1同様、冒頭部では田村とスタッフが本人役で登場。その後、田村が来ない事をいいことに所が田村の髪型を模したかつらを被って番組を乗っ取ろうとする︵無論これは演出である︶。田村が来てプロデューサーの八木が静かにするように言ってもうるさいままだったが、田村の一言でようやく静かになる。その後、卒業遠足でTBSを訪れ、中山美穂︵本編にも出演︶と後藤久美子が﹃ママはアイドル﹄の宣伝を行う。
脚注
編集注釈
編集- ^ 川辺本人が映画「哀しい気分でジョーク」でオーストラリアにて撮影する関係と思われる。
出典
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(一)^ 週刊現代 2018年11月24日号p.128-130
(二)^ “田村正和”. Kinenote. 2021年8月18日閲覧。
(三)^ ザ・テレビジョン 1985年10月11日 p.28
(四)^ 週刊テレビガイド 1999年5月8日-14日号 田村正和 古畑任三郎スペシャルインタビュー p.8-9
(五)^ “家族ゲームII - ドラマ詳細データ”. テレビドラマデータベース. キューズ・クリエイティブ. 2018年12月13日閲覧。
(六)^ https://web.archive.org/web/20101017094139/http://www.office-kitano.co.jp/contents/OFFICE/YAKAN/diary/diary_0404.html
(七)^ ﹁テレビ視聴率季報︵関東地区︶﹂ビデオリサーチ。
関連文献
編集- 伴一彦『うちの子にかぎって…』〈日音books〉、日音、1984年9月25日。
関連作品
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●風にむかってマイウェイ - 1984年の単発ドラマ。スタッフ陣や番組内容は本作と全く異なるが、同じ小学校を舞台にしていたため、本作の生徒が多数出演した。
●夕やけニャンニャン - 同時期にフジテレビで放送されていたバラエティ番組。本作の番組タイトルを捩った﹁うちの子に小切手﹂というコーナーがあった。
外部リンク
編集TBS 金曜8時枠の連続ドラマ | ||
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うちの子にかぎって… |
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うちの子にかぎって… |