エスパル
日本の東北地方にある駅ビルのひとつ
エスパル︵S-PAL︶は、仙台ターミナルビル株式会社が運営するショッピング施設。﹁S-PAL﹂の由来は、英語で﹁S﹂︵STATION=駅︶と﹁PAL﹂︵友達︶を合わせた造語で、﹁駅の友達﹂という意味。南東北地方でJR東日本の駅ビルを運営している。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/aa/S-PAL_Sendai_20160321.jpeg/200px-S-PAL_Sendai_20160321.jpeg)
概要
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東北新幹線開業︵1982年︶に合わせた仙台駅の新駅舎完成︵1977年︶の翌1978年に開店した仙台店が最初の店舗である。周辺には百貨店の仙台十字屋︵現在はLABI仙台︶および、丸光︵のちエマルシェ運営のさくら野百貨店仙台店となり、2017年2月に経営破綻︶、GMS︵大型スーパー︶のエンドーチェーン仙台駅前店︵現在はEBeanS︶とダイエー仙台店︵現在はイオン仙台店︶、1982年には専門店ビルのams西武︵現在は仙台ロフト︶が開店するなど、仙台駅前での大型店集積が進んだ。
2003年 - 2004年に南東北の代表駅の駅ビル運営会社各社を仙台ターミナルビルが吸収合併したことに伴い、ブランド名が統一され、当初運営していた仙台駅に加え山形駅・福島駅・郡山駅の駅ビルをS-PALブランドとして運営している。
その後、仙台パルコなどの進出および仙台・宮城デスティネーションキャンペーンに備えて、S-PAL II︵エスパル・ツー︶が2008年6月18日に開業。さらにエスパル仙台東館が2016年3月18日、エスパルいわきが2023年1月15日に開業し、現在は7店舗となっている。
運営店舗
編集- S-PAL仙台本館(仙台駅)
「エスパル仙台」を参照
●S-PAL山形︵山形駅︶
●規模‥地上5階。店舗面積5,682m2、店舗数77店舗。
●主なテナント‥レトロガール、スタディオクリップ、SUIT SELECT、ファブリックジャム、チュチュアンナ、新星堂、BIC Apple製品修理カウンター、英会話イーオン、マツモトキヨシ、ファンケル、ロッテリア、スターバックスなど
●S-PAL福島︵福島駅︶
●規模‥地上5階。店舗面積7,881m2、店舗数86店舗。5Fはホールになっている。
●主なテナント‥ローリーズファーム、レトロガール、RIO、シネマクラブ、SUIT SELECT、ファブリックジャム、アニメイト、無印良品、アースミュージック&エコロジー、ジュピター、ロッテリア、マツモトキヨシ、ドトールコーヒー、ヴィドフランス、そば処丸松、らーめん粋家など
●S-PAL郡山︵郡山駅︶
●規模‥地上3階。店舗面積6,600m2、店舗数63店舗。
●主なテナント‥ローリーズファーム、レトロガール、無印良品、アースミュージック&エコロジー、イーストボーイ、イッツデモ、ハニーズ、Perfect Suit FActory、ファブリックジャム、niko and...、ヴィドフランス、ファンケル、オルビス、マツモトキヨシ、ロッテリア、タリーズコーヒー、カルディコーヒーファームなど
●S-PAL II
「エスパル仙台#S-PAL II」を参照
- S-PAL 仙台東館
「エスパル仙台#S-PAL仙台東館」を参照
●S-PALいわき︵いわき駅︶
●規模‥地上3階。店舗面積2,700m2、店舗数12店舗。
●主なテナント‥大川魚店、ホップジャパンTaproomいわき、ハワイアンズキッチン マハロア、なの花ドラッグいわき、仙臺たんや利久、ニューデイズ、タリーズコーヒー、モノバス、三万石、いわきチョコレート、コンタクトのアイシティ、えきポレ眼科クリニックなど
沿革
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●1978年︵昭和53年︶3月18日 - S-PAL仙台︵エスパルせんだい、旧‥ショッピング部門エスパル︶が営業開始。
●1982年︵昭和57年︶7月15日 - サンシティ郡山︵サンシティこおりやま︶が営業開始。
●1988年︵昭和63年︶6月10日 - 福島ルミネ︵ふくしまルミネ︶が営業開始[1]。
●1993年︵平成5年︶11月27日 - メトロプラザ山形︵メトロプラザやまがた︶が営業開始。
●2004年︵平成16年︶
●3月6日 - サンシティ郡山がS-PAL郡山︵エスパルこおりやま︶に改称。
●3月20日 - 福島ルミネがS-PAL福島︵エスパルふくしま︶に改称[2]。
●10月1日 - メトロプラザ山形がS-PAL山形︵エスパルやまがた︶に改称。
●2008年︵平成20年︶6月18日 - S-PAL II︵エスパル・ツー︶が営業開始。
●2016年︵平成28年︶3月18日 - S-PAL仙台東館︵エスパルせんだいひがしかん︶が営業開始[3]。これに伴い、従来のS-PAL仙台はS-PAL仙台本館︵エスパルせんだいほんかん︶を呼称する。東館開業と同時に現ロゴの使用を開始。
●2017年︵平成29年︶
●2月16日 - JREポイントの導入を開始。
●6月1日 - S-PAL仙台東館が増床オープン[4][5]。
●2023年︵令和5年︶1月15日 - S-PALいわき︵エスパルいわき︶が営業開始。
脚注
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(一)^ “﹁福島ルミネ﹂あす開業”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1988年6月9日)
(二)^ ﹁JR年表﹂﹃JR気動車客車編成表 '04年版﹄ジェー・アール・アール、2004年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-125-2。
(三)^ “<仙台駅>東西自由通路と﹁東館﹂オープン”. 河北新報 (2016年3月18日). 2016年3月21日閲覧。
(四)^ ﹃エスパル仙台東館がもっと便利に! 2017年6月1日(木)12‥00増床OPEN﹄︵プレスリリース︶仙台ターミナルビル株式会社、2017年3月22日。2017年6月3日閲覧。
(五)^ “<エスパル>成城石井など17店オープン”. 河北新報. (2017年6月2日) 2017年6月3日閲覧。
関連項目
編集- JR東日本関連の駅ビル・店舗運営会社
- ルミネ / NEWoMan
- アトレ
- セレオ(JR東京西駅ビル開発→JR中央線コミュニティデザイン)
- エキュート
- グランデュオ
- ボックスヒル
- Dila(Dila仙台駅は、JR東日本東北総合サービスによる運営)
- JR横浜湘南シティクリエイト
- E’site
- 吉祥寺ロンロン
- JR東日本ビルテック株式会社(兄弟会社)
- 株式会社JR東日本ビルディング
- 株式会社JR東日本クロスステーション
- 株式会社ジェイアール東日本都市開発
- 東日本旅客鉄道仙台支社