ロッテリア

日本と韓国で展開するファストフードチェーン
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株式会社ロッテリア: LOTTERIA Co., Ltd.)は、ハンバーガーを中心とするファストフードチェーン店を運営する企業。株式会社ゼンショーホールディングスの子会社。

株式会社ロッテリア
LOTTERIA Co., Ltd.
本社が入居するJR品川イーストビル
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
108-0075
東京都港区港南二丁目18番1号
JR品川イーストビル
北緯35度41分2.1秒 東経139度41分10.0秒 / 北緯35.683917度 東経139.686111度 / 35.683917; 139.686111座標: 北緯35度41分2.1秒 東経139度41分10.0秒 / 北緯35.683917度 東経139.686111度 / 35.683917; 139.686111
設立 1972年2月9日
業種 小売業
法人番号 6011101058111 ウィキデータを編集
事業内容 食品の製造販売
飲食店及び食料品店の経営
フランチャイズシステムによるフードサービス事業
代表者 代表取締役 長久保文康
資本金 1億円
純利益 ▲2億0400万円
(2023年3月期)[1]
純資産 45億8800万円
(2023年3月期)[1]
総資産 86億0700万円
(2023年3月期)[1]
決算期 3月末日
主要株主 株式会社ゼンショーホールディングス
外部リンク www.lotteria.jp ウィキデータを編集
特記事項:(旧)ロッテリアの会社分割により新規設立
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1990年代から2006年のロッテリア店舗(仙台一番町店)
2006年4月からのロッテリア・リニューアル店舗(広島本通り店)
2012年10月以降のロゴとなってからのロッテリア店舗(クリスタ長堀店)

概要

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1972202344[1]

Quality (), Cleanliness (), Service () + Time ()  "QCST" 姿

LotteCafeteriaLotteria

1979198619941998


店舗数

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日本国内店舗数は、2007年9月に469店だったのが、2009年2月には524店と増加している。しかし2011年6月には398店と衰退し、2017年8月は370店舗、2022年6月では310店舗まで減少中である。2023年5月現在、出店がないのは福井県長野県鳥取県島根県高知県だが、かつてはこれら5県に出店経験があり、時期は不明だが、47都道府県全てに出店していたことがあった。

アジア地域における2006年1月→2009年2月の出店数の推移は、韓国790→753店、台湾6→3店、ベトナム16→55店、中国0→3店舗となっている。

ロゴマーク

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当初は山羊が両足を上げているポーズのものが使われており、VI戦略導入の1988年の5月からは「ダブルLマーク」、1998年頃からは白い「L」と黄色い「O」の組み合わせたマーク(「L」と「O」が黄色いマークもあった。それに、「L」が「O」を貫通しようとしている形のマークもあった)、2006年の4月からは●の中に「L」というマークを企業の長期化につれ時代時代で変更されてきた。その後、創業から40周年を迎えた2012年の10月に、ロゴマークをリニューアルし、前述の「L」と「O(●→○)」を組み合わせたロゴに戻し、ロゴタイプの「LOTTERIA」の文字も親会社・ロッテと同じフォントに変更した(なお、1988年以前のカタカナのロゴも親会社に準じたものだった)。

事業戦略・広報活動

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過去には新しいエビハンバーガー登場時に大々的なCM放映を実施していた時期もあり、スポットCMや親会社のロッテが提供する番組内でオンエアされていたが、近年は多額な費用が掛かるCM放映を控え、新生ロッテリア改革・店舗改装に積極的に投資している。

沿革

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創業

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1972197271972929112014328

19771984[2]1980[3]

1990

20013退

リヴァンプによる経営再建

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2005112[4]33.4%調100%33.4%

20061CEO

200650Straight Burger LOTTERIA調調T

200611200761[5][6][6]

20104201013退3030[]2014[7]

ゼンショーへ売却

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2023年4月1日付けでロッテリアの全株式をゼンショーに売却することを同年2月16日に発表した。ゼンショーHDはかつて「ウェンディーズ」をダイエーからの事業譲渡の上で運営したが撤退しており[注 2]、それ以来のハンバーガーチェーン店への参入となる[8]。譲渡後もロッテリアの店名は当面残す意向(広義のライセンス契約と同義)としている[9]

ゼッテリアのオープン

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ゼッテリア田町芝浦店。同店は森永LOVE→バーガーキング→ロッテリア→ゼッテリアと変遷している。

2023920[10]1[11]

202436[12]

メニュー

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新メニューの投入

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1977

1987

使

近年のマクドナルドとの重複

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20052006








  • チリストレートバーガー・えびチリフィレオ
  • ハラペーニョソース(L:バーガーやサイドメニューのソース、M:バーガーの味付け)
  • リブサンド・マックポーク・マックリブ

絶品バーガーシリーズ

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20072使360+290



20082W490

2008113

200977167119189722840.2%[13]

産直まるごとポテト

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2008112129052[14][14]1429024111234使

200912230

クリスマス商戦

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2005年までロッテリアでは、毎年クリスマス商戦向けにケーキやチキンを販売していた。主に、レディーボーデン(Lady-Borden)のロッテリアオリジナルアイスケーキなどを販売。

また、2005年末には有名シェフとの監修によるマロンケーキが販売された(一部地域のみ)。2006年度はケーキの販売はなく、吉本興業との業務提携により販売される吉本養鶏チキンを販売した。内容はファミリーパック(1,000円)とパーティーパック(2,000円)。以降、クリスマスにはチキンを販売強化商品とし、予約販売などを受け付けている。

2009年末には絶品チーズバーガーを生み出した、嶋原シェフ監修のケーキ2種を販売、ドイツのシュートレン、イチゴムースケーキが販売された。

サービス

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無線LANの導入

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ロッテリアはNTTドコモとの提携により順次公衆無線LANの「M-ZONE」や「フレッツスポット」に対応した店舗を増やす方針で、2006年10月には82店舗に導入された。現在は概ね全店舗での利用が可能となっている。

またKDDI系列の公衆無線LANサービスも導入され、au Wi-Fi SPOTワイヤ・アンド・ワイヤレスWi2 300が利用可能となっている。

Tポイント

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2008年9月から、顧客サービスアップのため、Tポイントの加盟店舗となる。

2020年10月現在、会計金額税込200円ごとに1Pが貯まる。また、1P=1円として、1P刻みで利用することが可能である円[15]

ひと手間がんばるロッテリア

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YES運動というキャンペーンを2009年夏ごろから実施。これはマニュアルを超えて、店員がお客さまのご要望にこたえるというサービス。 すべての要望にこたえられるわけではないが、例えば「ハンバーガーの肉を5枚にして」などの要望は簡単に聞いてもらえる(ただし、加算料金がかかる)。

ワンランクアップ店舗

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以下の4店舗は、「ワンランクアップ店舗」としており、メニューの時間帯が大幅に異なる。

  • 新宿小田急エース店
  • 池袋東口店
  • 銀座クリスタルビル店
  • 大分駅

田町芝浦店は、2020年から臨時休業をしていたが、2023年にゼッテリア1号店として開業。

従業員への教育

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使112LETS

従業員のランク付け

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BGNREGPROHOPEVMHOPEVMVM3

VM

全国メイトコンテスト

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メイト同士が技術・サービスを実際の営業中の店舗で披露し、点数を付けてもらうもの。営業中と言う事もあり、速さも求められ大変な一面もある。概ね、各県選ばれた数人のメイトが参加する。各地区で優勝したメイトは全国大会へと出場する。コンテストが終了後には、授賞式が行われ、食事会の様なものも一緒に開かれる。RM(ロッテリアのブロック長・リージョナルマネージャー)のフォローがあったり、店舗を越えてメイト同士と話が出来たりと、楽しいひと時が過ごせる様にと配慮がされている。

ロッテリアスタジオ

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2009年3月、原宿表参道店(明治通り神宮前交差点角)の歩道側にインターネット放送局『あっ!とおどろく放送局』の生放送スタジオを併設した。このスタジオからは毎日午後1時から午後5時30分頃までの約4時間半、日替りでタレントが出演する生放送が行われている。この他、火曜日と日曜日それぞれの午後6時から午後6時45分までにも、このスタジオから番組が生放送されている(2009年10月現在)。表参道通りと明治通りの交差地点にあたり、近くにアメーバスタジオがある好立地である。2014年ごろに原宿表参道店が閉店するとともに消滅。

タイアップ

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アニメ作品とのタイアップ

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1985 PARTIII F !2000()

プロボクシングとのタイアップ

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2011退

1



 退

かつて展開していたブランド店舗

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ロッテリアプラス

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かつてのロッテリアプラス・ビルイン型店舗(2006年)現在はロッテリアへ転換

2004年7月には、新ロゴを採用をした「居心地のいい・雰囲気のいい空間」をコンセプトにしたlotteria plus+(ロッテリアプラス)が東京都高田馬場にオープン、今後その店舗を増やす事業計画が発表された。その後ロッテリアプラスへの店舗改装を2006年時点で15店舗を展開していたが、ロッテリア本体の事業改革により、展開計画は事実上凍結された。2007年にロッテリアが新体制となり、すべてのロッテリアプラス店舗は再び元のロッテリアブランドに再度転換した上で基本メニューのハンバーガーも共通化された。2007年4月まで現存していたロッテリアプラス西武新宿店が新型ロッテリアへ転換されてロッテリアプラスの店舗はすべて新型店舗へ移行した。店内内装は基本的にロッテリアプラスの内装と備品はそのまま継続して使用されている。ロゴは、1998年からのロッテリアのロゴとほぼ同じく、「L」が「O」を貫通しようとしている形のマークだった。

高速道路への出店

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駿









 


 

 


新規事業

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ショッピングセンターを展開する、イオンアピタフードコートなどに出店している。

  • アイスクリームショップ(アイス)
  • 横浜八景楼(ラーメン)
  • どん太鼓(うどん・そば・丼)
  • (新)どん太鼓(讃岐うどん・天ぷら・おむすび・既存のどん太鼓とは違う、セルフのウォークスルータイプ)
  • たこ膳(焼きそば・焼きうどん・たこ焼き)
  • 石焼キッチン(石焼きビビンバ・冷麺)
  • カジュアルキッチン(パスタ)

※ピアトリア(パスタ) ※鯛焼き(コアラのマーチ焼き)

脚注

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注釈

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  1. ^ ケンタッキーフライドチキン(業界3位)をハンバーガーチェーンに含めた場合
  2. ^ 一時期ゼンショーHDが撤退後、日本法人自体が消滅していたが、現在はヒガ・インダストリーズが新たに別法人を設立して運営に当たっている。

出典

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(一)^ abc 17

(二)^ 40""40201241   2015

(三)^  2009826 

(四)^ . PRESIDENT (2016114). 2021520

(五)^ . BP. (200766). 200769. https://web.archive.org/web/20070609133506/https://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/news/070606_burgerking/ 2021520. "JT19962001退JTJTLOVELOVE使20109" 

(六)^ ab 2008327BP

(七)^ [1]

(八)^  HD.  (2023216). 2023216

(九)^ HD35820231022

(十)^ 920  Watch20231022

(11)^ 1 調. . (2023920). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2052E0Q3A920C2000000/ 2023102 

(12)^ . ZETTERIA. 2024323

(13)^ P 2009828 !

(14)^ ab使. ITmedia. (20081120). https://www.itmedia.co.jp/makoto/spv/0811/20/news118.html 20231022 

(15)^ T2023715

関連項目

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200522022

20102

ZOZO


 NOW BEST 3JRNTBS 

 TBSABC


1


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JAF
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使





外部リンク

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