ギャラクシー号
ギャラクシー号(ギャラクシーごう)は、大阪府大阪市(京都府京都市を経由)と福島県福島市(福島県須賀川市・郡山市を経由)を結ぶ夜行高速バスである。
全席指定制のため、乗車には予約が必要。
運行会社
編集運行経路
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大阪府大阪市 - 阪神高速道路 - 名神高速道路 - 新名神高速道路 - 伊勢湾岸自動車道 - 新東名高速道路 - 首都圏中央連絡自動車道 - 東北自動車道 - 福島県福島市
●磐越自動車道全通前は東名・首都高速経由であり、磐越道全通後も降雪期は定時性・延着等を見込んで東名・首都高速経由で運行されていた︵かつては冬場を除いて磐越道・北陸自動車道経由で運行していた。その場合須賀川〜郡山間は重複するが、それでも走行距離は10km短い点・定時性確保の点でメリットがあった︶[1]。その後2006年頃より、通行止め等が発生しない限り通年北陸自動車道・磐越道経由で運行されていたが、現在は新名神・新東名・圏央道経由で運行されている。
停車停留所
編集ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪行のみ停車) ← あべの橋 - 近鉄なんば駅西口(OCATビル) - 大阪駅前(地下鉄東梅田駅) - 名神茨木インター - 名神高槻 - 名神大山崎 - 京都駅八条口(近鉄改札前) - 西郷バスストップ - 矢吹泉崎バスストップ - 福交須賀川営業所 - 郡山駅前 - 二本松バスストップ - 福島駅東口 - 福島高速バスターミナル
歴史
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●1992年︵平成4年︶3月10日 - 運行開始[2]。
●1996年︵平成8年︶
●4月1日 - 降雪期を除き、運行経路を北陸自動車道・磐越自動車道に変更。
●4月26日 - 京都経由に変更。
●2001年︵平成13年︶10月1日 - 1号車の使用車両を原則として2階建て車両︵三菱ふそう・エアロキング︶に変更。
●2003年︵平成15年︶9月1日 - 東梅田経由に変更。
●2007年︵平成19年︶12月1日 - 福島高速バスターミナル発着に延長。
●2011年︵平成23年︶
●2月1日 - この日より同年3月14日出発便までの期間限定で、学割運賃を設定︵片道8,500円︶[3]。
●3月11日 - この日発生した東北地方太平洋沖地震により、東北自動車道などが震災の被害で通行止めになったため、この日より同年3月28日出発便まで運行を休止。
●3月29日 - この日の出発便より運行を再開[4]。
●4月1日 - この日の出発便より二本松バスストップに停車。
●2012年︵平成24年︶11月1日 - この日の出発便より西郷バスストップに停車[5]。
●2013年︵平成25年︶10月16日 - 近鉄バス便の2階建て車運行が終了[6]。
●2014年︵平成26年︶5月15日 - 運賃改定。福島 - 二本松間と郡山 - 西郷間がそれぞれ同額になる[7]。
●2015年︵平成27年︶2月13日 - この日の出発便より大阪行がユニバーサル・スタジオ・ジャパンに延長[8]。
●2019年︵令和元年︶
●6月21日 - 運賃改定[9]。
●8月1日 - この日の出発便より﹁矢吹泉崎バスストップ﹂新設・停車開始[10]。
●2020年︵令和2年︶
●4月8日 - 新型コロナウイルスの影響により、この日の出発便より同年5月31日出発便まで運休[11][12]。
●7月17日 - この日の出発便より運行を再開[13]。
●2021年︵令和3年︶
●1月15日 - この日の出発便より同年3月11日出発便まで運休[14][15]。
●3月12日 - この日の出発便より運行を再開[16]。
使用車両
編集2013年10月16日以降、近鉄バスは独立3列シート・27人乗りハイデッカー車(日野・セレガ)[6]、福島交通は独立3列シート・36人乗りの2階建て車両(三菱ふそう・エアロキング)が使用される(同年10月15日まで近鉄バスも2階建て車であった)。ただし故障・検査時や多客時の後続便については、28人乗りスーパーハイデッカー車両が使用される場合がある。
利用状況
編集年度 | 運行日数 | 運行便数 | 年間輸送人員 | 1日平均人員 | 1便平均人員 |
2002年(平成14年)度 | 365 | 868 | 20,904 | 57.3 | 24.1 |
2003年(平成15年)度 | 366 | 848 | 20,628 | 56.4 | 24.3 |
2004年(平成16年)度 | 365 | 854 | 20,275 | 55.5 | 23.7 |
2005年(平成17年)度 | 365 | 826 | 18,638 | 51.5 | 22.6 |
2006年(平成18年)度 | 365 | 815 | 17,696 | 48.5 | 21.7 |
2007年(平成19年)度 | 366 | 817 | 16,837 | 46.0 | 20.6 |
備考
編集脚注
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(一)^ 株式会社ぽると出版発行 BUSRAMA 1999 NOV. VOL.10 No.6︵1999年10月25日発行、ISBN 4-938677-56-3 C3365︶ pp.53 - pp.54
(二)^ “福島-大阪など2高速バス 運輸省が免許 来月10日スタート”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年2月22日)
(三)^ “期間限定!福島~京都・大阪線﹁ギャラクシー号﹂で学生割引乗車券を発売します”. 福島交通 (2011年1月5日). 2019年6月28日閲覧。
(四)^ “高速バス﹃福島・郡山~京都・大阪線﹄の運行再開のお知らせ︵3月29日より︶”. 福島交通 (2011年3月23日). 2019年6月28日閲覧。
(五)^ “高速夜行バス﹁福島〜京都・大阪線﹂に︻西郷バスストップ︼停留所を新設!!運行時刻、運賃も変更になります︵11月1日より︶”. 福島交通 (2012年10月1日). 2012年11月2日閲覧。
(六)^ abギャラクシー号︵大阪・京都⇔福島︶運行車両変更について︵近鉄バス 2013年10月11日︶
(七)^ 2014年5月15日以降の運賃表 (PDF) ︵福島交通 2014年6月9日閲覧︶
(八)^ “福島~京都・大阪線をユニバーサル・スタジオ・ジャパン®まで延伸いたします。︵2月13日出発便から︶”. 福島交通 (2015年1月15日). 2015年2月28日閲覧。
(九)^ “高速バス﹁福島・郡山~京都・大阪線︵ギャラクシー号︶﹂運賃改定の実施について︵2019年6月21日より︶”. 福島交通 (2019年5月10日). 2019年6月28日閲覧。
(十)^ “矢吹泉崎バスストップの新設について”. 福島交通 (2019年6月27日). 2019年6月28日閲覧。
(11)^ “4月8日更新 高速バスの運休について”. 近鉄バス (2020年4月8日). 2020年4月12日閲覧。
(12)^ “新型コロナウイルス感染拡大の影響による高速バスの運行状況一覧” (PDF). 福島交通 (2020年4月10日). 2020年4月12日閲覧。
(13)^ “新型コロナウイルス感染拡大の影響による高速バスの運行状況について” (PDF). 福島交通. 2021年3月14日閲覧。
(14)^ “新型コロナウイルスの影響に伴う高速バス運行状況について”. 近鉄バス (2021年1月20日). 2021年1月24日閲覧。
(15)^ “︻3月2日更新︼高速バス一部路線運行再開のお知らせ”. 近鉄バス (2021年3月2日). 2021年3月4日閲覧。
(16)^ “新型コロナウイルス感染拡大の影響による高速バスの運行状況について︵2021年2月26日時点︶” (PDF). 福島交通 (2021年2月26日). 2021年3月14日閲覧。
(17)^ “会津若松⇔京都・大阪 ギャラクシー号 高速バス乗り継ぎ乗車券のご案内”. 会津乗合自動車. 2017年8月24日閲覧。