ジオラマ
概要
編集歴史
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●1915年 - イギリスのバロック博物館に、ジオラマが初めて博物館の展示装置として登場した。
●1932年 - 東京科学博物館にジオラマが初めて博物館展示として登場し、以後、通常の展示装置として用いられるようになった。
●1999年 - 日本最大のジオラマ (面積415m2、容積4,150m3) で森を再現する鳥取県立氷ノ山自然ふれあい館響の森が開館。
縮尺模型展示
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日本では、情景模型とも呼ばれる。プラモデルの作品展示に多いが、模型をより効果的に見せる手段として一般的な展示方法である。模型雑誌によっては、フランス語発音に基づいた﹁ディオラマ﹂や、英語発音に基づいた﹁ダイオラマ﹂と呼称表記される場合もある。また、小型のものを特にヴィネット︵装幀、額装用の小さな絵︶と表現する場合もある。
鉄道模型においては、規模の大小や情景の有無に関わらず、模型車両の運転を楽しむものを英語由来の﹁レイアウト﹂︵Layout︶と呼び、小規模で車両走行を主目的としない、飾ること、見せることを主眼に置いて工作密度を高めたものを、﹁シーナリーセクション﹂ (Scenery section) と呼び、区別している。これは英語圏および日本で一般的である。日本において、フランス語由来の﹁ジオラマ﹂の呼称を使うこともある。
ジオラマモード
編集デジタルカメラには、撮影モード(アートフィルターモード)に「ジオラマモード(ミニチュアモード)」を含む機種もある。
実際の風景をミニチュアのように写し出すもので、そういった意図的に被写界深度を浅くする技法(ボケ表現)は、本城直季が2006年の写真集「small planet」で体現(大判カメラのアオリを利用)していた[1][2]。
詳細は「en:Miniature_faking」を参照
日本国内でジオラマがみられる場所
編集- 東武ワールドスクウェア 世界遺産のジオラマが展示されている。
- 浜松ジオラマファクトリー NPOはままつ未来会議が運営する博物館
- さかつうギャラリー ジオラマ素材の専門店
- スモールワールズ 東京都江東区にある大型ミニチュアミュージアム
脚注
編集- ^ 最新デジカメ「ミニチュア(ジオラマ)モード」対決! - ASCII.jp 2010年1月5日
- ^ 佐藤隆夫, 草野勉「ミニチュア効果 -画像のぼけと距離と大きさの知覚-」 『電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review』 2012年 5巻 4号 p.312-319, doi:10.1587/essfr.5.312
関連項目
編集参考文献
編集- シェパード・ペイン「シェパードペインのダイオラマの作り方」株式会社大日本絵画 2007年8月28日発行(ISBN 978-4-7753-0564-5)
- 松岡 寿一「深遠なる甲冑模型の世界」株式会社大日本絵画 2001年3月発行