ニューアーバンアジェンダ


New Urban Agenda203020161017203321[1]

経過

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1996年の第2回国連人間居住会議(ハビタット2)において採択された居住環境を主要課題とした「イスタンブール宣言」[2]こと「ハビタット・アジェンダ(居住問題解決のための世界行動計画)」[3]を推進すべく、2000年国連ミレニアム・サミット英語版で策定されたミレニアム開発目標で「スラムのない都市貧困の撲滅)」が掲げられた。それから10年間の実現状況を2012年国連持続可能な開発会議英語版2014年国連総会で検討されたポスト2015開発アジェンダ英語版により、さらなる発展を目指すものとして提唱された[1]

目標

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Realizing the future we want for all205070[1]

都市文化顕彰

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20042120CityscapeOne size fits all40[4]

都市遺産

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199821[5]2005 - [6][7]2011[8][]

(Flowing landscape)...[9][10]
 

調[11][12]調[13][14]

調[13][14][15]
 



[16]2018[17]

[18]

[19]

ウィーンの矛盾

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都市遺産では「伝統革新の共存」も模索し、前述のようにオーストリアウィーンにおいて「ウィーン覚書」を取り交わしたが、世界遺産でもあるウィーン歴史地区での都市化開発が問題となり、2017年第41回世界遺産委員会危機遺産に指定されてしまった。

脚注

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  1. ^ a b c New Urban Agenda―Habitat Ⅲ
  2. ^ 2008年に採択された臓器売買とその移植を批判するイスタンブール宣言英語版とは異なる
  3. ^ ハビタット・アジェンダ―国連ハビタット
  4. ^ Report on the World Heritage Thematic Programmes―UNESCO
  5. ^ Conference "Architecture and Cities for the 21 Century"―UNESCO
  6. ^ Conference "World Heritage and Contemporary Architecture - Managing the Historic Urban Landscape"―UNESCO
  7. ^ Vienna Memorandum on the World Heritage and Contemporary Architecture - Managing the Historic Urban LandscapeVienna Memorandum" (PDF) ―UNESCO
  8. ^ 歴史的都市景観に関する勧告文部科学省
  9. ^ 現代建築は鉄筋コンクリートの性質上アルカリ骨材反応による劣化、建築時に使用したアスベストの除去に伴う改修、日本では建築物の耐震改修の促進に関する法律建築物における衛生的環境の確保に関する法律による改修義務などがあり、真正性を保つことが困難である
  10. ^ ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-の構成資産である国立西洋美術館の追加施工としての耐震工事などはユネスコも認めるところである
  11. ^ オランダはMVRDVのような前衛的建築が多く、国家遺産制度により多くの現代(戦後)建築を文化財扱いしている
  12. ^ 都市はなぜ高層化したのか?そのメリットと歴史 ギズモード
  13. ^ a b 知的都市計画の原則英語版
  14. ^ a b Urban Heritage Strategies
  15. ^ この他、Orbicom-UNESCOでは情報化社会におけるデジタル・デバイド情報格差)を無くす共用インフラの必要性を上げる
  16. ^ World Heritage and Urban Heritage―UNESCO
  17. ^ 持続可能な都市文明の構築を目指す京都宣言京都市
  18. ^ 採掘・製造、流通・往来及び居住に関連する文化的景観の保護に関する調査研究(報告)―採掘・製造、流通・往来及び居住に関連する文化的景観の保護に関する調査研究会(文化庁)編(PDF)
  19. ^ 大阪都市遺産研究センター関西大学長崎都市遺産研究会

関連項目

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外部リンク

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