ブルーレットは、小林製薬が製造販売する水洗トイレ芳香消臭・洗浄剤を中心としたブランド名である。

概要

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CM

現行製品

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2020年4月に「ブルーレット」のブランドロゴが変更されており、既存の「液体ブルーレット」シリーズ全品(おくだけ・おくだけアロマ・おくだけ除菌EX・Premium PERFUME)、ドボン2倍(無色の水を除く)、デコラル除菌効果プラスも同年6月にブランドロゴ変更に伴うパッケージデザイン変更を行いリニューアルされた。

また、2021年より小林製薬の独自基準である「製品開発エコ基準」を1つでも満たした製品に「エコをカタチに」マークの表記を開始し、「ブルーレット」では同年4月にリニューアルされた「ブルーレットスタンピー」シリーズの本体と、同時期に発売された「液体ブルーレットおくだけ 除菌EXフレグランス」のつけ替用から開始され、その後、「液体ブルーレット」全製品と無色を除く「ブルーレットおくだけ」の付け替え用にも自然切替により同マークを表記している[5]

水洗タンクの上に置くタイプ

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タンクの中に入れるタイプ

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ブルーレットドボン(青/緑/無色)
1991年発売。2014年9月現在、2倍容量の120g入り長持ちタイプ「ブルーレットドボン2倍」が主流で、香りも「ブルーミントの香り」、「ラベンダーの香り」、「ハーブの香り」、「せっけんの香り」、「グレープフルーツの香り」の5種類で、「せっけんの香り」、「グレープフルーツの香り」は無色タイプである。なお、「ブルーミントの香り」には標準サイズ(60g)の「ブルーレットドボン」もラインナップされている。
ブルーレットドボン漂白剤(無色)
1996年発売。塩素系のトイレ用漂白剤。販売当初の名称は「ブルーレットドボン 洗浄漂白剤」。
ブルーレットつり下げ(青色)
1969年発売。ブルーレットの元祖製品で、3つの洗浄成分を配合した吊り下げタイプ。発売から45年経過しているが、細やかな改良を行いながら現在でも販売されている。

便器にジェルを貼り付けるタイプ

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PREMIUM

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トイレ掃除用品

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ブルーレットトイレ洗浄中(錠剤)
便器のトラップに投入する水洗トイレ用洗浄剤。元々は単独製品で発売されていたが、2017年に「ブルーレット」ブランドへ編入され、製品名が変更された。
ブルーレットさぼったリング(粉末・塩素系)
便器のトラップに投入する水洗トイレ用洗浄剤。元々は「トイレ洗浄中」のシリーズ品として「トイレ洗浄中さぼったリング」の製品名で発売されていたが、2017年に「ブルーレット」ブランドへ編入され、製品名が変更となった。
ブルーレットさぼったリング 大盛り泡(粉末・塩素系)
2019年10月発売。既存の「ブルーレットさぼったリング」の2.75倍の容量(1袋110g、通常の「ブルーレットさぼったリング」は1袋40g)とすることでより多くの泡を発生させて広範囲の洗浄を可能にした製品。

製造終了品

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ブルーレット(初代)
1990年代にブルーレットつり下げに承継。かつては本体容器にロゴマークが印刷されていた。
液体ブルーレット(初代)
1980年代初頭に存在した。現在のものとは異なり、洗浄液の入ったボトルをタンクに入れる形で液は色付きだった。
ブルーレットおくだけ2タンク
1987年発売。前年発売の「ブルーレットおくだけ」に続く商品。洗浄剤と漂白剤が付いているが、1990年代前半ごろに発売を終了した。なお、洗浄剤は後の「ブルーレットおくだけ洗浄漂白剤」と「ブルーレットドボン洗浄漂白剤」に引き継がれた。
ブルーレット液体トイレ洗浄中
2009年春製造終了。
ブルーレット漂白玉プラス(液体+固形・無色)
2008年4月発売。濃縮洗剤と漂白玉(塩素系)を組み合わせた。
ブルーレットおくだけ 黒ズミ対策(固形・ライトブルー)
2008年発売。通常の「ブルーレットおくだけ」と互換対応。「銀のブルーレットおくだけ」の代替製品であった。液体・無色タイプの「液体ブルーレットおくだけ除菌EX」が実質的な代替製品となる。
ブルーレットSelect(固形・ブルー/グリーン)
2008年発売。従来発売されていた「ブルーレット陶器のおくだけ」の改良品。発売当初はガラス製容器を使用した「シンプルタイプ」もラインナップされていたが、その後「陶器タイプ」のみのラインナップとなった。また、つめかえ用は「陶器のおくだけ」と互換対応している。香りは「優雅なバラ」、「清楚なすずらん」、「穏やかなハーブ」の3種類。2013年3月製造終了。
ブルーレットPerfume(液体・無色)
2009年3月発売。芳香液と洗浄液を分けたツインタンクタイプ。従来発売されていた「液体ブルーレットおくだけ Wリキッド」の改良品。香りは「ベビーフルール」、「スウィートリッチ」、「フローラルフルーティ」、「フローラルソープ」の4種類。「ブルーレットPremium PERFUME」へ継承の為、2018年3月製造終了。
液体ブルーレットBOTANICAL(ボタニカル、液体・無色)
2018年4月発売。既存の「液体ブルーレットおくだけ」にオーガニック調の香り成分を加えた製品。タンクには「BOTANICAL」の立体文字が施されている。香りはピンク色のタンクの「ボタニカルフローラルの香り」とグリーン色のタンクの「ボタニカルリーフの香り」の2種類。2020年6月のリニューアルに伴い、「ブルーレットBOTANICAL」から製品名が変更された。2022年3月製造終了。
ブルーレットかんたんスタンピー
2018年4月発売。「ブルーレットスタンピー」の1回使い切りタイプ(組立不要)。既存の「デコラル」や「スタンピー」とは異なり、貼付の箇所は1ヶ所のみ、1本あたりの使用期間が約2週間に延び、1箱(2本)で約1ヶ月分となる。香りは「リラックスアロマの香り」のみ。2019年に後述する「ブルーレットかんたんスタンピー 除菌効果プラス」に準じたパッケージデザインに変更されていた。2021年9月製造終了。
ブルーレットかんたんスタンピー 除菌効果プラス
2019年4月発売。「ブルーレットかんたんスタンピー」に除菌成分(黒ズミの発生原因となる菌の増殖を抑える成分)を配合した製品。1回あたりの使用期間は「ブルーレットスタンピー」と同じである。香りは「フレッシュコットンの香り」と「パワーシトラスの香り」の2種類。2021年9月製造終了。
ブルーレット泡ブラシ
2012年9月発売。便器の内側全面にスプレーし、約1分放置して流すムースタイプのトイレ用洗剤。香りはクリアミントとホワイティーローズの2種類。九州地区限定発売。2014年3月製造終了。
ブルーレット香るトイレ用洗剤
2013年9月発売。「液体ブルーレットおくだけ」の技術を応用することで使用量が少ないのが特徴。ふち裏を確認できるミラーシールも装着されている。香りはホワイティーローズの香りと爽やかフローラルの香りの2種類。塩素系成分不使用のため、つめ替用も設定されていた。2015年3月製造終了。

回収された商品

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銀イオンの殺菌効果を謳う商品が流行している中で、2007年9月に「銀のブルーレットおくだけ」が発売された。パッケージには、便器の黒ズミの発生を防ぐ効果を謳っていたが、実際には銀イオンの配合量が少なく効果が認められず、2008年6月、小林製薬は公正取引委員会から不当景品類及び不当表示防止法第6条第1項の規定に基づく排除命令を受けている。なお製品自体は、先立つ同年2月中に公正取引委員会からの指摘を受け、回収を始めている。

備考

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スタンプクリーナータイプの「スタンピー」[注釈 1]を除き、ブルーレットシリーズ製品の注意書きに「簡易水洗式便器には使用できない」の旨があるので、簡易水洗便器への使用が不可となる。

タンクの中に直接投入する「ドボン」については、簡易水洗便器に加え、タンクの底が狭くドボンが入る場所がないタンク、内ぶたがあるタンク、節水型タンクへの使用も不可となる。

TOTOLIXILなど衛生陶器メーカーでは、成分が把握できずタンク内の樹脂・ゴム製器具に劣化や着色の可能性があるとして、芳香洗浄剤の使用を推奨していない[7][8]

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ かつては、洗剤タイプの製品もラインナップされていたが、洗剤タイプの製品は発売を終了した。

出典

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(一)^  4. . 201111112018127

(二)^   . . 201111112018127

(三)^ 45!20141110 201519https://web.archive.org/web/20150109212927/https://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2014/141110_02/index.html2018127 

(四)^ 202283https://www.kobayashi.co.jp/newsrelease/2022/post_44/20231127 

(五)^ CSR. . 202157

(六)^ abcd. . 202065

(七)^ 便 |  - TOTO

(八)^ 使 - LIXIL

外部リンク

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