ロメオとジュリエット (プロコフィエフ)


: Ромео и ДжульеттаRomeo and Juliet31
バレエ『ロメオとジュリエット』の一場面が描かれた記念貨幣

作曲の経緯と初演

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A1935521

2002119362193719381230

上演史(バレエ)

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1954

 - 194019558

 - 1955 

 - 1958[1]1962

 - 1965 ()
 
2007

 - 19711974

 - 197719801984 ()

 - 1979

 - 1985

 - 1996

 - 2007

 - 2011

 - 2019[2][3]20244

作品構成(バレエ音楽)

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『ロメオとジュリエット』 作品64

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第1幕
第1曲 前奏曲
第1場
第2曲 ロメオ
第3曲 街の目覚め
第4曲 朝の踊り
第5曲 喧嘩
第6曲 決闘
第7曲 大公の宣言
第8曲 間奏曲
第2場
第9曲 舞踏会の準備
第10曲 少女ジュリエット
第11曲 客人たちの登場(メヌエット)
第12曲 仮面
第13曲 騎士たちの踊り
第14曲 ジュリエットのヴァリアシオン
第15曲 マキューシオ
第16曲 マドリガル
第17曲 ティボルトはロメオを見つける
第18曲 ガヴォット(客人たちの退場) ※古典交響曲の第3楽章を改作して転用
第19曲 バルコニーの情景
第20曲 ロメオのヴァリアシオン
第21曲 愛の踊り
第2幕
第3場
第22曲 民衆の踊り
第23曲 ロメオとマキューシオ
第24曲 五組の踊り
第25曲 マンドリンを手にした踊り
第26曲 乳母
第27曲 乳母はロメオにジュリエットの手紙を渡す
第4場
第28曲 ローレンス僧庵でのロメオ
第29曲 ローレンス僧庵でのジュリエット
第5場
第30曲 民衆のお祭り騒ぎ
第31曲 一段と民衆の気分は盛り上がる
第32曲 ティボルトとマキューシオの出会い
第33曲 ティボルトとマキューシオの決闘
第34曲 マキューシオの死
第35曲 ロメオはマキューシオの死の報復を誓う
第36曲 第2幕の終曲
第3幕
第37曲 前奏曲
第6場
第38曲 ロメオとジュリエット
第39曲 ロメオとジュリエットの別れ
第40曲 乳母
第41曲 ジュリエットはパリスとの結婚を拒絶する
第42曲 ジュリエットひとり
第43曲 間奏曲
第7場
第44曲 ローレンス僧庵
第45曲 間奏曲
第8場
第46曲 ジュリエットの寝室
第47曲 ジュリエットひとり
第48曲 朝の歌
第49曲 百合の花を手にした娘たちの踊り
第50曲 ジュリエットのベッドのそば
第4幕
第9場
第51曲 ジュリエットの葬式
第52曲 ジュリエットの死

編成

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3

222(2)2

363


15



22

5
5

462

演奏時間

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約2時間半(全曲版)

演奏会用組曲(管弦楽)

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プロコフィエフが編んだ組曲がそのまま演奏されることは少なく、主に第1組曲、第2組曲から数曲を抜粋して演奏することが多い。

『ロメオとジュリエット』第1組曲 作品64bis

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1936年11月24日、モスクワのボリショイ劇場でセバスチャンの指揮により初演。

  1. 民衆の踊り
  2. 情景
  3. マドリガル
  4. メヌエット
  5. 仮面
  6. ロメオとジュリエット
  7. ティボルトの死

編成

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フルート2、ピッコロオーボエ2、コーラングレクラリネット2、バス・クラリネットファゴット2、コントラファゴットテナー・サクソフォーントランペット2、コルネットホルン4、トロンボーン3、チューバティンパニ打楽器(奏者5:グロッケンシロフォンタンブリンフィールド・ドラムトライアングルシンバル大太鼓小太鼓)、ハープピアノ弦5部

『ロメオとジュリエット』第2組曲 作品64ter

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1937年4月15日、レニングラードで作曲者の指揮により初演され、現在でもこの第2組曲が一番多くコンサートで演奏される。

  1. モンターギュー家とキャピュレット家
  2. 少女ジュリエット
  3. 僧ローレンス
  4. 踊り
  5. 別れの前のロメオとジュリエット
  6. 百合の花を手にした娘たちの踊り
  7. ジュリエットの墓の前のロメオ

演奏時間

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約30分

楽器編成

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フルート2、ピッコロオーボエ2、コーラングレクラリネット2、バス・クラリネットファゴット2、コントラファゴットテナー・サクソフォーントランペット2、コルネットホルン4、トロンボーン3、チューバティンパニ打楽器(奏者2:グロッケンタンブリントライアングルシンバル大太鼓小太鼓マラカス)、ハープピアノチェレスタ弦5部ヴィオラ・ダモーレ(任意)

『ロメオとジュリエット』第3組曲 作品101

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1946年3月8日、モスクワでデクチャレンコの指揮により初演。

  1. 噴水の前のロメオ
  2. 朝の踊り
  3. ジュリエット
  4. 乳母
  5. 朝の歌
  6. ジュリエットの死

編成

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フルート2、ピッコロオーボエ2、コーラングレクラリネット2、バス・クラリネットファゴット2、コントラファゴットトランペット3、ホルン4、トロンボーン3、チューバティンパニ打楽器(奏者2:グロッケンタンブリントライアングルウッドブロックシンバル大太鼓小太鼓、)、ハープピアノチェレスタ弦5部

ピアノ組曲

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バレエ『ロメオとジュリエット』からの10の小品 作品75

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1937年にモスクワで作曲者自身により初演。

  1. 民衆の踊り
  2. 情景
  3. メヌエット
  4. 少女ジュリエット
  5. 仮面
  6. モンターギュー家とキャピュレット家
  7. 僧ローレンス
  8. マキューシオ
  9. 百合の花を手にした娘たちの踊り
  10. ロメオとジュリエットの別れ

その他

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1 2 131990CM2006CMGUYBGM使Epica

(1992)

(The Smiths)

MUSE200761617使

ALI PROJECTKING KNIGHT

20014

脚注

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(一)^  2010612ISBN 978-4-582-12522-1 

(二)^ Avenue, Sadler's Wells Rosebery. Matthew Bourne's Romeo + Juliet - Sadler's Wells Theatre (). www.sadlerswells.com. 2021523

(三)^  IN CINEMA.  IN CINEMA. 2021523

外部リンク

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