中央値

真ん中の値
中間値から転送)

: median2

510329610010539602732

平均値との関係

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最頻値・中央値・平均値の図示

中央値は平均値と同様に集団の代表値を得る目的で使う。例えば年収からなるデータの場合を考えてみると分かりやすい。

一部の富裕層が平均年収をつり上げてしまう例を考える。人口100人の集落で、90人が年収200万円だとしても、10人が年収5000万円であれば平均年収は680万円となる。

一方中央値は、年収が低い順(高い順)に国民を並べたときに丁度真ん中になる人の年収を表している。この場合、中央値はあいかわらず200万円であり、一部の富裕層の年収が中央値に与える影響はゼロになる。

例えば一人の億万長者が小さな町に引っ越してくれば平均年収はつり上がってしまうが、年収の中央値はたかだか一順位分変わるに過ぎない。

厳密な定義

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 X F(x)  F(x) 調 m

 



n 

 x1, x2, , xn x1, x2, , xn      

 

      0, , n 1, , n

 (mean absolute error, MAE)

 

 t便

平均値との関係(数式的なもの)

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2

使        

使使31: interquartile range, IQR

その他の性質

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  • 誤差はデータの誤差と同程度である。(平均値の誤差はデータの誤差の   倍である)
  • 中央値は、第2四分位数、50パーセンタイル、0.5クォンタイルでもある。

確率分布の中央値

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1次元の確率分布 f(x) に対し、

 

を満たす m を、中央値と呼ぶ。

関連項目

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外部リンク

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