京商株式会社(きょうしょう、: KYOSHO CORPORATION)は、神奈川県厚木市に本社を置く日本模型メーカー[2]である。株式会社エーツー傘下。

京商株式会社
KYOSHO CORPORATION
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
243-0021
神奈川県厚木市岡田3050番地
厚木アクストメインタワー7階
設立 1963年10月10日
業種 その他製品
法人番号 3010001014292 ウィキデータを編集
事業内容 ラジオコントロールモデル、ダイキャスト模型、トイの製造・販売
代表者 代表取締役会長 杉山綱重
代表取締役社長 森元義晴
資本金 5000万円
純利益 3億8,000万円
(2024年3月期)[1]
総資産 28億5,800万円
(2024年3月期)[1]
従業員数 64名(2021年3月26日現在)
決算期 3月31日
主要株主 株式会社エーツー 100%
外部リンク https://rc.kyosho.com/
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KYOSHOのブランド名で世界規模で展開する。老舗ラジオコントロールモデルメーカーで、自動車・飛行機・ヘリコプター・ボートなど幅広い製品を製造・販売する。精密なディテールを持つ高級ダイキャスト製・レジンミニカーも開発・販売する。

概要

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19631020131050

姿1980[3]

「ラジコン」の呼称

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「ラジコン」は商標の普通名称化が起きているものの、増田屋コーポレーション登録商標であるため、京商では無線操縦を「ラジオコントロール」「R/C」「RC」(「R/C」「RC」は「Radio Control」の略)と呼ぶことが多く、無線操縦用模型には「ラジオコントロールモデル」、無線操縦用自動車模型には「R/Cカー」の商品名を付けている。

沿革

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196310 



1966 



1968 

50071

1968 KYOSHO USA

KYOSHO

1970 R/C

R/C1/8

1971 

R/CR/C2

1973 CM

CMCM

1974 



1976 - 1978 



1987 

1,8209I.C.5220

1991 

F1

1992 SASOL

F1

1991 



1992 便

便Fax

1993 30KYOSHO CUP

R/C

1994 



1994 PIT

PIT

1994 KYOSHO

1/103331

1995 KYOSHO1

1/101KYOSHOin

1999 

R/C

2003 IFMAR 1/8&TQ

R/CIFMAR2003TQ

2004 

1/6456

2005 



2007  

R/C

2009

1,000

80

2010



EGG

EGGR/C

2010 IFMAR8

1/8IFMARMP98

2010 

2013 IFMAR 1/102WD

RB6198726

2013 50

50

2014 

20147201512015720163201732017106

2016 DRONE RACER

DRONE RACER1125LHFCVPUSK-DCMSDBC420161132017305

2017 KYOSHO

R/CFPVFirst Person ViewKYOSHO11957 KYOSHOKYOSHO RC RIDE-ON SYSTEM 4D EXPERIENCER/CR/C彿R/C

2017 FWD

FWD121

2018 

112018413退[4][5]1820[6]

2021 

325駿[7]

製品概要

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主な製品

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  • 1/8エンジンカー<オンロード、オフロード>
  • 1/10エンジンカー<オンロード、オフロード>
  • 1/10電動カー<オンロード、オフロード>
  • 各種電動、エンジンカー<オンロード、オフロード、無限軌道車>
  • ミニッツレーサー(パームトップサイズ電動カー/ロードカー、レーシング、GT、4WD、ビッグタイヤ、バギー、SUV、オートバイ)
  • 電動オートバイ
  • 電動、エンジン ボート/純レース用レーシング艇
  • 電動ヘリコプター(現在エンジンヘリコプターは販売休止)
  • 電動、エンジン飛行機(入門、スポーツ、スタント、スケール、3D、プロフィール、グライダー、飛行艇、他)
  • ミニカー(ダイキャストモデル、レジンモデル、カー以外のディスプレイモデル)
  • トイブランドEGG 各種製品(トイ、ホビー、教育)
  • ロボット(現在販売休止)
  • 各種工作素材、工具、計測器

R/Cカー

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50cm1/8使

R/C

GPGas Powered/EPElectric Powered

京商R/Cカー歴代主要製品

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1/8GPレーシングカー「ダッシュI」(1970年発売)

1/8GP

19III1972

1/819使

191974



09 1975

09使729

 VW240ZVW GOLF

 VW

191976

1/8GP

EP1977

R/CR/CR/C

10101978

R/C10

06R/C061979

R/C

EP R/C1979

SDSS2

GP&EP R/C1980

R/C

1/8GP4D1980

4WD4

1/10EP1982

2WD

EP1982

R/C2020

1/12EPEP-4WD1983

20EXP 4WD4WD

1/10EP1983



1/10EP4WDS1984

4WD4WDS

1/10EP1985



1/10EP1986

19872WD

1/8GP4WD1987



EP1987

SDSS22

EP1987



10ZR11989

10

21USA-11990

1/8

1/10GP-10 GT-R1991

1044WD

10EPF11991

1/8F1102F1643

1/8GP4WD1991

8

22cc1/5 16V1992

22cc

EP1992

2018

10101993


京商のR/Cレース活動

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インファーノの世界選手権優勝記録

IFMAR主催の世界選手権における優勝実績

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エンジンカー

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京商 V-ONE S
  • 販売中の主な製品
    • 1/8オンロード
      • インファーノGT、GT2、GT3シリーズ
    • 1/8オフロード
      • インファーノシリーズ
    • 1/10オンロード
      • ピュアテンシリーズ(V-ONE、FW、FAZERなど)
    • 1/9ラリー
      • DRXシリーズ
    • 1/8モンスタートラック
      • マッドクラッシャー、マッドフォースクルーザー、FO-XX
  • 過去の主な製品
    • 1/8オンロード
      • 1970 - ダッシュシリーズ
      • 1979 - ファントム20シリーズ
    • 1/8オフロード
      • 1976 - サーキット20シリーズ
      • 1980 - ランドジャンプ4D(京商初の4WDバギー)
      • 1984 - ランドジャンプ4WDインテグラ
      • 1987 - インテグラ4WDバニング/プレスト
      • 1988 - バーンズ英語版
    • 1/10オフロード
      • サーキット10シリーズ
    • 1/12オフロード
      • 1976 - ピーナッツバギーシリーズ(09はエンジンカーながら後退可能であった)
    • 1/12オンロード
      • ピーナッツレーサーシリーズ
      • 1978 - ファントム10シリーズ

電動オンロードカー

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  • 販売中の主な製品
    • 1/8オンロード
      • インファーノGT2 VE
    • 1/12オンロード
      • プラズマLm
    • 1/10ツーリング
      • TF7.7、FAZERシリーズ
    • 1/10オフロード
      • アルティマシリーズ、レーザーシリーズ、ビンテージシリーズ、2RSAシリーズ、EZシリーズ
  • 過去の主な製品
    • 1/12サイズ
      • スーパースポーツ
      • マッハスポーツ
      • ソニックスポーツ
      • レーザースポーツ
      • ファントムEP-4WD
      • スーパーアルタ
      • プラズマ3P
      • ファントムEXT
      • アクシスEX
      • インプレスR951
      • プラズマRa
    • 1/10サイズツーリング
      • PureTen EPスパイダー
      • PureTen EPスパイダーTF-2
      • PureTen EPスパイダーTF-3
      • PureTen EPスパイダーTF-4 Type-R
      • KX-One
      • PureTenα

電動オフロードカー

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80年代から1/10サイズ電動オフロードカー英語版バギー)のブームがあり、多くの機種をリリースしている。

  • 代表機種
    • 1978 - エレックピーナッツ
    • 1979 - ラリースポーツ ルノーアルピーヌA 310
    • 1982 - スコーピオン
    • 1983 - トマホーク
    • 1984 - プログレス4WDS
    • 1985 - オプティマ
    • 1986 - ロッキー4WD
    • 1987 - アルティマ
    • 1988 - マグザムFF
    • 1989 - レーザーZX

エレックピーナッツ

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京商初の電動バギーである。エンジンカーとして発売されていたピーナッツバギーにモータをRRに搭載した後輪駆動バギー。価格:9,800円(当時)

ラリースポーツ

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RS540モータをリアに搭載する2WD電動オフロードカー。ボディはアルピーヌA310。 フロントサスペンションにダブルウィッシュボーン、リアサスペンションにセミトレーリングアームを採用する。アルミ製ラダーフレームとリア周りの設計はスコーピオンに引き継がれた。価格:16,000円(当時)

スコーピオン系

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2WD1/82020RS540S1/81,680gayk556B

使1,450g
  • スコーピオン(発売時期により箱の大きさやパッケージ・デザインが違う2種類が存在する。完成形の見た目でわかる違いはオイルダンパーで、前期型はシルバーに後期型はレッドに加工されている。価格:17,800円)
  • トマホーク(発売時期により後輪が 4角ブロックタイヤかスパイクタイヤで形状が違う2種類が存在する。価格:19,800円)
  • ターボスコーピオン(スコーピオンと比べ、パーツの変更などを行なった改良版。付属モーターは、当時のRCブームにおいて最後まで単品で市販されなかった「ル・マン360E」である。価格:19,800円)

プログレス系

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4WDS44WS44WD

EP++4WS

1,550g1,640g MKII1,710g

4WDS19,800

4WDS21,800

MKII+22,800 1MKII 4WDS4WDS MKII

便34WDS4WS

オプティマ系

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4WDZX



198544 405mm 231mm 1,550g 21,800



101

8.4V240S

3
+

+

+

ESC4WD

FRP



14



(9×)18

アルティマ系

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2WD198722WD

2WD

FRP 

FRP

2

X

RB1999Type-R

RB Type-RRB Type-R

RB520073[8]

RB620129[9]

RB6(2015)20155[10]

RB6.620167[11]

RB720188[12]

RB7SS20197[13]

レーザーZX系

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ベルトドライブ『オプティマ』シリーズの発展モデルである、『レーザーZX』から始まるシリーズ。

『レーザーZX-R』『レーザーZXスポーツ』『レーザーZX-RR』『レーザーZX-S』『レーザーZX-Sエボリューション』まで発展。『レーザーZX-5』では前車種までのベルトドライブからシャフトドライブ化。

現行車種の『レーザーZX6.6』ではハイパワー化&ハイグリップ化に対応するべく、センターミッドシップとなるモーターの搭載位置がフロント寄りとリア寄りの2種類から選べ、バッテリーもショートとセパレートの2タイプが搭載可能となった。

DRONE RACER

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2016956 DRONE RACERLHFCVPUSK-DCMSDBC4

201611

G-ZERO ZEPHYR 2

BP20175

20173

G-ZERO ZEPHYR 2

20175

56 2

b-pod 

zecOOCamatteSetsunaCOPENznug designpod11b-pod 

G-ZERO 

G-ZERO3調

201712

KYOSHOG-ZERO    

京商EGG

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EGG(エッグ)は、大人向けの本格ホビーモデルを主体に開発・販売を行ってきた京商が、初めてトイモデルを販売するにあたって、2010年に立ち上げたカンパニー内ブランド。トイモデルとはいえ、京商ブランドにふさわしいハイテクとユニークなアイデアを盛込むことを前提に登場。その考え方の系譜は現在も受け継がれている。

記念すべき最初のプロダクトは、「1/16スケールサイズ エクスピードレーシングシリーズ・フェアレディ350Z警視庁」「トイR/Cミリタリー・バトルタンク蓄光BB弾シリーズ・陸上自衛隊74式戦車」「ジャイロセンサー内蔵IRコントロールジャンピングカート」の3製品。

「エクスピードレーシングシリーズ」はドリフトタイヤを付属し、走りのバリエーションを楽しめるもので、トイモデルらしからぬスケール感とパトカーというキャラクターが人気を博した。

「トイR/Cミリタリー・バトルタンク蓄光BB弾シリーズ」もスケール感にこだわりつつ、製品名にある通り蓄光処理を施したBB弾を発砲できるというギミックを持たせていた。単なる走行だけではなく、ゲーム性を持たせたプレイも楽しめる点が好評だった。 そんな中でもっとも話題となったのが「ジャンピングカート」だ。トイそのものといえる風貌ながら、タンデムローターをサイクリックピッチコントロールして姿勢制御をするという、実機にも通じる理論的裏付けが施されたハイテクモデル。しかも姿勢安定化のためのジャイロセンサーを内蔵するという本格ぶりも注目ポイント。地上を走っている最中に空中に浮かんだり、再び着地して走り回ったりという自在な走りと安定したフライトが人気となり、すぐに品切れになるほどの人気を集めた。その売れ行きはテレビ局に注目されることとなり、ビジネス番組の中で数分もの時間を割いて紹介されるなど、生まれたての京商EGGというブランドを、広く世間一般に広めることに貢献することとなった。

折しもトイモデルへのハイテクメカの導入が活発となり、逆に本格モデルではイージービルド、もしくは工場完成というのが通常の製品形式となりつつあった。そのため業界では両カテゴリーの接近が話題に上りつつあり、京商EGGはその先駆けともいえるスタンスをいち早く表明したブランドとして認知されることとなった。

その後、2011年にはさらに本格モデル寄りの位置づけの「EGGゴールドラベル」がスタート。こちらは最初から“大人向けトイモデル”というキャラクターを前面に押し出し、実際にアダルト層の開拓に成功している。代表的なモデルでは「バーチャルタンクシリーズ」「ビッグフットシリーズ(ビッグタイヤモデル)」「ミリタリーヘリコプターシリーズ」等。どのモデルも本格モデルに負けないスケール感や走・飛行性能を実現するなど、大人の鑑賞やプレイスタイルに呼応するプロダクトとして開発されている。 そして現在も「EGG」と「EGGゴールドラベル」はパラレルラインナップとして京商の屋台骨を支えるまでの存在へと成長を果たしている。

ダイキャストミニカー

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1991R/C1/184F11992BT60YF92AB192FW14BFA13Gr-AGT-RNSX1/18

2002IXOJ-Collection

J-Collection1/431980 - 1990

1/801/43[14]

CVS 1/64ミニカーシリーズ

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20041/64K201656

2320161/64

201691K2016128312[15]1/64

2020KYOSHO MINI CAR & BOOK 121[16]

ロボット

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MANOI PF01AT01

 2002()2

フィギュア

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関連項目

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脚注

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(一)^ ab 61

(二)^  

(三)^  202059

(四)^   2018416

(五)^  2018416

(六)^  2018724

(七)^ 駿RCKYOSHO

(八)^ RB5. . 20201021

(九)^ RB6. . 20201021

(十)^ RB6(2015). . 20201021

(11)^ RB6.6. . 20201021

(12)^ RB7. . 20201021

(13)^ RB7SS. . 20201021

(14)^  -  

(15)^ 12 

(16)^ . No.1PR TIMES. 2021102

外部リンク

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