保土谷化学工業
保土谷化学工業株式会社︵ほどがやかがくこうぎょう、英: HODOGAYA CHEMICAL CO.,LTD.︶は、旧興銀系の化学メーカー。染料や曹達化学を中心に、近年では機能性樹脂や電子材料も得意とする。その名が示すとおり横浜市保土ケ谷区が発祥地であるが、社名に﹁ケ﹂の字は入らない。また、現在保土ケ谷区内に事業所等は置かれていない。
![]() 郡山工場 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
略称 | 保土谷化学 |
本社所在地 |
![]() 〒105-0021 東京都港区東新橋1-9-2 汐留住友ビル |
設立 | 1916年12月11日 |
業種 | 化学 |
法人番号 | 2010401070762 |
事業内容 | 無機および有機化学、染料、顔料、医薬、農薬、肥料、合成ゴム、合成樹脂および関連製品の製造、加工、販売 |
代表者 | 松本 祐人 |
資本金 | 111億96百万円 |
売上高 | 連結375億48百万円(2019年3月期) |
純資産 | 連結368億60百万円(2019年3月) |
総資産 | 連結571億40百万円(2019年3月) |
従業員数 |
連結789名、単独449名 (2021年3月) |
決算期 | 3月 |
会計監査人 | 太陽有限責任監査法人 |
主要株主 |
東ソー株式会社 8.86% 株式会社みずほ銀行 3.78% 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 3.28% (2019年3月) |
主要子会社 |
保土谷建材株式会社 保土谷UPL株式会社 保土谷アグロテック株式会社 |
外部リンク | https://www.hodogaya.co.jp/ |
沿革
編集
●1915年 - 横浜市保土ケ谷区にて個人企業﹁程谷曹達工場﹂創業。日本初の電解法苛性ソーダ製造開始。
●1916年 - 株式会社程谷曹達工場として法人化。
●1925年 - 保土谷曹達株式会社に社名変更。
●1934年 - 郡山市にあった︵旧︶東洋曹達株式会社を合併︵現在の郡山工場︶。
●1939年 - 保土谷化学工業株式会社に社名変更。
●1949年 - 東証・大証・名証上場。
●1960年 - 日東化学工業︵現・三菱ケミカル︶との共同出資により日本ポリウレタン工業株式会社を設立。
●1963年 - 子会社の日本パーオキサイド株式会社を設立。
●1968年 - 株式会社アイゼンを設立。
●1971年 - 南陽工場を開設。
●1973年 - 保土谷工場を閉鎖。
●1976年 - 保土谷エンジニアリング株式会社を設立。
●1978年 - 保土谷建材工業株式会社を設立。
●1985年 - 米国アシュランド社との共同出資により鋳物砂型造型剤の製造を行う保土谷アシュランド株式会社を設立。
●1991年 - 筑波研究所を開設。
●1993年 - 保土谷コントラクトラボ株式会社を設立。
●1997年
●保土谷ロジスティックス株式会社を設立。
●上海事務所を開設。
●2000年 - 東北保土谷株式会社を設立。
●2006年
●三井物産との共同出資によりナノカーボンテクノロジーズ株式会社を設立。
●保土谷アシュランドの持ち分をアシュランドインターナショナル ホールディングスに譲渡[1]。
●2007年 - 本社を東京都港区へ移転。
●2008年 - 保土谷UPL株式会社設立。
●2012年
●本社を東京都中央区へ移転。
●日本ポリウレタン工業の持ち分を東ソーに譲渡[2]。
●2013年 - 日本パーオキサイド株式会社を吸収合併[3]。
事業所
編集主な製品
編集関連会社
編集- 保土谷建材株式会社
- 保土谷ロジスティックス株式会社
- 保土谷コントラクトラボ株式会社
- 桂産業株式会社
- 保土谷アグロテック株式会社
- 保土谷UPL株式会社
- HODOGAYA CHEMICAL (U.S.A.), INC.
- HODOGAYA CHEMICAL KOREA CO.,LTD.
- SFC CO.,LTD.
- 保土谷(上海)貿易有限公司
- HODOGAYA CHEMICAL EUROPE GmbH
脚注
編集
(一)^ ﹃保土谷アシュランド株式会社の株式譲渡に関するお知らせ﹄︵pdf︶︵プレスリリース︶保土谷化学工業、2006年8月28日。2014年5月16日閲覧。
(二)^ ﹃日本ポリウレタン工業の株式取得による完全子会社化について﹄︵pdf︶︵プレスリリース︶東ソー、2012年7月23日。2014年5月18日閲覧。
(三)^ ﹃連結子会社の吸収合併︵簡易合併・略式合併︶に関するお知らせ﹄︵pdf︶︵プレスリリース︶保土谷化学工業、2013年5月13日。2013年7月1日閲覧。