南九州大学短期大学部
宮崎市にある私立大学
南九州大学短期大学部[注1]。︵みなみきゅうしゅうだいがくたんきだいがくぶ、英語: Minami Kyushu Junior College[1]︶は、宮崎県宮崎市霧島5-1-2に本部を置く日本の私立大学。1965年創立、1965年大学設置。大学の略称は南短︵なんたん︶。
南九州大学短期大学部[注 1]。 | |
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宮崎キャンパス | |
大学設置/創立 | 1965年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人南九州学園 |
本部所在地 | 宮崎県宮崎市霧島5-1-2 |
学生数 | 130 |
学部 | 国際教養学科 |
ウェブサイト | http://www.mkjc.ac.jp/ |
概観
編集大学全体
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●宮崎県宮崎市に所在する日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人南九州学園[1]。
●1965年に男女共学の南九州短期大学として開学。一旦女子短大となったが、再び、共学化された。学科体制は最多時で3学科となっていたが、現在は1学科となっている。南短︵ナンタン︶と称されている。
●2025年度の入学生を最後に[注釈1]、短期大学としての使命を終えることが決定した。
建学の精神(校訓・理念・学是)
編集- 南九州大学短期大学部における「建学の精神」[2]
- 幅広い教養と高い品格を備えた人材の養成
- 実学を重んじ、職業人としての専門知識を有する人材養成
- 地域社会に貢献しうる有為な人材の養成
教育および研究
編集- 南九州大学短期大学部は国際教養学科を置き、「英語教育」・「情報教育」・「ビジネス教育」・「エアライン業界への就職指導」を重視している。また、海外留学も実施されている。
学風および特色
編集沿革
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●1962年
●2月8日 学校法人が成立する[3]。
●1965年
●1月25日 左記を以て文部省[注2]より短期大学の設置が認可される。
●4月1日 南九州短期大学が以下の学科体制にて開学する[4]。
●英語科 入学定員100名[5]
●1965年
●5月1日 学生数[6]/定員
●英語科 100[注釈2]/100
●1966年
●4月1日 以下の学科を増設する[7]。
●教養科[注釈3]
●体育科[注釈3]
●1966年
●5月1日 学生数[9]/定員
●英語科 178[注3]/200
●教養科73注釈"|name="男36"}}/50
●体育科55[注4]/50
●1967年
●5月1日 学生数[10]/定員
●英語科85[注5]/200
●教養科 148[注6]/100
●体育科 102[注7]/100
●1968年
●5月1日 学生数[11]/定員
●英語科42[注8]/200
●教養科64[注9]/100
●体育科58[注10]/100
(中略)
●1973年
●5月1日 学生数[12]/定員
●英語科13[注11]/200
●教養科5[注釈4]/100
●体育科 ⁻/100
●1975年
●5月1日 学生数[13]/定員
●英語科15[注12]/200
●教養科22[注13]/100
●体育科 ⁻/100?
●1976年
●3月22日 左記をもって以下の学科を廃止とする[注14]。
●体育科
●1979年
●5月1日 学生数[16]/定員
●英語科8[注15]/200
●教養科22[注16]/100
●1980年
●5月1日 学生数[17]/定員
●英語科13[注釈4]/100
●教養科13[注17]/100
●1981年
●4月1日 以後、事実上の女子短期大学となる。
●5月1日 学生数[18]/定員
●英語科15[注釈4]/200
●教養科6[注釈4]/100
●しばらく定員割れが続きながらも、存続はされていた。
●1992年
●5月1日 学生数[注18]/定員
●英語科 269[注釈4]/200
●教養科 166[注釈4]/100
●1999年
●4月1日 男子の募集を再開。
●5月1日 学生数[21]/定員
●英語科 114[注19]/200
●教養科69[注20]/100
●2002年
●4月1日 英語科を国際コミュニケーション学科に改称[22]。
●同 以下の学科についてはこの年度で学生募集を最終とする[注21]。
●教養科
●2003年
●4月1日 この年度の入学生より英語科に教養科を統合した上で、以下の学科として再編開始される[注22]。
●国際教養学科 入学定員90名
●2004年
●4月1日 専攻科の設置が認可され、以下の課程を設ける[24]。
●国際教養専攻 入学定員15名
●2005年
●3月31日 左記をもって以下の学科について正式に廃止とする[25]。
●国際コミュニケーション学科
●教養科
●4月1日 国際教養学科の入学定員を90[26]→110に増員[25]。
●2010年
●4月1日 国際教養学科の入学定員を110→125に増員[27]。
●2014年
●1月 平成26年度大学入試センター試験参加短期大学の1校となる[28]。
●2015年
●1月 平成27年度大学入試センター試験参加短期大学の1校となる[29]。
●2016年
●1月 平成28年度大学入試センター試験参加短期大学の1校となる[30]。
●2023年
●4月1日 南九州大学短期大学部に名称変更[31]
●2025年
●4月1日 学生募集を最終とする[注釈1]。
基礎データ
編集所在地
編集- 宮崎県宮崎市霧島5丁目1-2
交通アクセス
編集象徴
編集教育および研究
編集組織
編集学科
編集- 国際教養学科:「英語コミュニケーション」・「留学」・「ビジネス・キャリア」・「オフィス情報」・「ホテル・観光」「医療事務・医療秘書」「スポーツ健康」の各コースからなる。「英語教育」・「情報教育」・「ビジネス教育」・「エアライン業界への就職指導」等を重視している。 入学定員125名[1]
学科の変遷
編集専攻科
編集- 国際教養専攻 入学定員15名[37]
別科
編集- なし
取得資格について
編集附属機関
編集- 郷土文化研究所[39]
研究
編集- 『南九州短期大学研究紀要』[40]
学生生活
編集部活動・クラブ活動・サークル活動
編集学園祭
編集- 南九州大学短期大学部の学園祭は「きりしま祭」と呼ばれ、南九州大学と合同で行われている。毎年概ね11月に行なわれている。
スポーツ
編集大学関係者と組織
編集大学関係者一覧
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大学関係者
編集- 橘田恵 - 元女子硬式野球部監督
出身者
編集- 永吉愛(宮崎県中心に活動しているシンガーソングライター)
施設
編集キャンパス
編集寮
編集- 南九州大学短期大学部の寮は「コスモス寮」と呼ばれている。
対外関係
編集他大学との協定
編集日本国内
編集日本国外
編集系列校
編集社会との関わり
編集卒業後の進路について
編集編入学・進学実績
編集注釈
編集注釈グループ
編集補足
編集
(一)^ 南九州短期大学含む
(二)^ 現在の文部科学省。
(三)^ うち男64
(四)^ うち女27
(五)^ うち男24
(六)^ うち男72
(七)^ うち女43
(八)^ うち男15
(九)^ うち女31
(十)^ うち女19
(11)^ うち男1
(12)^ うち男4
(13)^ うち女6
(14)^ 出典[14][15]。
(15)^ うち男2
(16)^ うち女8
(17)^ うち男3
(18)^ 出典[19]。うち1回生 253[20]
(19)^ うち男21
(20)^ うち男10
(21)^ 平成15年度より学生募集停止[23]。
(22)^ 出典[23]。宮崎市の中心部︵県総合文化公園北隣り︶へ新築移転。なお移転前のキャンパス︵宮崎市田吉・・・大淀川の河口近く︶の一部は現在も女子硬式野球部の室内練習場として使われている。
(23)^ 右記資料が最終記載となっている[35][36]が、最終募集の年度は目下不詳。
(24)^ 過去には英語科[38]・国際コミュニケーション学科、さらに統合後の国際教養学科にも設置されていた。
(25)^ 過去には教養科[38]及び統合後の国際教養学科にも設置されていた。
出典
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(一)^ abc文部科学省高等教育局大学振興課'2022.
(二)^ ホームページより引用
(三)^ 学校法人名簿 昭和42年度より。
(四)^ 短期大学一覧 昭和40年度 (短期大学資料)より。
(五)^ 短期大学教育 (19)より。
(六)^ 文部省'65, p. 40.
(七)^ 短期大学一覧 昭和41年度 (短期大学資料)より。
(八)^ 短期大学教育 (20)より。
(九)^ 文部省'66, p. 43.
(十)^ 文部省'67, p. 44.
(11)^ 文部省'68, p. 47.
(12)^ 文部省'73, p. 52.
(13)^ 文部省'75, p. 56.
(14)^ 文部省大学局技術教育課'1976.
(15)^ 短期大学の学科の廃止についてより。
(16)^ 全国学校総覧 昭和55年版より。
(17)^ 全国学校総覧 昭和56年版より。
(18)^ 全国学校総覧 昭和57年版より。
(19)^ 文部省'92, p. 86.
(20)^ 旺文社'1992.9, p. 449.
(21)^ 文部省'99, p. 86.
(22)^ ab文教協会'2002.
(23)^ ab文教協会'2003.
(24)^ 文教協会'2004.
(25)^ ab文教協会'2005.
(26)^ 晶文社'04, p. 470.
(27)^ 文教協会'2010.
(28)^ 大学入試センター'2013, p. 27.
(29)^ 大学入試センター'2014, p. 29.
(30)^ 大学入試センター'2015, p. 29.
(31)^ 校名変更のお知らせ | 大学案内 | 南九州大学短期大学部
(32)^ “南九州短大、2025年募集停止へ18歳人口減などで‥朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2024年4月16日). 2024年5月8日閲覧。
(33)^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 413.
(34)^ 日本私立短期大学協会'2010.10.
(35)^ 短期大学一覧 昭和50年度 (短期大学資料)より。
(36)^ 短期大学教育 (33)より。
(37)^ 南九州短期大学'2014, p. 3.
(38)^ ab旺文社'2000.05, p. 421.
(39)^ 郷土文化研究所紀要より。
(40)^ 南九州短期大学研究紀要より。
(41)^ 放送大学 平成28年度 単位互換案内
(42)^ “国外研修・留学︵南九州短期大学︶”. 2016年10月5日閲覧。
参考文献
編集全国学校総覧
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●文部省調査局統計課﹃全国学校総覧 昭和41年版﹄東京教育研究所。
●文部省調査局統計課﹃全国学校総覧 昭和42年版﹄東京教育研究所。
●文部省調査局統計課﹃全国学校総覧 昭和43年版﹄東京教育研究所。
●文部省調査局統計課﹃全国学校総覧 昭和44年版﹄東京教育研究所。
●文部省﹃全国学校総覧 昭和49年版﹄東京教育研究所。
●文部省﹃全国学校総覧 昭和51年版﹄東京教育研究所。
●文部省﹃全国学校総覧 1993年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 2000年版﹄原書房。
全国短期大学高等専門学校一覧
編集
●文部省﹃短期大学一覧 昭和51年度 (短期大学資料)﹄文部省大学局技術教育課。
●短大・高専教育研究会監修﹃全国短期大学・高等専門学校一覧 平成14年度﹄文教協会。
●短大・高専教育研究会監修﹃全国短期大学・高等専門学校一覧 平成15年度﹄文教協会。
●短大・高専教育研究会監修﹃全国短期大学・高等専門学校一覧 平成16年度﹄文教協会。
●文部科学省﹃全国短期大学・高等専門学校一覧 平成17年度﹄文教協会。
●文部科学省﹃全国短期大学高等専門学校一覧 平成22年度﹄文教協会。
全国短期大学一覧
編集- 文部科学省『全国短期大学一覧 令和3年度』文部科学省高等教育局大学振興課 。
日本の私立短期大学
編集
●日本私立短期大学協会短期大学広報委員会﹃日本の私立短期大学﹄日本私立短期大学協会短期大学広報委員会。
●短期大学広報委員会, 日本私立短期大学協会記念誌編纂委員会/編﹃日本の私立短期大学 平成22年﹄日本私立短期大学協会短期大学広報委員会。
蛍雪時代
編集短期大学受験案内(晶文社)
編集- 晶文社出版編集部『短期大学受験案内 2005年度用』晶文社出版 。
概要
編集- 南九州短期大学『南九州短期大学』南九州短期大学 。
大学入試センター
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●独立行政法人大学入試センター﹃独立行政法人大学入試センター要覧 2013年度﹄大学入試センター。
●独立行政法人大学入試センター﹃独立行政法人大学入試センター要覧 2014年度﹄大学入試センター。
●独立行政法人大学入試センター﹃独立行政法人大学入試センター要覧 2015年度﹄大学入試センター。
関連項目
編集外部リンク
編集座標: 北緯31度56分11.3秒 東経131度24分55.8秒 / 北緯31.936472度 東経131.415500度