外国人学校(がいこくじんがっこう)は、外国人を対象とした教育施設。日本ではインターナショナル・スクール民族学校などが含まれ、各種の初等教育中等教育が行われている。

概要

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インターナショナル・スクール

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民族学校

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便

1

主要な外国人学校一覧

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日本の大学入学資格が認められるもの

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日本では文部科学省が国内の大学への入学資格について定めており、日本国内に於いて外国の教育を実施しているインターナショナルスクール及び外国人学校(ナショナルスクール)に関しては、受験資格を認めていなかった。

日本人が日本の高卒資格で海外の大学へ入学が認められている一方で、海外の高卒資格で日本の大学への入学が認められていない状況をビザの相互性に反するとの指摘や、サービス産業における教育分野においての非関税障壁として貿易関連の問題としての指摘もあった。しかしながら、現実には、国公立私立大学の中には、独自の判断で審査し入学を認める大学も少なくなかった。

2000年(平成12年)度より大学入学資格検定(大検)について、これまで受検が認められていなかったインターナショナルスクールや外国人学校の卒業者についても受検資格を拡大した。

2002年(平成14年)に、一旦国際的な評価団体(WASC, ECIS, ACSI)の評価を受けた17のナショナルスクールの卒業者に大学入学資格を付与する方針が公になったが、欧米系に偏っているとして批判を受け、アジア系や南米系の民族系外国人学校も含める方向で再度検討された。

2003年(平成15年)3月に中央教育審議会が、「大学入学資格の弾力化について【案】」として、1.国際的な評価団体(WASC, ECIS, ACSI)の評価を受けた17の外国人学校の卒業者、2.外国において当該外国の正規の課程(12年)と同等として位置づけられている25の外国人学校の卒業者、を提案した。

2003年(平成15年)9月19日に公布・施行された「学校教育法施行規則及び告示の一部改正について」で示された。

  1. 評価団体による評価、として、「国際的な評価団体(WASC, ECIS, ACSI)の認定を受けた外国人学校の12年の課程を修了した者で、18歳に達したもの」とし3つの評価団体を告示にて指定し、16校が対象となった。
  2. 本国での位置付けを尊重、として「外国において、高等学校に相当する外国の学校の課程(12年)と同等の課程を有するものとして外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設の課程を修了した者で18歳に達したもの」として5校を列挙した。

具体的・最新の状況は文部科学省のウェブサイトで「大学入学資格について」や「国際的な評価団体認定外国人学校一覧」を参照するとよい。

(1)国際的な評価団体による評価を受けた教育施設として対象となる学校 16校

(2)外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設として告示の別表に掲げた学校 5校

(3)その後追加された学校

さらに翌年以降、WASC・CIS・ACSI(国際的な民間教育機関認定組織)から追加で認定が与えられたインターナショナルスクール等が随時追加されている。

国際バカロレア資格参加インターナショナルスクール

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WASC・CIS・ACSI・ECIS認定組織

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WASC認定

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WASC(Western Association of Schools and Colleges) 本部:アメリカ

以下候補校(認定校ではない)

CIS認定

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CIS(Council of International Schools) 本部:イギリス ※ 2003年8月にECIS(European Council of International Schools)より名称変更

以下会員校(認定校ではない)

ECIS参加

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ECIS(European Council of International Schools)

ACSI認定

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ACSI(Association of Christian Schools International) 本部:アメリカ

民族学校

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大韓民国

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朝鮮民主主義人民共和国

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中華民国(台湾)

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中華人民共和国

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インド共和国

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フィンランド共和国

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ドイツ連邦共和国

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アビトゥア参加校
国際バカロレア資格参加校

フランス共和国

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バカロレア参加校

アメリカ合衆国

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WASC認定校

ブラジル連邦共和国

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各種学校認可校
無認可校

ペルー共和国

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その他

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どちらも一条校でもある。

脚注

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注釈

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(一)^ 

(二)^ 1

(三)^ 11

(四)^ 20194#YCAT︿

出典

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参考文献

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  • 櫛田健児『OBトーク、インターナショナルスクール入門』(扶桑社、2008年9月)

関連項目

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外部リンク

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