大隊

軍隊の部隊編成単位の一つ
大隊長から転送)

2 - 6500 - 600
NATO

(battalion) [1][2]

600

各国の大隊

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第二次世界大戦のころの各国の歩兵大隊は3個歩兵中隊と支援火器を装備する1個火器中隊を本部小隊が指揮する形が一般的だった。 一般的には1個大隊あたり12丁程度の機関銃を保有しており、軽火砲迫撃砲などを装備していた。

大日本帝国陸軍

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歩兵大隊

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231112311126714132412

163










2

2

7123123123123

1365101201

224748011560


  • 大隊長
  • 大隊本部:約120名
  • 中隊(4個):194名
  • 機関銃中隊:約140名、HMG×8または約80名で機関銃4丁
  • 歩兵砲小隊:56名(大隊に歩兵砲小隊を置かず、連隊に歩兵砲中隊を置く場合もあった)

野砲大隊

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  • 大隊長
  • 大隊本部
  • 中隊(3個)
  • 大隊段列(置かない場合もある)

陸上自衛隊

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大隊旗、当該旗は主として2等陸佐が指揮する大隊・隊編成の部隊に授与されているため2本線が入っている。写真は対戦車隊旗

122111

3

195227724805609



231[3]


33

131

21

3323

41



2[4]

アメリカ軍

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第二次世界大戦時の歩兵大隊

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歩兵中隊3個に支援を行う重火器中隊を持っており同年代の日本軍などに比べると大隊レベルで豊富な支援火器を保有していた。

歩兵中隊は小銃3個小隊と火器小隊1個から編成され、火器小隊はM2 60mm 迫撃砲班3個と機関銃分隊2個からなっており、歩兵3個小隊を3門のM2 60mm 迫撃砲が支援するようになっていた。M1 81mm 迫撃砲は、重火器中隊の迫撃砲小隊に6門が配備されていた。

脚注

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注釈

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  1. ^ ただし、第1騎兵師団などの騎兵部隊では「スコードロン」(Squadron) と呼ぶ(「騎兵大隊」と訳されることもある)
  2. ^ 大日本帝国陸軍では大隊以上を「部隊」と呼び、中隊以下を「隊」と呼ぶ。
  3. ^ 1佐(三類)が指定される理由としては、大隊長と駐屯地司令職を兼務するための処置であり、たとえ2佐のままで司令職に就任したとしても通常の1佐と同列の待遇である白台座の帽章1個による車両標識を提示した業務車3号73式小型トラックなどが通勤・移動などに使用され、ほとんどの場合在任中に1佐へ昇任する例が多い
  4. ^ 後方支援連隊隷下の整備大隊においては、運用上の都合により隷下中隊に編成せず大隊直轄で整備小隊や回収小隊などが編成される場合がある他に、10名前後の班編制が大隊直轄として隷下に編成される場合もある

出典

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関連項目

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