室戸岬

高知県室戸市に属し、太平洋に面する岬
室戸岬
岬の南端 右下に中岡慎太郎像
場所 日本の旗 日本
高知県室戸市室戸岬
座標 北緯33度14分39秒 東経134度10分36秒 / 北緯33.2441度 東経134.1768度 / 33.2441; 134.1768
室戸岬の位置(日本内)
室戸岬
室戸岬

地理

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室戸半島

西2m[1]西[2]西709m 19349196136284.5m/s

歴史

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  • 1899年(明治32年)4月1日 : 室戸岬灯台が開設
  • 1920年(大正9年)7月10日 : 室戸岬測候所が開設
  • 1927年(昭和2年) : 日本新八景に海岸部門で選ばれている。
  • 1928年(昭和3年)3月24日 : 「室戸岬亜熱帯性樹林および海岸植物群落」が国の天然記念物に指定
  • 1928年(昭和3年)6月27日 : 「室戸岬」が国の名勝に指定
  • 1934年(昭和9年)9月21日 : 室戸台風、上陸
  • 1961年(昭和36年)9月16日 : 第二室戸台風、室戸岬西岸に上陸
  • 1964年(昭和39年)6月1日:室戸阿南海岸国定公園に指定
  • 2018年(平成30年)6月14日:灌頂ヶ浜から室戸岬灯台の方向を眺めると大地の誕生を実感できる光景が四国八十八景22番に選定

交通

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国道55号沿いにバス停留所が点在する。以下は、室戸岬バス停またはバス停に停車するものを挙げる。

高知龍馬空港高知駅方面への直通便は2007年3月を以って、大阪方面への夜行高速バスは2008年5月を以って廃止された。また、徳島バス、阿佐海岸鉄道のアクセスは1往復のみ(阿佐海岸鉄道に関しては土休日のみ)となっている。

※〈〉はDMVの鉄道区間に位置する鉄道駅

周辺の名所・旧跡・観光スポット

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その知名度の割には、交通の不便さ(フェリー廃止やバスの減便など近年さらに不便になりつつある)もあってあまり俗化されていない。岬にはバス停付近に民宿や土産物屋が数軒並ぶだけであるが、その分混雑や騒音には無縁であり雄大な光景を味わうには絶好の場所である。また、磯釣りや沖合でのイカ釣りも盛んである。

  • 三か所の「恋人の聖地」:室戸岬展望台・標高45m、室戸岬灯台展望台・標高145m、スカイライン山頂展望台(津呂山高岡園地)・標高258.3m

脚注

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注釈

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  1. ^ 室戸岬の看板がこの他以外にも周辺にはいくつかあり記念撮影などができる(2012年1月)

出典

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  1. ^ 白井孝明(2017) 室戸ユネスコ世界ジオパークと室戸岬灯台 地図中心 (日本地図センター)、2017年4月号、p.18-19
  2. ^ 前杢 英明 (2006). “室戸半島の第四紀地殻変動と地震隆起”. 地質学雑誌 112 (Supplement): 17-26. doi:10.5575/geosoc.112.S17. https://doi.org/10.5575/geosoc.112.S17 2018年6月25日閲覧。. 

関連項目

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外部リンク

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