小田城(おだじょう)は、茨城県つくば市にあった日本の城。国の史跡に指定されている。

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小田城
茨城県
小田城跡
小田城跡
城郭構造 平城
築城主 八田知家
築城年 1185年文治元年)
主な城主 小田氏
廃城年 1602年慶長7年)
遺構 曲輪、堀、土塁、櫓台、虎口、桝形
指定文化財 国の史跡
位置 北緯36度9分2秒 東経140度6分39.2秒 / 北緯36.15056度 東経140.110889度 / 36.15056; 140.110889 (小田城)座標: 北緯36度9分2秒 東経140度6分39.2秒 / 北緯36.15056度 東経140.110889度 / 36.15056; 140.110889 (小田城)
地図
小田城の位置(茨城県内)
小田城

小田城

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概要

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1185 



71564[1]1573

121569[2]157031572

71602
 
小田城平面図(古絵図による旧状を復元)

小田城の遺構

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40ha湿湿

調





西西西

小田城廓見取図

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西

小田城平面図

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西西1km700m湿西120m140m西

歴史

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鎌倉時代

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南北朝時代

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神皇正統記起稿之地石碑


室町時代

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戦国時代

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保存整備事業

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1935年昭和10年)6月7日、城跡周辺約21.5haが国の史跡に指定された。

その後、つくば市による保存・整備事業が1983年(昭和59年)の「保存管理計画」を皮切りに始まり、1997年平成9年)から発掘調査が実施されるようになった。これにより、三重の堀や大小の曲輪が東西500m、南北600mに渡って巡らされていたことが判明した。また2004年(平成16年)から本格的な長期間調査を開始、2014年(平成26年)には発掘調査結果を発表[3]2016年(平成28年)4月29日、一旦の発掘調査と整備を終えて中世の小田城の姿を復元した「小田城跡歴史ひろば」として公開される[4]

脚注

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  1. ^ 『小田氏十五代―豪族四百年の興亡-下巻』(1979年)(ふるさと文庫―茨城) [古書]小丸俊雄(著) P56 - 65
  2. ^ 『小田氏十五代―豪族四百年の興亡-下巻』(1979年)(ふるさと文庫―茨城) [古書]小丸俊雄 (著) P72
  3. ^ 新たな防御遺構を確認
  4. ^ 「小田城跡歴史ひろば」開園記念式典

参考資料

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  • 筑波町史
  • 桜村史
  • 『国指定史跡 小田城跡』(つくば市教育委員会生涯学習課文化財係、平成16年7月)

関連項目

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外部リンク

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