小笠原長幹
小笠原忠忱の長男。伯爵。府中小笠原氏30代︵旧小倉藩小笠原家︶。子に小笠原日英。
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経歴
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最後の小倉藩主だった華族の小笠原忠忱伯爵の長男。1897年︵明治30年︶3月、家督を相続する。学習院卒業後、イギリスのケンブリッジ大学に留学。帰国後に宮内省に入り式部官となり、1918年︵大正7年︶7月10日、貴族院議員となる[2]。1920年︵大正9年︶に陸軍省参事官、1922年︵大正11年︶に国勢院総裁、その後、行政制度審議会委員などを歴任する。東京浅草の海禅寺に葬られたが、のちに多磨霊園に改葬。
1927年︵昭和2年︶、小倉藩下屋敷跡に建てられたスペイン風の邸宅︵小笠原伯爵邸、新宿区河田町︶は、東京都選定歴史的建造物第66号に指定され、2002年︵平成14年︶6月、民間によって修復され、結婚披露宴も行われるレストランとして利用されている。
政治に打ち込み伯爵同志会を組織化するなど功績を収める一方、美術︵彫刻︶にも高い能力を発揮。朝倉文夫に師事し、文部省美術展覧会にしばしば入選を果たした[3]。
親族
編集栄典
編集- 位階
- 勲章
- 外国勲章佩用允許
脚注
編集参考文献
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●﹃貴族院要覧︵丙︶﹄昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
●衆議院・参議院編﹃議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑﹄大蔵省印刷局、1990年。
日本の爵位 | ||
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先代 小笠原忠忱 |
伯爵 (小倉)小笠原家第2代 1897年 - 1935年 |
次代 小笠原忠春 |