浄明寺 (能代市)
秋田県能代市にある寺院
浄明寺(じょうみょうじ)は秋田県能代市檜山字檜山町に所在する真宗大谷派の寺院。山号は善城山。
浄明寺 | |
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所在地 | 秋田県能代市檜山字檜山町40番地 |
位置 | 北緯40度10分8.2秒 東経140度6分53秒 / 北緯40.168944度 東経140.11472度座標: 北緯40度10分8.2秒 東経140度6分53秒 / 北緯40.168944度 東経140.11472度 |
山号 | 善城山 |
宗派 | 真宗大谷派 |
法人番号 | 2410005003905 |
檜山安東氏との関係
編集浅利勝頼首塚
編集文化財
編集
山門は安東氏の居城檜山城より移築されたという伝承があり、従前より﹁城下がりの門﹂と呼ばれていた。切妻造の一間薬医門で、屋根は当初こけら葺であったという。現在は鉄葺である。1995年︵平成7年︶に解体保存修理工事がおこなわれ、その際、部材より﹁寛永11年﹂︵1634年︶の墨書銘が発見され、江戸時代前半の建立であることが判明した。しかし、建造年代の判明した門としては東北地方でも古いものに属し、桃山様式を残す薬医門として貴重な遺構である。1987年︵昭和62年︶3月17日、県の有形文化財に指定されている。
他に能代市の文化財指定を受けている資料が4件ある。
- 聖徳太子御影
- 教如上人寿像
- 秋田実季書状
- 黄瀬戸菊皿3点(檜山城跡出土)
本尊
編集慶長11年(1606年)、五世浄法の安置。像高60cm、伝安阿弥作。
住職
編集- 秋田篤(第二十三世)
アクセス
編集参考文献
編集- 「浄明寺山門」秋田県教育委員会編『秋田の有形文化財』19頁、無明舎出版、2001.12、ISBN 4-89544-295-0
- 「浄明寺山門」秋田県教育委員会編『秋田県の文化財』348頁、秋田県教育委員会、1989.3
- 「浄明寺」秋田魁新報社出版部編『秋田のお寺』231頁、秋田魁新報社、1997.5、ISBN 4-87020-167-4