渡辺 茂夫(わたなべ しげお、1941年6月26日 - 1999年8月13日)は少年時代に戦後復興期の日本で活躍したヴァイオリニスト。いわゆる伝説的な音楽的神童のひとり。

生い立ち

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東京生まれ。音楽家一家に生まれ、茂夫の生母・鈴木満枝はヴァイオリニストだった。4歳より、母方の叔父の渡辺季彦(1909〜2012)が経営する音楽教室(渡辺ヴァイオリン・スタジオ)でヴァイオリンを学び始める。その翌年、両親の離婚にともない、そのまま渡辺家の養子となった。

天才少年の誕生

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渡米

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輝かしい未来

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最後の栄光

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青春の終わり・悲劇の幕切れ

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再評価

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演奏の特徴

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 (1909 - 2012610[2]) 

ディスコグラフィ

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  • 神童 <幻のヴァイオリニスト> (東芝EMI / 1996年7月24日)
  • 続・神童 (東芝EMI / 1996年11月20日)
  • 世紀の巨匠ジャパン・ライブ・シリーズ: マルコム・サージェント (東芝EMI / 1996年2月21日)
※渡辺茂夫の演奏は2曲目の「ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.35」のみ

脚注

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  1. ^ a b c 「『百年に一人』バイオリニスト・渡辺茂夫さん:悲劇の神童永遠に」『毎日新聞』、2009年12月16日、13版、27面。
  2. ^ 訃報:渡辺季彦さん103歳=バイオリン教師 毎日新聞 2012年6月11日閲覧

参考文献

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外部リンク

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