石垣の積み方

主に戦国時代の石垣工法と種類について解説する
算木積みから転送)

石垣の積み方(いしがきのつみかた)では、主に戦国時代以降の日本寺院城郭建築技術である石垣の工法と種類について解説する。

近世の城石垣(江戸城)

概要

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[1][2]151610[3][4]


構造

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[2]

︿[2][1]

[1]

強度・耐震性

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西西600[5][6][7][8][9][10]使[11]

分類

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石の加工程度による分類

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3[1][2]

野面積み(のづらづみ)

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16

打込み接ぎ(うちこみはぎ)

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切込み接ぎ(きりこみはぎ)

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51600[1]


野面積み(松坂城 三重県)
  • 打込み接ぎ(津山城 岡山県
  • 切込み接ぎ(江戸城 東京都
  • 石垣の排水機構の例(松山城 愛媛県 本壇の土塀石落としの左下辺り)
  • 積み方による分類

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    石垣の積み方は、布積と乱積の2つに大きく分けられる[1]。石垣最上部の天端(てんば)が垂直になった箇所を雨落とし(あめおとし)といい、その下に反りがあるものを「寺勾配」、雨落としが浅い・無いものを「宮勾配・扇の勾配」という。

    布積み(ぬのづみ)

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    [2]

    乱積み(らんづみ)

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    [2]

    使

    巻石垣

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    石垣が孕んで(脹らんで)崩落する事を防止するために既存の石垣の前面に築いて補強する石垣。現存する城跡もあるが中でも鳥取城天球丸の巻石垣は球面になっており現時点で確認されている唯一の球面石垣である[12][13][14][15]

    外観による分類

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    算木積み(さんぎづみ)

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    101605[1]

    谷積み(たにづみ)

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    1800[1]使

    亀甲積み(きっこうづみ)

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    玉石積み(たまいしづみ)

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    玉石を用いた積み方。頑丈でないため石垣を高くすることはできない。

    笑い積み(わらいづみ)

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    大石の周りに比較的小さな石を積む積み方。

    脚注

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    出典

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    (一)^ abcdefgh2005

    (二)^ abcdef西調2008

    (三)^ JR西調122005

    (四)^  19866

    (五)^ 8002000

    (六)^ 西20081119

    (七)^ 20081125

    (八)^ !西IT2008318

    (九)^ 西BP20081119

    (十)^ 

    (11)^ 沿  

    (12)^ 

    (13)^ 

    (14)^ 

    (15)^  

    関連項目

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    外部リンク

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