自由律俳句

五・七・五に縛られずに作られる俳句

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歴史

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1990WEBKoubo稿TBS

作品例

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  • 弟を裏切る兄それが私である師走(河東碧梧桐
  • 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ(同)
  • まっすぐな道でさみしい(種田山頭火
  • 分け入つても分け入つても青い山(同)
  • うしろすがたのしぐれてゆくか(同)
  • どうしようもない私が歩いている(同)
  • たんぽぽたんぽぽ砂浜に春が目を開く(荻原井泉水
  • 棹さして月のただ中(同)
  • 咳をしても一人(尾崎放哉
  • 墓のうらに廻る(同)
  • いれものがない両手でうける(同)
  • こんなよい月を一人で見て寝る(同)
  • 草も月夜(青木此君楼
  • 光水の上にある(同)
  • 橋をよろこんで渡つてしまふ秋の日(中塚一碧楼
  • 病めば蒲団のそと冬海の青きを覚え(同)
  • シャツ雑草にぶっかけておく(栗林一石路
  • こういう思想をもって黄ばんだ街路樹を仰いでいる(同)
  • 陽へ病む(大橋裸木
  • 蛙の声の満月(同)
  • 横になって夕立に逃げられちゃった(同)
  • うごけば、寒い(橋本夢道
  • 無礼なる妻よ毎日馬鹿げたものを食わしむ(同)
  • 妻よおまえはなぜこんなにかわいんだろうね(同)
  • ずぶぬれて犬ころ(住宅顕信
  • 夜が淋しくて誰かが笑いはじめた(同)
  • 座った分だけ高くなる空(せきしろ[13]
  • 1+1=1(堀田季何

脚注

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(一)^ abcd  280-281

(二)^ abcd  196

(三)^   348

(四)^ 157166

(五)^ 70

(六)^ 77

(七)^ 128

(八)^ 102-105

(九)^   210

(十)^ 殿駿290

(11)^ 233

(12)^ 235-237

(13)^ MAGAZINE, P+D (201782).  | P+D MAGAZINE. pdmagazine.jp. 2020331

参考文献

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参照文献

関連文献

  • 西垣卍禅子 『新俳句講座第一巻 自由律俳句文学史』 新俳句社、1960年
  • 上田都史 『自由律俳句文学史』 永田書房、1975年
  • 永田竜太郎 『自由律俳句作品史』 永田書房、1979年

関連項目

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