西域
西域 | |||||||||||||||||||||
中国語 | |||||||||||||||||||||
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中国語 | 西域 | ||||||||||||||||||||
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朝鮮語 | |||||||||||||||||||||
ハングル | 서역 | ||||||||||||||||||||
漢字 | 西域 | ||||||||||||||||||||
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地理
編集歴史
編集張騫以前の西域
編集張騫の西域訪問
編集烏孫との同盟
編集楼蘭・姑師を服属
編集2度の大宛討伐
編集五将軍による匈奴征伐
編集西域都護の設置
編集神爵3年(前59年)、匈奴の日逐王が握衍朐鞮単于(在位:前60年 - 前58年)に叛き、衆を率いて漢に来降したので、護鄯善以西使者の鄭吉はこれを迎えた。漢は日逐王を封じて帰徳侯とし、鄭吉を安遠侯とした。また漢はここで初めて西域都護を設置し、鄭吉にそれを担当させた。 [7]
新の時代
編集天鳳2年(15年)、新の王莽(在位:8年 - 23年)は五威将の王駿・西域都護の李崇を派遣して戊己校尉の郭欽を率いさせて西域に出兵させた。西域諸国は皆郊外で出迎え、兵士に穀を送ったが、焉耆国が詐降して兵を集めて自衛したので、王駿らは莎車国・亀茲国の兵7千余人を率いて、数部に分かれて焉耆国に入った。焉耆国は伏兵で王駿らを遮り、姑墨国・尉犁国・危須国の兵も寝返ったので、共に王駿らを襲撃し、皆殺しにした。戊己校尉の郭欽は別に兵を率いており、後で焉耆国に至ったため、焉耆国の兵がまだ還ってこないうちに、郭欽はその老弱を攻撃して殺し、帰還した。王莽は郭欽を封じて剼胡子とした。西域都護の李崇は余士を収めて、亀茲国を維持して帰還した。数年後、王莽が死に、李崇も没すると、中国と西域の国交は途絶えてしまう。 [7]
後漢の時代と莎車王賢
編集莎車王賢の死後
編集班超の西域平定
編集甘英の西方見聞
編集永元9年(97年)、西域都護の班超は遥か西方にあるという大秦国(ローマ帝国)と国交を結ぶため、掾(えん:副官)の甘英を西方へ派遣した。甘英は安息国(パルティア)を経てその所領である條支国(シリア)に到着し、中国人で初めて西海(地中海)沿岸へ到達したとされている。甘英はそのまま海を渡って大秦国を目指そうとしていたが、地元の船乗りに危険だと言われてそこから引き返してしまった。以上は通説であるが、甘英は、遂に王都に至らなかった文明国安息国に派遣されたと推定される。当時、シリアは安息国の敵国ロ-マ帝国の準州で、ローマ兵数万が常駐していたので、條支国に相応しくないと見える。一方、アルメニア王国は安息国近隣の同盟国である。 [12]
三国時代とカローシュティー文字の時代
編集西晋と五胡十六国時代
編集北朝の時代
編集突厥の支配下と隋代
編集唐の西域支配
編集阿史那賀魯討伐
編集吐蕃の侵攻
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宗教
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脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g シルクロード検定実行委員会 編『読む事典シルクロードの世界』NHK出版、2019年2月、301頁。ISBN 9784140817742。
- ^ 和田清、榎一雄、護雅夫
- ^ a b 『史記』大宛列伝
- ^ 岩村 2007,p79 - 83
- ^ 赤松 2005,p26 - 28
- ^ 岩村 2007,p83 - 84
- ^ a b c d 『漢書』西域伝
- ^ 岩村 2007,p84
- ^ 赤松 2005,p52
- ^ 岩村 2007,p84 - 86
- ^ 『漢書』匈奴伝
- ^ a b c d 『後漢書』西域伝
- ^ 『魏略』西戎伝
- ^ 赤松 2005,p187 - 219
- ^ a b 『晋書』四夷伝
- ^ a b 『魏書』西域
- ^ 『北史』西域
- ^ 『隋書』西域
- ^ a b 『旧唐書』西戎
- ^ a b 『新唐書』西域上下
参考文献
編集- 『史記』(大宛列伝)
- 『漢書』(西域伝)
- 『後漢書』(西域伝)
- 『魏略』(西戎伝)
- 『晋書』(四夷伝)
- 『魏書』(第九十 西域)
- 『北史』(列伝第八十五 西域)
- 『隋書』(列伝第四十八 西域)
- 『旧唐書』(列伝第一百四十八 西戎)
- 『新唐書』(列伝第一百四十六上下 西域上下)
- 玄奘『大唐西域記』
- ストラボン(訳:飯尾都人)『ギリシア・ローマ世界地誌Ⅱ』(龍溪書舎、1994年、ISBN 4844783777)
- 岩村忍『文明の十字路=中央アジアの歴史』(講談社、2007年、ISBN 9784061598034)
- 赤松明彦『楼蘭王国 ロプ・ノール湖畔の四千年』(中公新書、2005年、ISBN 4121018230)