西脇市駅
兵庫県西脇市にある西日本旅客鉄道の駅
西脇市駅(にしわきしえき)は、兵庫県西脇市野村町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)加古川線の駅[1]。
西脇市駅[* 1] | |
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![]() 駅舎(2007年2月) | |
にしわきし Nishiwakishi | |
◄滝 (2.8 km) (1.1 km) 新西脇► | |
![]() | |
所在地 |
兵庫県西脇市野村町962[1] 北緯34度58分19.43秒 東経134度58分8.64秒 / 北緯34.9720639度 東経134.9690667度座標: 北緯34度58分19.43秒 東経134度58分8.64秒 / 北緯34.9720639度 東経134.9690667度 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 |
![]() |
キロ程 | 31.2[1] km(加古川起点) |
電報略号 | ワキ |
駅構造 | 地上駅[1] |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
696人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)10月22日[2] |
備考 | 直営駅 |
野村駅 | |
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![]() 野村駅当時の駅舎(1986年12月) | |
のむら Nomura | |
(1.6 km) 西脇► | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 鍛冶屋線 |
キロ程 | 0.0 km(野村起点) |
開業年月日 | 1913年(大正2年)10月22日[3] |
廃止年月日 | 1990年(平成2年)4月1日[3] |
歴史 編集
1990年︵平成2年︶3月31日までは鍛冶屋線の起点であり、その当時は野村駅︵のむらえき︶を名乗っていた。西脇市街へは、当駅から鍛冶屋線で一駅進んだ西脇駅の方が近かったが、同路線の廃止に伴い当駅が代わって﹁西脇﹂を駅名に冠するようになった[1]。
年表 編集
●1913年︵大正2年︶10月22日‥播州鉄道の滝停留場︵現在の滝駅︶ - 西脇駅間に野村駅︵のむらえき︶として新設開業[2]。一般駅[4]。 ●1923年︵大正12年︶12月21日‥路線譲渡により播丹鉄道の駅となる[5]。 ●1924年︵大正13年︶12月27日‥当駅から分岐する形で谷川駅まで路線を延長[6]。 ●1943年︵昭和18年︶6月1日‥播丹鉄道の国有化により、鉄道省加古川線・鍛冶屋線の駅となる[7]。 ●1962年︵昭和37年︶9月1日‥貨物の取扱を廃止︵旅客駅となる︶[2]。 ●1973年︵昭和48年︶10月1日‥荷物の取扱いを廃止[2]。 ●1987年︵昭和62年︶4月1日‥国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となる[2]。 ●1990年︵平成2年︶ ●4月1日‥鍛冶屋線廃止により加古川線単独駅となる[3]。同時に西脇市駅に改称[2]。 ●6月1日‥加古川鉄道部発足により、その管轄となる。 ●2009年︵平成21年︶7月1日‥加古川鉄道部解体[8]に伴う組織変更により、ジェイアール西日本交通サービス︵現在のJR西日本交通サービス︶による業務委託駅となる。同時に神戸支社直轄へ変更され、加古川駅による被管理駅となる[9]。 ●2013年︵平成25年︶9月16日‥当駅の3番線に夜間停泊していた車両が、駅から南へ1.9キロメートル程無人の状態で逸走した。事故当時は台風18号の影響で強風が発生しており、何らかの理由で手歯止めが外れたのが原因とみられている。 ●2016年︵平成28年︶3月26日‥ICカード﹁ICOCA﹂の利用が可能となる[10]。ICカード専用簡易改札機で対応。 ●2022年︵令和4年︶ ●3月11日‥みどりの窓口営業終了[11]。 ●3月12日‥みどりの券売機稼働開始[11]。 ●4月1日‥駅業務を再直営化[要出典]。駅構造 編集
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を持つ地上駅になっている[1]。 加古川駅が管理する直営駅で、みどりの券売機が設置されている。 多くの駅では駅舎側が1番のりばとなっているが、当駅では逆に駅舎の反対側から番号が振られている。日中は加古川方面の列車が3番のりば、谷川方面の列車が1番のりばに発着しているため、同一平面上での乗り換えは基本的に行わない。 車庫がある厄神駅と同様、列車の夜間滞泊が行われる駅である。 2021年3月現在、ICOCAを含む交通系ICカードは当駅までがエリアとなっており、谷川方面への利用はできない。のりば 編集
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | 加古川線 | 下り | 谷川方面[12] | |
2 | 上り | 粟生・加古川方面[12] | 一部列車のみ | |
3 |
-
ホーム(2013年3月)
利用状況 編集
「兵庫県統計書[13]」によると、2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は696人である[14]。
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 749 |
2001年 | 757 |
2002年 | 719 |
2003年 | 694 |
2004年 | 671 |
2005年 | 655 |
2006年 | 644 |
2007年 | 641 |
2008年 | 631 |
2009年 | 627 |
2010年 | 648 |
2011年 | 679 |
2012年 | 696 |
2013年 | 712 |
2014年 | 735 |
2015年 | 782 |
2016年 | 779 |
2017年 | 781 |
2018年 | 797 |
2019年 | 822 |
2020年 | 682 |
2021年 | 696 |
駅周辺 編集
駅前にはやや小さな駅前広場があり、タクシーの待ち合いが設けられている。当駅は市街の南外れに位置する。
- 西脇野村郵便局
- 西脇郵便局
- 野村公園
- 野村町公民館
- 西脇警察署野村交番
- みのり農業協同組合(JAみのり)重春支店
- 八坂神社
- 兵庫県立西脇工業高等学校
- 西脇市立西脇南中学校
- 西脇市立重春小学校
- しばざくら幼稚園
- 国道175号(西脇バイパス)
- 西脇市地方卸売市場
バス路線 編集
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/62/Nogiku_Bus.jpg/220px-Nogiku_Bus.jpg)
その他 編集
●1980年代はじめにたのきんトリオ︵田原俊彦・野村義男・近藤真彦︶がブームになったとき、当時野村駅を名乗っていた当駅と北条線︵現在の北条鉄道︶田原駅の存在が話題になったことがあった[15]。 ●当駅の駅スタンプの他に、社町駅・滝野駅・滝駅・比延駅・日本へそ公園駅・黒田庄駅・本黒田駅・船町口駅・久下村駅の駅スタンプも当駅で管理されている。ただし、山と渓谷社発行の﹁スタンプで巡る鉄道の旅JR西日本約550駅﹂には収録されていない。隣の駅 編集
西日本旅客鉄道︵JR西日本︶![I](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/63/JRW_kinki-I.svg/17px-JRW_kinki-I.svg.png)
かつて存在した路線 編集
西日本旅客鉄道︵JR西日本︶ 鍛冶屋線 野村駅 - 西脇駅脚注 編集
(一)^ abcdefg﹃兵庫の鉄道全駅JR・三セク﹄神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、211頁。ISBN 9784343006028。
(二)^ abcdef石野 1998, p. 241.
(三)^ abc石野 1998, p. 244.
(四)^ ﹁軽便鉄道停車場設置﹂﹃官報﹄1913年10月27日︵国立国会図書館デジタルコレクション︶
(五)^ ﹃鉄道省鉄道統計資料. 大正12年度﹄︵国立国会図書館近代デジタルライブラリー︶
(六)^ ﹁地方鉄道運輸開始﹂﹃官報﹄1925年1月15日︵国立国会図書館デジタルコレクション︶
(七)^ ﹁鉄道省告示第120号﹂﹃官報﹄1943年5月25日︵国立国会図書館デジタルコレクション︶
(八)^ 加古川鉄道部組織改正について︵インターネット・アーカイブ︶- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2009年6月19日
(九)^ “加古川鉄道部を7月1日付廃止JR西日本神戸支社”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年6月25日)
(十)^ ﹃平成28年春ダイヤ改正について﹄︵プレスリリース︶西日本旅客鉄道、2015年12月18日。2016年3月26日閲覧。
(11)^ abJTB時刻表2022年3月号
(12)^ ab“西脇市駅|時刻表”. 西日本旅客鉄道. 2022年9月25日閲覧。
(13)^ 兵庫県統計書
(14)^ 兵庫県統計書令和元年版
(15)^ ﹃兵庫の鉄道全駅JR・三セク﹄神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、221頁。ISBN 9784343006028。
参考文献 編集
- 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6。
関連項目 編集
外部リンク 編集
- 西脇市駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道