隼人の楯

奈良の平城宮で発見された、在京隼人が使用した楯。

隼人の楯(はやとのたて)は、奈良県奈良市平城宮跡より出土した、古代在京隼人が使用した8世紀前半頃の木製の。『延喜式』に見える「隼人楯」の記述と合致する特徴を備えた奈良時代考古資料である。

隼人の楯

概要

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[1][2]7116827[3]80120805246[4]

楯の発見

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楯は1963年昭和38年)、平城宮跡の第14次発掘調査6ADH地区(宮城跡南西隅)で検出された井戸遺構(SE1230)から、枠板に転用された状態で計16枚みつかった[5](15枚とする資料もある[6])。

特徴

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1152.2cm48.0cm2.6cm使[6]

S沿


延喜式の隼人楯

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19275

28:150cm54cm3cm竿330cm

28:

180190使使[7][8]S

SS[7][9][10]

シンボルマーク

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奈良文化財研究所は、隼人の楯のデザインをシンボルマークとしている[11]

文化財

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:[12]

脚注

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  1. ^ 永山 2009, pp. 40–41.
  2. ^ 宮崎県立西都原考古博物館 2016, p. 13.
  3. ^ 中村 1993, pp. 29–102.
  4. ^ 宮崎県立西都原考古博物館 2016, p. 20.
  5. ^ 奈良国立文化財研究所 1978, p. 62.
  6. ^ a b 奈良国立文化財研究所 1985, pp. 28–29.
  7. ^ a b 中村 1998, p. 304.
  8. ^ 竹森 2015, pp. 77–78.
  9. ^ 竹森 2015, pp. 79.
  10. ^ 宮崎県立西都原考古博物館 2016, p. 24.
  11. ^ 奈良県. “「隼人の楯」”. 奈良文化財研究所. 2019年9月20日閲覧。
  12. ^ 京田辺市. “「月読神社と隼人舞」”. 京田辺市. 2019年9月20日閲覧。

参考文献

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調934197833162 

27198533028-29NCID BN0093657X 

--1993129-102ISBN 978-4626014757 

1998ISBN 4872941012 

200910ISBN 978-4886214973 

調27鹿201573-85ISSN 0913-784XNAID 40020495747 

西28西201671624 NCID BB21763511 

関連項目

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外部リンク

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