雙栗神社
京都府久世郡久御山町にある神社
雙栗神社(さぐりじんじゃ)は、京都府久世郡久御山町にある神社。式内社で、旧社格は郷社。
雙栗神社 | |
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![]() 境内入口 | |
所在地 | 京都府久世郡久御山町佐山双栗55 |
位置 | 北緯34度52分34.4秒 東経135度45分27.2秒 / 北緯34.876222度 東経135.757556度座標: 北緯34度52分34.4秒 東経135度45分27.2秒 / 北緯34.876222度 東経135.757556度 |
主祭神 | 天照大御神 |
社格等 |
式内社(小) 旧郷社 |
本殿の様式 | 三間社流造 |
別名 | 椏本一品八幡宮(旧称) |
地図 |
祭神
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祭神は次の七柱。
●天照大神︵あまてらすおおみかみ︶
﹃日本書紀﹄では﹁天照大神﹂、﹃古事記﹄では﹁天照大御神﹂と表される。日本神話に登場する神。天岩戸の戸隠れで有名である。
●素盞嗚命︵すさのおのみこと︶
﹃日本書紀﹄では﹁素戔嗚尊﹂、﹁素戔男尊﹂、﹃古事記﹄では﹁建速須佐之男命﹂︵たけはやすさのおのみこと︶と表される。こちらも日本神話に登場する神である。
●事代主命︵ことしろぬし︶
日本神話に登場する神。大国主の子とされる。
●応神天皇︵おうじんてんのう︶
﹃日本書紀﹄では﹁譽田天皇﹂︵ほむたのすめらみこと︶、﹃古事記﹄では﹁品陀和氣命﹂︵ほむだわけのみこと︶と表される。4世紀末から5世紀初頭に実在した可能性が高い天皇とされている。
●比咩大神︵ひめがみ︶
●仁徳天皇︵にんとくてんのう︶
●神功皇后︵じんぐうこうごう︶
歴史
編集境内
編集本殿
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雙栗神社の本殿の規模と形式は、石清水八幡宮の分霊を祀ることから三間社︵正面の柱間が三間の本殿︶流造に造られている。社伝によれば、本殿の建立年については、室町時代末期の1494年︵明応3年︶頃と考えられている。屋根は檜皮葺︵ひわだぶき︶で、正面に向拝を付けている。
本殿の斗供間には向かって左に﹁花と鳥﹂、右に﹁紅葉と鹿﹂を彫刻した蟇股︵かえるまた︶がある。また、脇障子の上部には﹁りすとぶどう﹂をあしらった精巧な彫刻をほどこしている。本殿は、昭和55年~56年にかけて彩色の塗替えと屋根の葺替が行われた。
雙栗神社のクスノキ
編集文化財
編集重要文化財(国指定)
編集- 雙栗神社本殿[1]
登録有形文化財(国登録)
編集- 雙栗神社拝殿、本殿門、玉垣、石鳥居(建造物) - 2014年(平成26年)4月国登録
久御山町指定天然記念物
編集- 雙栗神社のクスノキ
現地情報
編集- 所在地
- 交通アクセス
- 最寄バス停:京阪バス・京阪宇治交通バス バス停「久御山団地口」下車後、北へ徒歩約2分
脚注
編集出典
編集- ^ a b c 久御山町ホームページ・雙栗神社2018年6月2日 閲覧
- ^ 京都の自然200選 雙栗神社(さぐりじんじゃ)の「クスノキ」 - 京都府2018年6月2日 閲覧