: Discrete signal: Discrete-time signalsample


表記

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離散時間信号であることを強調する場合、整数   を用いて次のように表記される[1]

  •   : 連続時間信号   と同じ時間軸で周期   ごとに値が定義(標本化
  •   : 配列ライク(nはインデックス = 整数 = 離散的)[2]
  •   : 系列ライク(nはインデックス = 整数 = 離散的)

周期性

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 周期関数であるすなわち   が成立するとき、1サンプルあたりの位相変化量  正規化角周波数という。「正規化」は連続時間信号との対比を強調したものであり、1サンプル = 標本化周期   秒の関係から(非正規化)角周波数   との間に

 

の関係が成立する。

連続時間と離散時間の対応

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デジタル信号

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デジタル信号は、離散的な振幅のみを有する離散時間信号、すなわち、離散時間離散振幅信号。それは量子化された離散信号から得る。

脚注

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  1. ^ "離散時間信号の記述として,整数 n を用いた以下の表記がよく用いられる....   ...  " . 越田. (2008). ディジタル信号処理の基礎理論. 電子情報通信学会『知識の森』.
  2. ^ "離散時間信号を ...   ... てな風に書くことが多い" 鏡. (2016). 離散時間信号. やる夫で学ぶディジタル信号処理. 東北大学 大学院情報科学研究科.

関連項目

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