青年自由党(せいねんじゆうとう、英語訳: Youth Liberal Party)は、東日本ハウス(現・日本ハウスホールディングス)創業者で元社長・中村功が党首を務めた保守政治団体。現在は任意団体となっている。1994年3月17日に結党。

党史

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党の綱領

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基本政策

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  • 二十一世紀に向けて新憲法の制定を
  • 謝罪外交から誇りある国益外交へ
  • 正しい歴史と偉人伝を教科書に
  • 「緑の十字軍」の創設を
  • 中小企業税制の構造改革を

以上は1998年の第18回参議院議員選挙にむけて掲げられた政策だが、1994年3月の結党時には、

  • 政治に真の競争原理を導入するため、議員の世襲禁止
  • 官公庁のムダ遣い是正を要求する
  • 在日留学生への「奨学金」制度の確立をはかる
  • 豊かな高齢者社会のために老人ホームにかわる「親孝行奨励金」制度の創設をめざす

といった政策も掲げられていた。

選挙

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  • 1995年の第17回参院選で、「正義と勇気」をスローガンに比例区で10名を擁立するが全員落選。
  • 1996年の第41回総選挙で、1名の公認候補と中村力を含む党関係者数名が無所属で立候補するが全員落選。
  • 1997年の東京都議選で、10名を公認候補として擁立するが全員落選。
  • 1998年の第18回参院選で、「中小企業と日本のために」をスローガンに比例区で5名、選挙区で公認12名推薦1名を擁立するが全員落選。
  • 1999年の統一地方選挙では、公認・推薦を合わせて55名を擁立し14名が当選。
  • これ以降、数ヵ所の市会議員選挙に候補を擁立したが当選者を出すことはなく、党としての活動は実質的に停止するが、他党に移籍したり無所属として活動し、地方議員や首長になった者も複数いる。

党員

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党名に青年を冠するが、その精神を大事にするという意味で、入党に年齢制限は無かった。これはマッツィーニの「青年イタリア」やオスマン帝国末期の「青年トルコ党」あやかったもの。また保守政党を標榜する一方で、保守という言葉があいまいになっているとして、自分達の立場を「日本人派」あるいは「日本派」と呼んでいた。

党費は年1万円。党員になると、党のシンボルマーク模ったバッヂ、党員証、党名が書かれたプレートがもらえた。

立候補歴のある人物(国政のみ)

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参考資料

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  • 中村功「非エリートがエリートに勝つ日」
  • 板垣英憲「21世紀のパワーエリートたち松下政経塾のリーダー論」